社長の三行日記

2014.01.30

暖房ゼロ生活 No.2520

 暖房ゼロ生活を実践している方の手記が面白かったので、ちょっと紹介させていただきます。一部省略している箇所もありますがご了承下さい。

列島はいま、震災後初の原発ゼロの冬。私にとっては節電を機に「暖房ゼロ生活を始めて3度目の冬である。エアコンをつけないのはもちろんコタツも電気毛布もない。知人には「凍死するよ」と心配され、離れて暮らす親も気が気ではないようだ。

もともと、寒さはめっぽう苦手である。子どものころ冷たい布団に入るとガタガタ震えて眠れず、電気毛布が売り出されたときは何と偉大な発明かと心から感動した。夏はめったにつけないエアコンも冬はぜいたくに使い、温風に豊かさをかみしめていた。

だから今の生活は自分でも信じられない。案外あっさりと、寒さをしのぐ方法をみつけてしまったのだ。秘密兵器は「湯たんぽ」である。太ももの上に置き、大きいひざ掛けをかける。これだけで十分暖かい。寝る前には湯たんぽを布団の腰の位置に入れておき、布団に入るとき足元に移す。

朝までぬくぬくだ。電気毛布よりずっと前に、人類はこんな偉大な発明をしていたのである。部屋は冷たい。息が白いこともある。不思議なのは、こんな暮らしを始めてから、あれほど苦手だった寒さがむしろ気にならなくなったことだ。

暖房に頼っていたころ、寒さは全面的に排除すべき敵であった。暖房をやめると、その敵と共存しなくてはいけない。敵の中になんとか「よいところ」を見つけるしかなく、それはたとえば、こんなことだ。

寒い外から首をすくめて帰宅すると、誰もいない家でも少しだけ暖かい。この小さな幸せを胸に台所へ向かい、湯を沸かす。火と蒸気でまた少し暖かくなる。スズのチロリに日本酒を満たし、湯で燗をつける。十分熱くなったところでぽってりとした猪口(ちょこ)に注ぎ、そっと口をつける。

このうまさといったら!暖房の利いた部屋で、これほどの幸福は味わえまい。私たちは経済成長とともに「ある」幸せを求めてきた。金がある。電気がある。暖房がある。ああ幸せ!それに慣れると「ない」ことを恐れるようになる。でも「ない」中にも小さな幸せは無限に隠れているのだ。

なるほどと結構、考えさせられることです。当たり前のように備えられているものを、いったん切り離してみると新たな発見があるということです。私も眠るときは暖房のない部屋で、用意していただいた湯たんぽを布団の中に入れて眠ります。

そして冷たい布団の中に一歩、足を踏み入れた途端、作者ではないのですが、何とも言えない至福の気持ちになるわけです。この湯たんぽなどは、まさに日本文化が生み出した偉大な発明品とも言えるのではないでしょうか。それにしても今年の冬は寒いですね。

2014.01.29

東京家族 No.2519

 日曜日の夜、テレビでやっていた映画「東京家族」を観ました。眠い目をこすりながら眺めていたのですが、3時間ぐらいに及ぶ長い映画の途中からは、いつの間にか惹きこまれていた自分がいました。

家族の愛を扱った映画ですが、かつての巨匠・小津安二郎監督の撮った「東京物語」のリメイク版として、フ-テンの寅さんで知られた山田洋次監督が作ったものです。

あらすじとしては、瀬戸内に二人だけで住む老夫婦が息子や娘の生活する東京に、しばしの間やってくるのですが、それぞれの生活に振り回されている子どもたちから受ける、悲喜こもごもの物語です。

その子どもたちとは個人医院を営む医者の長男や、美容院を開業している長女、そして舞台美術見習い中の次男の三人なのですが、比較的豊かな生活を送っている前記の二人に比べ、小さな時から父親にあまり相手にされず、今もどちらかと言えば貧しい生活を送る次男にだけ、東京での両親が少し心のよりどころを見つけるというものです。

次男に扮するのはイケメン俳優の妻夫木聡さんで、この恋人役が蒼井優さんです。役柄もありますが、この蒼井優さんの演技がとても良かったですね。正直な性格で、両親の話にもしっかりと耳を傾ける彼女の素直さに、吉行和子さん扮する母親がとても好印象を抱くのです。

そして間もなく病に倒れ、亡くなってしまうのですが、後日、亡き骸と共に父親が帰っていく故郷に、この二人が同行していくのです。そして葬式が終わったある日、彼女に父親がこんな言葉を投げ掛けていました。「あなたは本当にいい人ですね。息子のことをいつまでもよろしくお願いします

このようにどこでもあるような日常的な話なのですが、山田洋次さんなりの家族の愛を描いています。そこには経済的な豊かさより心の豊かさの方が、人の気持ちをずっと幸せにしてくれるという思いが表われているような気がします。

そして慌ただしい殺伐とした都会にはない田舎の、のんびりとした豊かさや、周囲の人々の温かさが感じられるものです。一部の人の中には、巨匠・小津安二郎さんを冒涜しているような批判をする人もいますが、映画のエンディングにも触れていた、尊敬する小津安二郎監督に捧げますという言葉通りに受け取ってよいのではないでしょうか。

