社長の三行日記

2016.07.29

甲子園球児の受け入れ事情 No.2875

 全国各地で夏の甲子園代表校がほぼ出揃ってきました。我が県の代表校・常葉菊川高の森下監督が7月いっぱいで退職し、他の高校に移るため、一旦は甲子園での指揮はふるわないと発表されたのですが、その日のうちに撤回し甲子園大会まで指揮をとることになりました。

きっと新しい受け入れ先の配慮があったものと思われますが、選手の動揺などを考慮したら、最善を尽くせる一番良いやり方ではないかと思われます。何年か前にあったような、常葉菊川高の甲子園での活躍を願っています。さてこの甲子園大会ですが、最近は選手が泊まるホテル事情がちょっと変わってきているようです。

伝えるところによると、これも近年の外国からの観光ブ-ムが影響し、軒並みその価格が上がっているからです。しかし甲子園の球児たちを受け入れる宿泊施設に関しては、だからと言って簡単に価格の引き上げは行うことができません。

何しろ勝ち残れば最大で滞在期間は20日ほどになるからです。高野連はこのため大会参加校に対し、登録選手18人と監督および部長の計20人分の旅費と滞在費(1日4000円)を補助することになっているそうです。でもそれ以外の費用はすべて持ち出しとなるわけです。

財政的に裕福な学校なら保護者や周囲の寄付金で費用は賄えるものでしょうが、県民所得があまり高くない自治体の公立校では保護者の負担だけではどうにもならず、地元住民の寄付に頼らざるを得ません。

沖縄などの県大会が早く始まるのは、気象条件のことばかりでなく、大会参加の費用を賄う寄付集めに時間を要することから、早く代表校を決定する必要があるためだと言われています

こうしたことにより、宿泊ホテルでは損覚悟の嬉しい破格のサ-ビスをしてくれているということが載っていました。第1には宿泊費は相場の半額だということです。これは予め高野連からホテルや旅館に対し、35名上限で1泊2食付き1万円、昼食代1000円以内に収めるよう依頼しているからです。

前述のように、この価格は訪日外国人観光客が増加している関係で、ホテル需要が増し通常相場の半額程度の低価格なのです。また間に旅行社が入ると手数料がかかるため、高野連が直接交渉しているというのです。

またサ-ビスの2番目としては何回戦で負けてもキャンセル料が掛からないということです。ご存知のように勝ち抜きのト-ナメント戦ゆえ、負ければすぐお帰りとなります。対するホテル側としては一定期間まとまった数の宿泊は確保できても、どこまで勝ち続けるかが不確定だからです。

高野連からはキャンセル料なしという取り決めがある以上、こうした不確定の宿泊はとても厳しい条件なのです。またもう1つの厳しい事情となっているのは、近隣のホテル、旅館の宿泊費の高騰です。1例では選抜大会の宿舎に指定されていた某ビジネスホテルなどは、通常1万7000円ほどの1泊朝食付きツインルームの料金が、8月13日には3万円まで跳ね上がっているのです。

つまりホテル側はこの時期に球児たちを宿泊させるということは、2万円の収入を犠牲にしているということにもなるわけです。従って年1回の国民的行事と言っても、こうした事情により適当な宿舎を見つけるのが年々困難になってきているのです。

もちろん球児たちを受け入れるということは、宿舎社員の意識向上にも繋がり、お金には替えられないメリットもあるわけですが、近年のホテル事情からすると、球児たちを受け入れたばかりに、経営が厳しくなってしまっては元も子もありません。

これも時代が変わり、経済環境が変わっていることによるものですが、ここまで苦労して勝ち進み代表校になってきた球児たちゆえ、そうした懐事情は何ら気にすることなく、グランドで思い切った感動を呼ぶプレ-を見せてもらいたいものです。それにしても華やかに見える裏側では、関係者のいろいろなご苦労があるものですね。

2016.07.28

都知事選 No.2874

 東京都民ではないので私たちは関係ないのですが、舛添前知事の不祥事を受けて開かれることになった都知事選にちょっと興味を惹かれます。現在のところ小池百合子さんが一歩リ-ドで鳥越さんと増田さんが追う展開と伝えられていますが、果たして結果はどうなるのでしょうか。

