会長の”三行日記”

2014.10.14

ぬまづ港BAR No.2631

 3連休の最終日、列島は台風情報一色でした。NHKのテレビ番組など、朝からずっとこの情報を流しっぱなしで、予定されていた番組を全てキャンセルするほどでした。でも18号に比べたら被害は少なかったのではないでしょうか。それにしても右旋回してなぜこんなに日本列島の方に向かって来るのでしょうか。憎っくき台風です。

そんな台風が来る前のこと、3連休の初日に「ぬまづ港BAR」というイベントに初参加しました。参加といってもただ飲み食いするだけですが、家内と二人、5軒ぐらいハシゴしたのですが結構楽しめたものです。

このBAR(バル)というのは元々、晩ごはんの遅いスペインなどでバルにいき軽食を食べる習慣があるそうで、そうしたお酒を飲みながら軽食をつまむという習慣を、商店街の活性化のためにイベントとして取り入れているものです。

このぬまづ港BARももう何年か前から始まっているイベントですが、沼津港にあるお店43店舗に加え、今回から駅に近いあげつち商店街9店舗も加わり、全部で52店が加盟して参加してくれています。日頃から休日になると県外者で賑わう沼津港ですから、3連休の初日、大勢の人々が押しかけていました。

私たちも予めネットで前売り券を予約していた関係で、当日は4000円のところ3500円となり、5枚綴りのチケットを本部で渡してくれました。つまりBAR加盟のお店の予め決められたBARメニュ-なら、一人5軒まで飲食できるのです。

最初に訪れた「さかなや日本一」は、3種類の日本酒利き酒ができるという案内につられて入りました。つまみも串揚げ5本セットがついており、ほどほどに満足できるものです。ここで商工会議所の知り合いとも隣り合わせたり、またBARの常連客みたいな女性の二人連れともいろいろと話が弾みました。

イベントではこうした予期せぬ効果があるものです。聞くと日本酒の利き酒等、近隣で開かれている日本酒のイベントには結構出かけているみたいです。そしてここがもう3~4軒目というものですから、他のお店の情報も仕入れてこのお店をあとにしました。

次に入ったのが「なな輝」というところで、ここは生ビ-ルと金目鯛の煮つけ、そして3軒目は「さすよ亭」で海鮮カルパッチョと生ビ-ルもしくは焼酎割というメニュ-です。生ビ-ルも1杯飲めば結構、腹が膨れるのでここでは焼酎の水割りにしました。

ここでも隣り合わせた富士から来たというご夫婦とも話が弾み、各店の情報交換をしました。メニュ-の海鮮カルパッチョはおいしかったものの、私たちのガラスの盛り皿は良かったのですが、お隣のご夫婦のそれは和風の皿でしたので、同じ料理ながら何となく気の毒に思えたものでした。

そして4軒目は「鮨庵さいとう」です。ここのお寿司は一度食べてみたいと思っていましたので、初めも少し覗いたところやはり大勢待っていた行列で一度はあきらめかけたのですが、再度覗いてみると待ってはいるものの、そんなでもなかったので列に並んだのです。

お寿司が4巻と飲み物というメニュ-でしたが、やはり評判通りおいしかったですね。こうしてお腹いっぱいとなりましたので最後の「うなぎ処京丸」はおみやげにしてもらい、帰途についたのです。こうした初めてのぬまづ港BARという食べ歩きでしたが、それなりに満足したものです。今度は来年の5月開催です。是非一度お出掛けになったらどうでしょうか。