またずいぶんと泣かされる場面もありましたし、現在、希薄になりつつある家族という存在を見つめ直す意味でも、心動かされる映画ではないでしょうか。当たり前の日常の中にも存在する、心温まるものがとても心地よいものでした。

2014.01.28

農薬混入事件 No.2518

 日曜日、そして昨日の月曜日と2日間、別々のお客様だったのですが出張工事で出掛けていました。どちらも新しいお客様で、今後に繋がっていけることを期待しています。このように社内製作や現地での出張工事と、いろいろとお引き合いが増えていて忙しくなっており、とても有難く思っている昨今です。

さて、昨年からいろいろと騒がれていた、例の冷凍食品への農薬混入事件の容疑者が逮捕されました。やはり工場内部の従業員の仕業だったみたいです。容疑者は49歳の契約社員ということですが、テレビなどの映像を眺めると、ちょっと49歳にしては老けているように見えました。

このアクリフ-ズという会社、2年前に容疑者のような契約社員の賃金体系の見直しを行ったとのことですが、ボ-ナスなどが半分や1/3に減ったことでだいぶ不満が溜まっていたようです。

でもだからと言って、不特定多数の人を巻き添えにする食品への異物混入など、全く弁解の余地がない言語道断の話です。そんなことをすればどんなことになるか、判りそうなものです。会社が憎くても何の罪もない人々まで巻き込んでしまっては、本末転倒というものです。

しかしながらこの会社の方も、こうした生産管理がだいぶ、ずさんだったようです。工場関係者の一人は「昼休みとか、ご飯休憩のときに結構、つまみ食いとか、不特定多数の人が来ます。セキュリティーなんて、もう、すごく甘い、甘い」と話しています。

また工場内の移動に関しても制限などはなく、ほかの商品の製造ラインでのつまみ食いなどが日常的に行われ、容疑者もその1人だったと言われています。そして全ての商品が流れてくる包装室も、製造ラインからの出入りが自由だったそうです。

まあ、こうしたことも中小企業については当たり前かもしれませんが、仮にも全国的な食品販売を手掛ける企業にとっては考えなければいけない管理体制ではないでしょうか。

とにかく、事件を起こしたこの会社の実態はよく解りませんが、よく企業は人なりと言われているとおり、火のないところには煙は立たないものです。会社風土として人間尊重の経営が生かされているのかどうかは、大きな問題でもあるわけです。

2014.01.24

161億円 No.2517

 ついにマ-君こと田中将大投手の大リ-グ所属球団が決まりました。あの名門・ヤンキ-スです。契約額は7年契約で総額1億5500万ドル、日本円に直すと何と161億2000万円という、途方もない金額でびっくりさせられました。何しろ実力は折り紙つきと言っても大リ-グではまだ1球も投げていない投手だからです。

やはり新ポスティング制度により、日本の球団に支払う額が上限20億円と抑えられたことから、契約する選手にとってはかえって好条件となり、その分、余分に回せるのでしょう。またヤンキ-スは昨シ-ズン低迷したことから、日本の巨人同様、常勝球団としていつも勝つことが求められています。

それゆえ、何がなんでも採りたい選手という、球団の期待の大きさが窺えます。他人の懐勘定をあれこれと詮索しても仕方がありませんが、年俸に換算すると22億円、そして7年目の最終年が23億円と言われていますから、楽天球団から昨年もらっていた額に比べれば5倍以上にもなるわけです。いやはや、何とも凄い数字です。

とにかくこれで所属先も決まったわけですから、本人も落ち着いて今シ-ズンに向け備えることができることでしょう。日本で応援する私たちにとっても、ヤンキ-スという球団ならいつも注目されている対象ゆえ、放映もされやすいし、いろいろと面白くなるものです。

ところで一番気になるのが日本では昨シ-ズン24勝0敗と無敵を誇った田中投手ですが、果たして大リ-グでどれくらい通用するかということです。一部の情報誌によると、過去から現在に至るまで、大リ-グでそれなりの成績を挙げている日本人投手は2通りに分かれると言います。

1つは驚くべき球速と変化球を持つタイプで、野茂や大魔神の佐々木、そしてダルビッシュらの投手がそれに当たると言われます。そしてもう1つは抜群の制球力を誇るタイプです。これは昨季、ワ-ルドシリ-ズでも活躍した上原、またマリナ-ズにいた長谷川滋利投手が該当します。

これらの人たちと比べた場合、田中投手はダルビッシュ投手より球速は落ちると言われていますから、より制球力が求められます。また球数が少し多いのが気になるとも指摘されていますが、変化球のキレは一級品ですから問題はないのではないでしょうか。

それに年齢的なことからも今年の11月で26歳を迎える彼は、今25歳と一番働き盛りの年代でもあるわけです。そして長いシ-ズンやアメリカ国内での長距離移動などを考えると、やはり連れ合いのサポ-トといった点も活躍する上での大きな要素となります。