その他にも18人が乱立しているこの選挙ですが、戦いはこの3人に絞られるとみて間違いないことから、3人の情勢をちょっと調べてみました。まず小池さんですが所属の自民党から推薦を得られないまま立候補し、今日に至っているわけですが、自民支持層の5割以上の支持を得て無党派層もかなり取り込んでいるとの見方です。

自民党都連から党推薦の増田氏以外を応援した場合は除名などの処分対象になると通達されてはいますが、この逆風をものともせず、自身の地盤である豊島区の区議などの応援も借りて順調な選挙運動を繰り広げているようです。でも、もし当選した場合でも結構、抵抗勢力になってやりにくいのではないでしょうか。

それから増田さんですが、岩手県知事をやっていたくらいですから実務能力は3人の中で抜けているものと思われますが、他の2人に比べ派手さがないことからイメ-ジ的には少し損をしているのではないでしょうか。

選挙事務所で挙げた第一声では「知事になるのが目的ではない。知事になって何をするかだ」と話したということで、確かにその通りなのですが、まず知事になれなければ何もできないわけですので、知事になれるための全力投球をしてもらいたいものです。

そして気の毒なのは鳥越さんです。ここにきて週刊誌に女性問題を大きく取り上げられています。仁義上、選挙中にこうした記事を掲載することについては何か問題があるように思えるのですが、受ける影響はどうやら少なくないようです。

こうしたことで小池氏が30,40,60代に幅広く支持を受けているようで、公明支持層はまとめたものの自民支持層の4割ぐらいに支持がとどまっている増田氏や、野党統一候補と言っても民進支持層の6割強にとどまり、無党派層もいまいち伸びていない鳥越氏をリ-ドしているようです。

とにかくリオ五輪が直前に迫り、すぐにもやってくる東京五輪に汚点を残さないためにも良識ある知事を選んで欲しいものです。もちろんここでつづいた政治と金の癒着問題をキッパリと切ってくれる爽やかな知事誕生を期待しています。

2016.07.26

ポケモン GO No.2873

 22日からの日本での配信と同時に爆発的な人気で、すっかり社会現象となっている「ポケモン GO」ですが、このままの動きで進んで果たしてよいのでしょうか。これはスマ-トフォンのカメラや位置情報機能などを使ったゲ-ムで、画面上に現われるポケモンと呼ばれる架空のキャラクタ-をアイテムを使って捕まえ、図鑑を完成させたり戦わせたりするものです。

この配信が始まってから、現実の世界にポケモンが現われたような感覚が味わえることで、多くの人々の人気を呼んでいるようです。でもいち早く配信された海外では、夢中になって交通事故に遭ったり、立ち入り禁止地域に入ったりする事例が相次ぎ、様々なトラブルを引き起こしているみたいです。

つまり一般の景色の中に探しているポケモンが現われるわけですから、どうしても人々はスマホをカメラを撮るように振りかざしていることになるのです。でもこのような人が多く集まったら異常とも思える光景に映るものです。

そして画面に集中してポケモンを見つけながら歩き回るのですから、他のことなど目に入らなくなるのは当たり前の話なのです。これでは駅のホ-ムを踏み外したり、信号機のついた横断歩道にうっかり赤信号でも飛び出しかねません。

こうしたことからこの人気上昇の背後で、ポケストップをめぐる問題も顕在化してきているようです。ポケストップとはモンスターを捕まえるための道具を手に入れたり、モンスターをおびきよせる道具を仕掛けたりするゲーム上の要所のことを言うそうです。

そしてこのポケストップの多くは実際の名所旧跡に設定されているからです。実際にも配信直後に今度の地震で被災した熊本城の立ち入り禁止区域近くで、プレイヤーの男性が「ポケモンGOをしたいので禁止区域内に入らせてほしい」と警備員に詰め寄るという事態が起こっています。

これを受け熊本城の事務所は早速、立ち入り禁止区域をゲ-ムの対象から外して欲しいと、任天堂に申し入れたそうです。その他のニュ-スでも広島の原爆記念公園などが公園の性質上、場違いなポケモン探しを排除して欲しいと伝えているようです。