これも料理上手な姉さん女房の里田まいさんという、格好な存在があるから心配ないところです。従ってケガや開幕当初に大きな躓きがない限り、期待通りの活躍をしてくれるのではないでしょうか。とにかく、大リ-ガ-がキリキリ舞いするところを早く観てみたいものです。開幕が待たれますね。

27日月曜日は工事で一日出張するため、カキコミは休ませていただきます。

2014.01.23

個人情報保護法 No.2516

 今年の個人目標の1つに「感情的にならない」ということを挙げています。しかし残念ながら昨日はこれを全く無視するほどの怒りに駆られました。例の個人情報保護法というやつです。

弊社は本社の他に秦野に営業所を持っています。長年、顧客であるJT様関係でお世話になった方がリタイヤした後、所長として営業所をお願いしてあるのですが、ここに備えてある電話についてのやりとりがその発端となったのです。

電話の機能の中にボイスワ-プというものが備えられています。でもうちの営業所ではあまりその役目を果たすことがないので、その機能を解約しようとNTTに申し入れたのです。長年、気付かずに払い続けていたわけですが、月500円といえども累積すれば馬鹿になりません。

こうして一昨日、総務的なことを担当している家内が電話したところ、さんざん待たされ、挙げ句に担当部署が違うと言っていくつかの連絡先に掛け直したところ、契約者の名前が違うからということで受け入れてもらえなかったのです。

契約者の名前が違うといっても、株式会社 アイソ-か代表者である私自身の名前、また秦野営業所の所長しか考えられません。しかしながらそのどれも違うと言われたのです。そしてそれが誰か聞き出そうとしても例の個人情報保護法とかいうやつで、教えてくれないというのです。

ですから困り果てて私に相談があったものですから、昨日、今度は私自身がNTTに申し入れをしたのです。状況を丁寧に説明した後、ボイスワ-プの解約をお願いしました。何しろ毎月の請求書が届くのは本社である株式会社 アイソ-ですし、金額も会社の当座から自動引き落としになっているのです。

この支払っている当人である、会社の代表者からの申し入れですから何とかなるだろうと思っていました。でも最初の応対ではなかなかすんなりといかないのです。でも意識的ながら至って丁寧に状況説明した結果、何とか上司に相談してくれるということになりましたが、肝心な名義が誰なのかは教えてくれません。

こうして数時間経った後、先方より電話があり、何とかボイスワ-プの解約は上司の許可がとれたとの連絡が入りました。でも電話の最中、もしこの電話を解約しようというときはどうなるのだろうという、別の考えが頭をよぎった関係で、相手方に問い質してみました。

そうしたところ、やはり名義が違っているからその手続きが難しいとのニュアンスが返ってきました。そして一旦、受話器を置いて所長に再度、その名義に思い当たることがないかとか、弊社の社名変更前の名前を思い出しながら再度、電話を掛け直したのです。

それでも電話して相手に問い掛けると違うとのことです。まるでクイズの名前当てをやっているようでしたが、もし電話の解約をしようとなった場合、それでは本当に困ると訴えました。でも相手からの返事はボイスワ-プの件は承りましたが、それ以外の件は別の問題ですという答えの一辺倒です。

そのうちこちらも少し感情的になっていたためか、相手からこんな言葉が返ってきたのです。「名義を忘れたあなたのほうが悪いのです」。これで完全にキレてしまったのです。そもそも平成10年ぐらいの営業所開設ですから、今から15~6年前のことです。

前記のように思い当たるところは全部出し尽くしてしまったし、そんなに以前のことは思い出しようがありません。従って確かに忘れたこちらの方が悪いかもしれませんが、仮にもお客である相手に対してその言葉はないだろうという思いからです。

ですからそれなら今後は名義のところに送ってもらって、これから会社は一切支払いしないという、言いたくもない言葉も出てくるというものです。個人情報保護法というものも受け取り方によってはこんな事態も招くのです。くれぐれもご注意下さい。

2014.01.22

富山第一 No.2515

 高校サッカ-NO.1を決める選手権大会で富山第一が初めての王座に輝きました。北陸同士となったこの決勝には5万人近い観客が詰め掛け、高校生の試合といえども我が国でのサッカ-人気の高さが窺えます。

その試合、私は後で眺めたのですが、0-2から逆転したのには驚きました。どちらかと言えばこれまで相手チ-ムを無失点で抑えていた星陵高に分があったのですが、そんな戦前の予想など覆し、後半のロスタイムに相手のファールがありPKで追いついたのです。

そのファ-ルをしてしまったのが星陵のDF森下選手、そして足を掛けられファールを奪ったのが富山第一のDF竹沢選手です。何と因縁めいているのがこの二人、中学時代は白山市のサッカ-クラブのチ-ムメ-トで今も携帯で連絡を取り合う親しき仲間だったのです。

試合後、お互いの健闘をたたえ声を掛け合ったとのことですが、敗れた森下選手の方には悔いは残るものの、涙はなかったそうです。それにしても優勝した富山第一というチ-ムには、高校生らしきものを少し感じ、何となく爽やかな気持ちになったものです。

というのはこのチ-ムの選手は全て自宅から通っている、いわば地元の選手なのです。野球でもそうですが、近年、大阪などの人間が東北や沖縄の学校に留学し、こうした全国大会に出てくるのも珍しくありません。

それだけに選手寮もなく、自宅から通える生徒しか受け入れないこだわりも、なかなか好感を持てるものです。それとこの地方はやはり雪が多く、冬の期間3ヶ月近く外のボ-ルを使った練習が行えず、早朝の1時間のみ体育館で行うとのことです。

そうした大変なハンディを背負っているわけですが、逆に短時間や狭さゆえ、基本技術や1対1のマンツ-マン練習が優先されるので、ボ-ルの争奪力やゴ-ルに向かう推進力というサッカ-の原点が磨かれたとも言っています。

それは今ほとんどのチ-ムが取り入れている、連動した攻撃やブロック守備といった戦術練習ばかりが練習ではないといった、教訓かもしれません。また週末に遠征する練習試合がその分、貴重な実践練習の場ともなり、ただでさえ楽しい試合への集中力が高まるわけです。

ですから雪というハンディを逆に強みにしているわけです。このように環境や置かれている実情を巧く工夫して自分たちなりの採る道を探っているわけです。そして優勝後、選手の取材に対しての姿勢も丁寧な言葉で話す、好感の持てるものだったと聞きます。まさに高校生らしい原点で、そういったチ-ムが優勝したことに、とても価値があることと思っています。

2014.01.21

増え続ける認知症 No.2514

 今から30年後、認知症が10人に1人という時代が来るかもしれないというコラムを読みました。その頃の日本は総人口が1億1000万人を割り込むと推定されていることから、今のペ-スで認知症が増え続ければ1000万人に達する恐れがあるからです。

レビ-小体型という認知症を発見したのは、横浜市立大学名誉教授の精神科医・小阪憲司さんという方です。認知症は脳の神経細胞がこわれることで起こる病気なのですが、レビ-小体型はその2割を占め、アルツハイマ-型に次いで多いとのことです。

その症状は進行性の認知機能低下が見られ、初期の段階ではアルツハイマ-型との識別が難しく、間違って診断されることが多いとのことですが、特徴的な症状としては、注意や覚醒レベルの顕著な変動、具体的で詳細な内容のリアルな幻視(幻覚)、パーキンソニズム(手足の安静時の震え、歩行障害、筋固縮など)が見られると言います。

でもこれらが全て出現するわけではないのですが、幻視などは非常にリアルで、患者本人は具体的にそこに~がいるなどと訴え、視覚的にも物事を捉えることが難しくなり、アルツハイマ-とは違って図形描写が早期に障害となることが多いと言われています。

またパ-キンソニズムと呼ばれる、パ-キンソン病同様の運動障害を認めることが多く、進行に伴い最終的には寝たきりになるとのことです。ですからこうした運動障害を伴うことから、考えようによってはアルツハイマ-より症状は大変かもしれません。

一方、一番多く見られるアルツハイマ-型は、20年前に比べ高齢者における割合が3倍も高いと言われる認知症の中で、その増え方が際立っているとのことで、このまま進めば冒頭に挙げたとおり、10人に1人という時代が来るかもしれないと言われています。

その原因と考えられるのが糖尿病の増加だといいます。糖尿病の人は健康な人に比べ、アルツハイマ-型になる危険性が2倍くらい高まるとのことが調査により判明されています。ですから糖尿病の治療同様、食事や運動で予防できる可能性もあるわけです。

こうした認知症を一躍クロ-ズアップさせたのが、有吉佐和子さんの小説「恍惚の人」だと言われています。それから家の中の問題が社会問題となり、いろいろな介護施設が増えていきました。そして急増する患者に追いつけず社会保障費抑制の流れから、今また施設から在宅へといった家族ということが強調されています。

小説の中には「老人を抱えたら誰かが犠牲になることは、どうも仕方がないですね」というくだりがあります。でも前出の小阪さんは「認知症の問題は誰かの犠牲の上で解決するものではない。在宅もこれほどお金がかかるものはなく、社会でどう支えていくか、日本が世界をリ-ドしなければいけないのです」と答えています。

とにかく10人に1人が認知症といったら、国家は成り立たず国家的危機が迫っているとも言えるものです。昨年12月1日現在で、高齢者の割合は25.2%と4人に1人を突破しました。それだけに放ってはおけない真剣に考えなければいけない問題でもあるわけです。

2014.01.20

行事も番付社会 No.2513

 新年が明けたと思ったら、もう20日が過ぎました。本当に時が過ぎるのは早いものです。大相撲の世界では日本人横綱誕生かと期待されていた稀勢の里関が、早々にその夢が破れる取りこぼしをしてしまいました。やはり精神的な問題なのでしょうか。