また私たちの身近の問題としては今は子どもたちの夏休みが始まったばかりです。そのためスマホに夢中になっている子どもたちもきっと少なくないものと思われ、狭い路地に車で乗り入れるときなどは特に要注意です。

いつ夢中になっている子どもが飛び出してくるかもしれません。ですからもちろんスピ-ドは控えめで、くれぐれもその動きに注意しなければなりません。このゲ-ムを提供した任天堂は株もストップ安で大儲けでしょうが、ある意味、罪なものを提供してくれたものです。とにかく大きな間違いやアクシデントがないことを祈りたいものです。

明日27日は納品業務や午後から会議等で静岡に出掛けるため、カキコミは休ませていただきます。

2016.07.25

クマに遭遇したら No.2872

 県の高校野球もベスト4が出揃いました。残念ながら東部で唯一残っていた日大三島も昨日、袋井高に敗れてしまいました。今年も西高東低、常葉が菊川、橘と2校も残っているのはさすがです。また春先あまり注目されていなかった浜松商がやはり伝統の力で善戦しているのも見事です。

さて、このところ山に行く機会になかなか恵まれないのですが、先日山岳ガイドの方が山でクマに遭遇したらという対処方法を新聞に載せていました。クマの特性なども書かれていて、最近このクマによる被害が頻発しているだけに、知っておけばいざという時に役に立つのではないでしょうか。

日本には2種類のクマが生息し、北海道に大型のヒグマ、本州などそれ以外はツキノワグマで、主に若葉や木の芽、ドングリなど植物を餌としています。このクマのような野生動物は一般的に臆病で、人間を避けて生活していると言います。

それでも中には凶暴なものもいますが、ただクマは自ら人を襲うことはないそうです。それなのに人の被害が出るのは、クマの生息地域に立ち入ってしまったことから発生したと考えられます。

遭遇増加の大きな背景は、まずクマの生息域と人間の居住域の接近の問題があります。双方の境目が山間地の荒廃などにより、クマの生息範囲が拡大し人に近づいているのです。

また第二にシカの食害の影響で、新芽や若芽などのクマの食料が増え続けているシカによって食い荒らされているからです。そしてもう1つ、東北のまたぎなどを含む猟師の高齢化により、プロの捕獲減少をもたらしているからです。

そんなわけでクマとの遭遇が増えているのですが、クマが臆病なことから、人間が歩く登山道で遭った人は意外に少ないと言われています。登山者の存在をクマに知らせれば、クマの方から遠ざかるというのです。

ですから話しながら歩いたり、大きな音を立てたりしてこちらの存在を明らかにすることです。もちろんクマよけの鈴も効果的です。またクマの行動は早朝と夕刻が多いと言われ、早朝から歩き始める登山者は声を出しながら自らの存在を示すことが必要とのことです。

また子グマに出会ったときは十分要注意で、近くには必ず母グマがいると思われ、子を守るために本能的な攻撃を仕掛けてくると言います。そしてクマとの接近は20mが限界と言われ、この距離さえあればクマの方も人から逃げる方法を思いつくそうです。

ただしその距離が10mを切ると極めて危険で、クマも逃げようもなく瞬時に飛び掛かってきて、なすすべがなくなると言います。もしこのように接近遭遇してしまった場合は、クマを見据え目を逸らさず、ゆっくりと後ずさりして距離を空けることです。

そのときに大切なのは決してクマに背中を見せて逃げてはいけないということです。こんなときは一か八かで、クマの気質や運次第ですが、その距離が空いてきたらクマも逃げる機をうかがい、離れていくこともあると言います。

ですから運悪く遭遇したら怖がらずに冷静に対処することです。でも実際に遭ったらやはり怖くてなかなか冷静ではいられないでしょうね。何より出くわさないことが一番です。

2016.07.22

隠れ脱水 No.2871

 残念ながら我が母校の熱い夏は昨日で終わってしまいました。せめてあと1つと臨んだ清水西高戦でしたが、相手の4番バッタ-1人に全得点となる3打点を挙げられ、サヨナラ負けを喫してしまいました。後の祭りなのですが、悔やまれるのは8回裏の相手方攻撃です。

8回表こちらが3番宮川君のレフトスタンドに入るホ-ムランで2-1と再び勝ち越した直後だっただけに、2死2塁での4番打者との対戦場面が悔やまれます。1塁が空いていただけに無理に勝負にいかなくてもよかったのではないかと思ったのです。