さてこの大相撲なのですが、土俵を支える脇役として行司がいます。この行司という役もなかなか大変で、昨日もテレビで観た取組の中で力士のまわしが緩むのを行司が締め直す場面を見ました。ところがこのまわしを締めるのにはやはり力がいるのでしょう。

一度締めたはずのまわしが再開した途端、また緩んでしまったのです。見兼ねた控えの力士が隣の審判員に促されたのでしょう。土俵に上がってきて手伝うと言っているのですが、行司にもプライドがあるのか、追い返して自分でまた締め直していた、何とも珍しい場面だったのです。

こうした大変な役を引き受ける行司にも力士同様、番付があると聞きました。番付が1枚でも下なら、風呂も食事も後回しとなるのが大相撲の世界ですが、これが行司の世界にもあるというのです。

そして力士と違って才能や努力が優れていても、まず出世で先輩を追い越すことがないと言われているから大変です。入門順で65歳までの序列が決まる年功主義は力士より厳しいと言われているのです。

そんな行司の世界にあって、どちらも36歳になる二人の青年のことを取り上げている記事を読みました。一人は木村吉二郎さん、もう一人は木村勘九郎さんという方です。吉二郎さんは小学6年生で母をなくし、演歌歌手の司会を務める父に育ててもらいました。

この吉二郎という名前も、父が専属司会を務めていた歌手の渥美二郎さんが名付け親とのことですが、中学卒業と同時にこの世界に入りました。現在は本場所中に土俵裁きの他に、土俵入りでしこ名や出身地などを読み上げるアナウンスも務めているそうです。

その吉二郎さんが今場所から十両格に出世したというのです。年齢的には遅咲きみたいですが、行司の世界ではそれまでの幕下格とこの十両格ではずいぶん違いがあるということなのです。幕下までは足袋を履くのも許されず、袴の下を膝下で結い裸足で土俵を裁くのです。

ですからこの出世は大変喜ばしいことですが、吉二郎さんは一切喜びを口にしません。というのも同期の勘九郎さんのことを思ってのことからです。今まで理不尽な先輩からの要求や叱責に何度も挫けそうになったのですが、その都度、お互い同期同士で慰めあって耐えてきたのです。

お互いの存在があったからこそ、今日があると言っているのです。しかしながら行司の序列は入門の早い順、次に生年月日で決まるとのことです。それゆえ1977年12月10日生まれの吉二郎さんに比べ、わずか15日遅く生まれた勘九郎さんはずっとその後を追うことになるのです。

そして将来的に順当に行けば、吉二郎さんは2041年名古屋場所以降に最高格の庄之助に昇進出来るのですが、定年が重なる勘九郎さんはそこまでの出世ができないのです。その勘九郎さんを思えばこそ、ぐっと喜びを秘めているのです。でも昇進が決まった後、真っ先に祝ってくれたのがこの盟友・勘九郎さんだったのです。厳しい番付社会に秘める、とても良い話ではないでしょうか。

2014.01.17

忘れてはいけない東北 No.2512

 日本文学者の中にドナルド・キーンさんという方がいます。日本が大好きで日本の文化にとても親しんでいる人です。そのキーンさんが日本に戻り3度目の新年を迎え、以下のような警鐘を鳴らしています。

米国ですしを広めたのは米国人だったと言われています。そして当の日本人は日本文化は外国人には理解できないと思いたいのでしょうが、刺し身も喜んで食べると言い、納豆も食べれると答えると皆がっかりします。

そんな日本ですが、東京が五輪を勝ち取ると国内は一気に沸きました。でもキーンさんは懐疑的にこう述べています。本来のオリンピック精神からかけ離れ、極端に多額のお金を使って人々をびっくりさせるイベントになっています。

どうしても日本でやりたいなら、東北でやればいい。東北なら意味があるでしょう。また五輪だけではありません。ボーナスが上がったと喜ぶ人や、高級時計が飛ぶように売れていると報じるテレビを見ながら非常に心配になりました。

景気が良くなっていく裏側で、憲法を変えよう、原発を進めようという動きがあります。今の私を形作る大きな体験の一つが、太平洋戦争中にアッツ島で目撃した玉砕です。上陸した私たち海軍を待っていたのは、自ら命を絶った多くの若者だった。

今もあの光景は言葉にできない。それなのに、憲法を変えるという。世界で最もすばらしい憲法を、日本は捨てるのでしょうか。東日本大震災の直後、日本に戻ったキーンさんがとった行動は被災地を励ますものでした。そしてこう述べています。

被災地ではまだ仮設住宅で生活している人がいます。仕事場のない人が大勢います。東北の人口がどんどん減っている。その一方で東京の街は明るい。みなさん、東北を忘れているのではないでしょうか。

どんどん風化していっているような、震災後の東北に対しての対策や人々の意識に、鋭い指摘をしています。まさに日本を外側から眺めることのできる人だからこその、気づきではないでしょうか。

そしてその指摘は政治の世界にも及んでいます。真っ先にやらなければいけないことは何なのか。やれ憲法改正や原発再稼動なんて言っている場合ではない、全てに優先してやらなければいけないことは何なのか。

6年後の東京五輪を控えて浮かれている、私を含めた多くの人たちに何か忘れていることはありませんか、というキーンさんならではの鋭い警鐘です。震災後もうすぐ3年を迎えるというのに、一向に進まない被災地の復興を考えなければいけないときでもあるわけです。

2014.01.15

全自動駐車システム No.2511

 車に関しての最近のニュ-スには、よく無人の車の運転を目にします。近い将来、そうなるかもしれないと思われるのですが、人間が乗っていないだけに何かとても不安なものを感ずるものです。

また車が危険物や衝突しそうな遮蔽物を咄嗟に感知し、自動停止するような機能も最近の車には装備されているみたいです。これもどこまで信頼できるのか、ちょっと考えさせられてしまいますが、要は人間自身の判断力を働かせず、機械だけに頼ってしまうのも、どうかと思います。

そんなことを考えさせられる昨今なのですが、全自動駐車システムなるものが開発されたという記事を見ました。私は公道を無人車が走るのには少なからず抵抗を持つものですが、駐車場をこういったシステムを使い管理するのは結構、面白いのではないかと思いました。

アメリカ・ラスベガスで今月7日から開かれている、家電やコンピュ-タなどの見本市・CES(コンシュ-マ-・エレクトロニクス・ショ-)は世界最大規模と言われています。この目玉の一つである車の自動運転技術には大きな注目が集まり、その中でも今年は実用化に向けての展示が目立っており、その1つがこの駐車場への自動誘導システムなのです。

それは次のような機能です。システムを起動すると、車が自分で駐車場の空きスペ-スを探し、その場所まで自走して駐車してしまうという便利なものです。また用事が済んで車に戻る際も、スマホで呼び出せば車が自動的に駐車場から出庫され、自分の目の前までやってくるというものです。

ずいぶん便利なものです。これならすぐ実用化されるのではないかと思われます。元々アメリカではパレット・パ-キングという駐車サ-ビスが普及していて、目的地の玄関に到着すると駐車係がやってきて、キ-を預ければ駐車場まで車を運んでくれるそうです。

そして帰りも駐車係に頼めば車を玄関まで運んできてくれます。いわば車のポ-タ-のようなものです。このシステムを無人化したようなものが全自動駐車システムと言えるのでしょう。これなら利用者は駐車場まで足を運ぶ必要はないし、建物に付随して駐車場を設置しなくてもよいわけです。

このように実用化になれば土地が有効活用できることや、人件費の節約という点でも画期的とも言える、現在の駐車システムを大きく変えることになります。まさにタクシ-を待つ感覚で自分の車が目の前にやってくるのです。

おそらくそんなに遠くない将来、新しいビジネスとして生まれるのではないでしょうか。とにかく公道ならまだまだ検討しなければいけない点が少なくないことから、自動運転はなかなか実施には時間が掛かるでしょうが、新しい駐車システムは管理一切を駐車場の運営側がやるだけに、リスクのない信頼できるものになるのではないでしょうか。

私たちが小さなとき、無人の自動車や乗り物が周囲を走り巡っている、未来を描いた夢のような絵がありましたが、まさにそれが現実のものとなりつつあります。こうした技術の革新にはただただ凄いとしか言いようがありませんが、人間はこれから先、いったいどこに行ってしまうのでしょうか。人間が人間らしくならないことが一番怖いような気がしています。

明日16日は私用で一日、会社を休ませて頂きますので、カキコミはお休みさせて下さい。

2014.01.14

ジャンプの期待の星 No.2510

 ソチ五輪まであと1ヶ月も切った今日、スキ-ジャンプの高梨沙羅ちゃんには日本中から大きな期待が寄せられています。それに応えるかのように、今シ-ズンの女子W杯では7戦中6勝も挙げる、断然たる強さを見せつけています。

いったいこの人には余分なプレッシャ-なるものがないのかと思わせられる大活躍です。これで歴代最多の通算15勝目と言われていますが、この日の2回目のジャンプは飛ぶ直前にスタ-トゲ-トを1段下げたとのことです。

それは1回目を飛ぶ前、すでに転倒者が二人いたほどで、飛びすぎるとテレマ-クと言ってスキーを前後に開き、腰をおとしてショックを吸収する姿勢がとりにくいからです。従って危険性を考え、コ-チの指示で飛距離を落としても確実なジャンプを選んだわけです。

そのくらい沙羅選手にとって敵は他の選手ではなく、風向きなどの自然が相手となっているわけです。それにしてもこのスキ-ジャンプという競技は見ても判るとおり、危険が本当に付き物なのです。

W杯では救急車がいつも待機しているくらいで、試合のたびにけが人が出ているみたいです。W杯開幕前にはカナダ選手がけがをし、第2戦の前にも昨季のオーストリアの銅メダル選手が着地に失敗し、膝の前十字じん帯を断裂しています。