こちらのエ-ス佐竹君も変化球はいまいち決まりませんでしたが、いつもよりスピ-ドがあったように思えたことから向かっていったのではないでしょうか。やはり野球というのは流れがあるもので、再三のこちらのチャンスを逃しているとその流れが相手に移ってしまうものです。

残念でしたがこちらの投手はどちらも2年生、捲土重来を秋に期したいと思っています。さて昨日もそうでしたが毎日暑い日が続いています。NASAの気象学者が言うことには、99%の確率で2016年は観測史上最も暑くなると予想しています。

それだけに例年にも増して熱中症の発生が懸念されるもので、特に普段から脱水状態になりやすい高齢者が心配されます。こうした高齢者施設に入っている方を調査したところ、約3割ぐらいの人が脱水症になりかけているのに本人や周囲が気づいていない、「隠れ脱水」の状態と診断されていると言われていました。

高齢者は飲んだり、食べたりする量が減っているのに加え、体液をためる「タンク」である筋肉が少なく、喉が渇いているのに気がつきにくくなっているため普段から脱水状態になりやすいと言われています。

ですから65歳以上の2割には隠れ脱水の恐れがあり、熱中症の予備軍となっているのです。従って隠れ脱水の段階でしっかりと水分補給する必要があるわけです。その熱中症を防ぐ3本柱は次の3つが挙げられています。

① 蒸し暑さを避ける  ② 規則正しい食生活  ③ 小まめな水分補給  ②の項目は意外と思われるかもしれませんが、体重50kgの人が毎日体内に入れる水分量は2500mlと言われています。

このうち飲料水での摂取が1200mlなのですが、食べ物からの水分補給も1000mlに上るとのことからです。よく水をたくさん飲むとトイレに行きたくなりますが、食事をとってもすぐには行きたくありません。これはそれだけ食事の方が水分を体内に吸収しやすいからです。

ですから規則正しい食事がとても大切になるわけで、栄養補給の他、脱水予防にも繋がっているわけです。またこれからの時期は深夜から朝方にかけて、脳梗塞や心筋梗塞で救急搬送される高齢者も少なくないと言われます。これも多くは脱水症によって引き起こされると言われているのです。

夜中にトイレに立つのが嫌で水を飲むのを避けている人は要注意です。トイレに行って命を失うことはありませんが、水分補給をしないことで命を失うことは珍しくないので、くれぐれも気をつけたいものです。以上のことを聞かされて自分の父親のことが心配になってきました。とにかく熱中症の予備軍となっている隠れ脱水には十分注意したいものです。

2016.07.21

ダイヤモンド・プリンセス No.2870

 生まれて初めてこんなに大きな船を見ました。とにかくビックリポンの話です。先の休日、清水に所用がありましたので昼食後、清水港に豪華客船がこの日入っていると聞き、ちょっと覗きに行きました。豪華客船の名はダイヤモンド・プリンセスです。

近くの駐車場に車を留め、歩いて向かうときからその大きさが目立ちます。手前の赤レンガ倉庫を遥かに超すほどの背の高さです。そして近づいていくと、もう船とは言えないほどのビルディングかと思える高さを誇っていました。

この清水港に入る客船の中では最大のものと言われていて、全長290m、全幅37.5m、総トン数115,875tの巨大な威容です。しかも乗客定員は何と3286人、また乗組員数1100人とこれも半端ではありません。

そして嬉しかったのはこの巨大な豪華客船が日本で作られたというのです。三菱重工長崎造船所で建造された日本生まれの客船なのです。

ですから私は知らなかったのですが日本人にはおなじみの船ということで、日本向けの仕様として展望大浴場や本格寿司レストランもオ-プンしているそうです。また頂いた案内資料によると、今回の寄港は昨年5月以来で、1年ぶり2回目と言われています。この後も8月に2回寄港することになっているそうです。

このような豪華客船を見ながら家内とも話したのですが、1回でもいいからのんびりとこうした船旅を満喫したいと願ったものです。ちなみにこのクル-ズは前日17日に横浜を出港した後、翌日ここ清水に寄って明日は高知、翌日長崎に向かうことになっています。

そして韓国の釜山を経由し、終日航海後函館に戻り、2日後には出発地の横浜に戻ってくるという9日間のスケジュ-ルとなっているそうです。一番高い料金が80万円ぐらい、また一般的な価格が半分の40万円ぐらいと聞きました。どうですか、一度ゴ-ジャスな船旅を楽しみたいと思いませんか?