また沙羅ちゃんのライバルである、昨季の世界選手権覇者のサラ・ヘンドリクソン選手も昨夏の大けがからのリハビリ中とのことです。これも着地時でのけがが多く、運営側にもジャンプ台の安全性確保や強風の的確な判断が求められています。

また女子は男子に比べて助走速度を上げて飛距離を伸ばさせるため、スタ-トゲ-トも高く設定されているとのことです。従って男子より筋力の弱い女子は、着地時に膝にかかる負担が増すみたいです。

このようにソチ五輪を前に沙羅ちゃんにとって一番怖いのは、あと6試合も残っているW杯でけがをすることです。それさえなければ、札幌での第6戦のように、大観衆を前にしても少しもビビらない彼女にとっては怖いものなしではないでしょうか。

むしろ大歓声を「期待されるということは、気にしてくれているということ」と受け取り、自分に心地よく受け止めているのが彼女の並でない強いところです。とにかく実力だけで勝てるものではなく、本番での気象条件など運という要素が備わるのがジャンプの怖さです。

でも少しも恐れず、前向きに果敢に挑戦してくれているのが17歳の高梨沙羅選手です。ですからきっと運まで味方に付け、大きな日の丸を揚げてくれるのではないでしょうか。ソチ五輪での本番が今から本当に楽しみになっています。

2014.01.10

美容整形 No.2509

 イランでは美容整形がやたらにはやっているそうです。高い鼻を持つ美男美女が多いのになぜと思われるのですが、その鼻に白い絆創膏を貼った人が多いと言います。なぜなのでしょうか。

そのわけは美容整形の痕というのです。わざわざ高い鼻を低くする手術を受けた痕なのです。もったいないと思われるのですが、欧米の映画俳優のように鼻の頭がツンと上を向くようなものに憧れているみたいです。

イランはこの美容整形では最先端とのことで、整形医の数は3600人と言われ米国、ブラジルに次ぐそうです。中でも鼻の施術数は世界一で、美容整形の料金は10万~40万と言われていますが、イラン人の平均月収が約4万円ですから、かなりの大金にも当たるわけです。

それでもその数が減らないのは、髪の毛もスカ-フで隠され外に出ているのが顔だけなので、その中で印象的な鼻はとても大事に思われているのです。そして鼻は一般的に高いのですが、大きくもあるので削ればスタ-の顔に近づけると信じられているのです。

かつてはアメリカを敵国として呼び、西洋的な価値観を是としない国でしたが、どうやら人々の欧米志向が強いようです。またご存知の人も多い通り、お隣の韓国もこの美容整形に関しては有名です。整形医の数がここ20年間で5倍に増えていると伝えられているように、この国は人口当たりの整形数が世界一なのです。

美容整形は芸能人の告白でも注目度を上げ、経済危機によるリストラや就職難から、同じ能力なら外見の優れた人が有利との考えが広まったようです。ただミス・コリアのコンテストのように、最終候補の10人が皆、同じような顔をしているという、整形ではないかという疑いを持たれる弊害も出てきています。

正月に読んだ百田尚樹さんの小説「モンスタ-」も、この美容整形をテ-マにした物語です。主人公の女性は生まれつきの不細工な容姿のため、学校時代より周囲からいろいろないじめや、ひどい仕打ちを受けて育ちます。そして生まれ故郷を追われるようにして去るわけですが、ある日ひょっこりこの街に戻ってくることになるのです。

その姿は町中の人々が思わず振り返るほどの美しさを備えているのです。目的はただ一つ、幼少時代に唯一優しくしてくれた男の子にずっと恋焦がれていたため、再会を期し、少しでも自分に振り向いてもらいたいからです。

こうしたブルドックのような顔したブスから絶世の美人への大きな変貌を遂げるわけですが、周囲の扱いの大きな違いに触れていました。ブスの時にはその人格まで否定されていたのに、美しくなった途端、人々は豹変し自分に媚びへつらうようになるのです。

まさにその生活が180度変わるのです。これは小説の世界に過ぎないと言われるかもしれませんが、本人の意志とは無関係に醜く生まれついた人にとっては、この美容整形はたった1度しかない人生が大きく変わるチャンスでもあるわけです。

そういった意味では決して否定されるものではありませんが、普通の顔した人が何人も皆、同じような顔になるというのも考えものです。小説にもあったとおり、近頃は美の基準が昔よりだいぶ広がり、個性を尊重するようになってきました。ですから似たような顔ばかりの世界ではなく、個性ある自分なりの美しさを究めてもらいたいものです。

2014.01.09

自爆営業 No.2508

 今年も多くの方から年賀状をいただきました。例年、相も変わらず反省させられるのが、自分から差し出す年賀状にはなかなか自筆のコメントが入れれないことです。いつもギリギリの晦日近くになって慌てて作成することから、何か書き入れたいのですがままなりません。

そんな反省を毎年繰り返しながら来年こそはと思っているのですが、来年の同時期、果たしてどうなっていることでしょうか。それにしても一言でも書き添えてある年賀状を頂くのは嬉しいものです。