2016.07.19

交通マナ- No.2869

 母校は昨日も浜松東に快勝しました。この試合が行われた掛川には応援に行けなかったのですが、スマホで途中経過を何回か眺め、気にしてはいました。5-2と迫られた4回裏には一挙7点を挙げたらしく、結局12-3の7回コ-ルド勝ちでした。これで3回戦は地元・愛鷹球場で清水西と対戦します。何とかこの試合をものにし、シ-ド校・掛川西と当たりたいものです。

さて最近ウィンカ-も出さずに曲がる人が多くありませんか。1つには対向車が右折しようと待っているとき、自車よりも先に曲がらせたくないため、わざと左折のウィンカ-を出さずに曲がるという車もありますが、それ以外でもこうした傾向は少なくないようです。

また信号機のある交差点では信号がもう、とっくに黄から赤に変わり、右折のみに変わっているのにもかかわらず、直進してくる車も少なくありません。これなどは大事故になる可能性が大きいわけですが、本人は知ってか知らずか猛スピ-ドで交差点を抜けています。

こうした交通マナ-違反についてJAFがインタ-ネットを通じてアンケ-トをとったようです。上にも挙げたようにウィンカ-を出さずに車線変更や右左折する車が多いとか、青信号になる前に発進する車が多いという、マナ-が「悪い」、「とても悪い」という結果が4割弱に比べ、「とても良い」「良い」は1割強にとどまったそうです。

そして「悪い」「とても悪い」の割合が最も多かったのは香川県で80%、続いて徳島が73.5%、茨城67.2%の順だったようです。もっともこれはあくまでも回答者の意識の問題で、実際の事故発生率とは関係ないとのことです。

また不要なクラクションを鳴らす車が多いと感じた人は大阪と京都に多く、4割超だったようです。ということは関西人はイラッチョが多いということなのでしょうか。これなど以前、クラクションを鳴らして殺された人もいたくらいですから十分気をつけたいものです。

一方、交通マナ-が「とても良い」「良い」が多かったのは岩手、長崎、島根、秋田の順で、2割を超えたのはこの4県だけだったそうです。長崎はよく分かりませんが、他の県の特徴からすれば比較的人々がおおらかであることからでしょうか。

そんなわけで今の法規では信号のない横断歩道でも、歩行者が渡ろうとしている場合、車は一時停止しなければいけません。なかなか私を含め、守られていないのが多い現状ですが、何かあってからでは取り返しがつかないことから、歩行者に優しい運転を心掛けなければいけません。携帯電話を使用しての運転も同じですね。

明日20日は地元・片浜産業クラブで山梨の優良企業視察研修に終日出掛けるため、カキコミは休ませていただきます。

2016.07.15

ちょっと良い話130 No.2868

 挨拶には不思議な力があるという、ちょっと良い話を見つけました。とかく日本人は外人に比べて挨拶が下手だと指摘しています。袖擦り合うも多生の縁という言葉もあるとおり、人との触れ合いを大切にしたいものです。ではちょっと紹介させて下さい。

全然未知の間柄にも、言葉の通じない相手にも、ひとことの挨拶は、その心を開かせる力を持っている。海外に出かけた時など、まず旅先の国の挨拶の言葉を覚え、片言交じりの挨拶をすると、いかめしい顔をした人もにっこり顔をほころばせて、挨拶してくれる。

旧知の間では、さわやかなひとことの挨拶によって、昨日の感情のしこりが解けるだけでなく、こうした場合、先に挨拶したほうが勝ちで、挨拶された側は挨拶の遅れたことにうしろめたさを感じ、相手を自分よりもひとまわり大きな人物のように感じることは、どなたにも経験のあることと思う。