さてこの年賀状についてなのですが、昨年暮れの新聞に「自爆営業はつらいよ」との記事が載っていました。何かそのようなことがあるのではないかと、兼ねがね思うことはあったのですが、実際に郵便局員に課せられている事実を知らされ、少なからず驚かされるものです。

日本郵便の社員に課せられている販売ノルマは、この年賀はがきに限らずギフト販売のお歳暮や地方特産品にも厳しいものがあるみたいです。そしてノルマを達成できない社員は、商品を自分で買い取る「自爆営業」に追い立てられているとのことです。

食卓には郵便局から買った食材が並んていると、40代の正社員男性がこぼしていました。「郵便局限定」と書かれた段ボ-ルには20袋入り2000円のレトルトカレ-が詰まっているのですが、食べきれず台所に積まれています。

また自宅にはこの他にも毎月、ラ-メン、チョコレ-ト、肉の詰め合わせなどがゆうパックで届きます。日本郵便のギフト販売はカタログから欲しい商品を選び、郵便局の窓口や社員を通じて注文され、ゆうパックで送るという仕組みになっています。

男性に課せられたこの販売ノルマは年間約50万円、自力で売れるのがせいぜい5万~10万だと言われています。このため年に20万円近くを自腹で買わなければいけないのです。またこのギフト商品は金券ショップに持ち込まれる、同じくノルマで課せられている年賀はがきと違って、転売が難しいからです。

こうしてノルマの達成率が低いと上司に呼び出され、「なんで売らへんのや」と怒鳴られるのです。そして「自分で買ってみないと客に勧められないぞ」と、暗に自爆営業をほのめかすところもあるのです。

何か変てこな仕組みを感ずるものです。年賀はがきにしたって、一般職員がひとり5000枚ぐらいの販売ノルマがあると聞いていますが、なかなかこのご時世でこれも達成が難しいのではないでしょうか。

こうした自爆営業をするのには正社員になりたいからとの事情もあるようですが、1年中、こどもの日や母の日、父の日などイベントがあるたびにノルマに追い立てられ、振り回されていてはたまったものではありません。

ギフト商品の最大顧客は郵便局員なんです」と言われているのが何とも皮肉な話です。また最近の記事にも載っていましたが、郵便局員の人数が不足しているところはこの販売に手一杯で、年賀状などの遅配をもたらしているとのことです。郵便業務の最大の使命は何なのか、本末転倒になりかねない実態を心して熟慮してもらいたいものです。

2014.01.08

今年に想うこと No.2507

 少し遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。昨日までの二日間、東京から西は磐田ぐらいまで、例年通り年始のご挨拶回りに出掛けてまいりました。暮れから正月もそうだったのですが、両日共お天気に恵まれて気持ちよいスタ-トを切れたものです。

さて年頭に当たり、今年にかける想いを少し述べさせていただきます。挨拶回りに出掛ける前、6日の仕事始めにも朝礼で少し話させていただきましたが、今年は各人、自分にかける目標を明確に打ち立てようということです。

それはどんな小さなことでもよいから目標を立て、それが実行に移されたかどうか日々チェックするのです。もちろん実現可能な些細なことでも構わないし、大きな夢に近づける一歩のようなものでもいいわけです。

私はまず断捨離(ダンシャリ)を心掛け、とにかく1年掛かってもよいから社内はもちろんとして、自分の周囲の整理整頓を行おうと思っています。社内においては自分の机の周囲はとても他人に見せられたものではありません。

また書棚やいろいろなケ-スの中や上にも、長年の不要とも思えるものが散乱しています。いつかまた使えるときがあるのではと思って残していたものが、溜まりに溜まっているのです。でもいっときもそれは使われることなく、いつまでも眠り続けているのです。

以前、3Sが徹底されている会社見学の際、学んだことの中に、半年間(6ヶ月)何も手を付けることのなかった品物を全て死品として捨てるということがありました。少しもったいないという気持ちがあって、なかなか捨てられないものですが、その会社では潔く全て処分されているとのことでした。

それと同じように、我が社でもどうしても、もったいないという気持ちから捨てられないでいることから、不要なものが溢れているような状態です。整理はまずこの捨てるということから始まるのではないでしょうか。

それから個人的には、本をできる限り読みたいということです。百田尚樹さんの「永遠のゼロ」を読んでから少し眠っていた読書欲に火がつき、暮れからお正月には「モンスタ-」、そして今は「海賊とよばれた男」を読んでいます。

あまり精神的にもゆとりがなかったためか、本を読むことなどすっかり忘れていたのですが、やはり読書にははまってしまうものがあるものです。もっとも近年にはない8日間という、長い休みがあったことも影響しているかもしれませんが、テレビなども観たいという番組が少なくなっているだけに、年間通して続けたいと思っています。

このように年の初めだけに新たな誓いを立てたくなるものですが、何よりも実行がなければ絵に描いた餅で終わってしまいます。一昨日の天声人語にも載っていた、「元旦や今年も来るぞ大みそか」と詠われているとおり、1年経つのはあっという間です。何卒、本年も良きお付き合いをよろしくお願い申し上げます。

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