このように不思議な力を持っている「挨拶」なのに、日本人はどうも挨拶がへたである。どうしたわけだろう。遊牧民族は、水や牧草を求めて家畜とともに移動し、幾日も幾日も人に会うことがない。それだけに親しい友に会ったときは、握手し、抱きつき、キッスして、出会いのよろこびを全身で表現する。

こうした習慣を永年にわたって積み上げてきた西洋人であれば、挨拶が上手になるのは当然のことである。これに比べ、朝から晩まで、昨日も今日も明後日も、顔をつき合わせている農耕社会に育ってきた日本人には、人に会うことの感激がない。

感激がないので、挨拶の仕方も上達せず、その結果はたいへん損をしている。ひとことの挨拶により、その人が、その家族が、その企業が、大きくいえばその国が、それなりの評価を受けるのである。挨拶のへたな日本人であればあるほど、挨拶には充分意を用いたいものである。

ところで、この「挨拶」、実は禅語である。“挨”は積極的に迫って行くこと、“拶”は切り込んでゆくことである。修行者が師家(指導者)に問題を持ちかけて答えを求め、または、師家が、あるいはお互い同志が、問答を交してその力量を計ることで、挨拶は禅家の真剣勝負である。

さて、禅家の挨拶といっても、挨拶である以上、何も特別なものではない。私どもの日常生活における場合と同じく、身近な事象をとらえておこなわれる場合が少なくない。極端にいえば、「おはよう」「こんにちは」の一言で、相手の心の琴線に触れるのである。そのような心のこもった挨拶ができるよう、精進したいものである。

近頃、毎朝の散歩でオ-トバイに乗った、ある新聞配達のおじさんに会います。このおじさんがとても素敵な笑顔で会うたびに気持ちの良い挨拶をしてくれます。そうするとこのおじさんに会うのが楽しくなるわけです。ただの挨拶でもこのように楽しくなれば価値あることではないでしょうか。

2016.07.14

築地見学 No.2867

 同友会沼津支部の納涼例会で東京築地場内市場を見学してきました。場外の数あるお店や食べ物店と違って、場内は忙しく動き回る行商人の仕事の邪魔になることから関係者以外は立ち入りができませんが、会員の知人がいることから案内して頂けました。

到着した時間はちょうど10時頃で本来ならもう終わりの時間なのですが、私たちのために店を開けて待っていてくれました。私たち一行は子どもも併せて総勢50人という少なくない人数でしたので、移動の際、一列で狭い場内の通路を邪魔にならないように歩いてはいましたが、それでも結構迷惑そうな顔をしている人にも出くわしました。

会員の知人が経営しているお店でしばし買い物をした後、本まぐろを扱っている別のお店に連れて行ってくれました。びっくりしたのは扱う包丁の切れの良さです。包丁と言ってもまさに日本刀のようなものです。

ご覧のように包丁はすこぶるその切れ味が良いみたいで、日本刀のように、つばや手を動かしていく先に止まるものがないため、うっかり手を滑らせてしまうと指など簡単に落としてしまうそうです。

また長さは大小それぞれあって、写真のように長いものは2mを超えるものがあります。全て冷凍ではない本マグロの解体に使うわけで、説明して頂いたご主人も昨年ぐらいにやはり手を滑らせ、手の腱を切ってしまうという、たえず危険が伴う大変な仕事のようです。

そしてわざわざ見せて頂いた本マグロの頭の部分もこのように大きなもので、脳天に穴が開いているのはいちはやく魚をしめて、臭みを抜き味を良くするためとのことです。。

この他、店先の天井からはお寿司屋さんなど、あちこちのお店からの注文を示すように、各店の名前を記した荷札のようなものが下がっていました。やはり築地は日本一の魚市場だけのことはあって、賑わいが半端ではないものを感じました。

この築地が今年の11月には豊洲に移転となるそうです。都民の胃袋や生活を支えている大市場なのですが、永年の間には蓄積された深刻な問題が出てきたようです。詳しくはまた別の機会に触れたいと思います。とにかく有意義な視察研修でした。

2016.07.13

参議院選挙 No.2866

 参議院選挙が終わりました。結果は事前の予想通り、与党の大勝に終わりました。選挙後の旧民主党にいた平野達男さんなどの新たな入党により、自民党は独自で参議院過半数に達する結果となりました。

また公明、おおさか維新の会などの改憲勢力を加えると、これで参議院2/3を超える勢力となり、いよいよ憲法改正の動きが始まろうとしています。でも今回の選挙で投票に及んだ有権者の真意は果たしてそれを認めるものだったのでしょうか。

確かに近年、北朝鮮辺りの危ない動きを見ていると日本も他の諸国同様、自国で敵を振り払うものを持たなければいけないという考えも解らないわけではありませんが、今の若い人たちの意識の中に自分でこの国を守ろうとする意識があるものでしょうか。

お隣の韓国と同じように徴兵制などが敷かれた場合、若い人たちが進んでこれに参加するとは思えません。たとえ一部には喜んで参加する人がいたとしても、私は自分の子どもや孫を戦場に送る気にはとてもなりません。

今回の選挙結果から顕著なのが東北地域を除いた全地域が現状肯定だったのに対し、東北各県において保守が野党候補に敗れる結果が相次ぎました。ということは東日本大震災から5年以上経った今でも復興が進んでおらず、地域の人たちは日本の将来などとてもまだ考える余裕はなく、現状の生活に精一杯ということで強い不満の表われと言うことではないでしょうか。

また選挙前、安倍首相は敢えて憲法改正には触れていませんでした。おそらく日本人の心の中に潜む平和意識から、憲法改正というアレルギ-を引っ張り出すことを怖れたためでしょう。

一方、野党のだらしなさが一層目立った選挙でもありました。民進党など、何でも反対、反対で自党での対案が少しも出てきません。それに加え、政権を任された一時期の不甲斐ないイメ-ジが拭い去っておらず、いまいち信頼に欠けていたのではないでしょうか。

こうなれば人心一新で出直すしかありません。このまま自民党の独裁を許さない強い野党を作っていかなければなりません。願わくば拮抗した勢力の2大政党制で、お互いの行き過ぎを指摘し合える政治を目指してもらいたいものです。もちろん憲法改正には絶対反対です。

2016.07.11

胸のすく逆転勝ち No.2865

 昨日は草薙球場へ母校の応援に行ってきました。予定では土曜日の開幕試合だったのですが、雨天のため日曜日に順延となったのです。私としては他の用事と重なり土曜日は行けなかったのですが、雨天順延のお陰で観に行くことができたわけです。

おまけに試合の方は3-4のスコアでこちらが1点負けていたのですが、9回に3点を入れ、胸のすく逆転勝利を収めてくれたから言うことはありません。ですから勝利の校歌を歌う時は思わず込み上げるものがあったくらいです。

そのくらい嬉しかったわけですが、先行逃げ切りが多い我が方としては、まれにみる終盤での見事な勝ち方ではなかったかと思います。その9回の攻撃を振り返ってみると、この回は1番からの好打順でまず先頭の高橋君が四球で出塁します。

続く2番の大橋君の送りバンドが少し強い当たりで1塁前に転がったのですが、少し2塁よりでしたので2塁手の1塁カバ-が遅れ、落球を誘い2塁手が走者と交錯した間に1塁走者は3塁まで進み、無死一、三塁とチャンスが広がりました。

ここで負傷した2塁手の治療の関係でしばし試合は中断するのですが、再開直後の1球目を3番宮川君が見事にレフト前に弾き返してまず同点としたのです。続く4番の笠井君はこの日一番当たっていて、ライト前に3本目のヒットを放ち、無死満塁と攻め立てます。

続く5番が倒れた後、1死満塁からキャプテン山田君の放った3塁ゴロはいい当たりでしたが、3塁真正面で思わずダブルプレ-かと目をつぶりそうになりました。ところが相手3塁手がこれをファンブルして待望の勝ち越し点が入ったのです。

こうなればこちらのペ-スです。たぶん1球目にやってくるのではないかと思われたスクイズを次打者が決め、相手には重い2点目の勝ち越し点が入り、ほぼ試合を決める展開となることができました。

やはり得点に絡むのは我が方の守備でもそうですが、四球とこうしたエラ-が必ず致命傷となるわけです。それにしても同点打を放った宮川君のバッティングは思い切りの良い、狙いすました見事なものでした。この積極果敢な打撃が勝利に繋がったとも言えるのではないでしょうか。

その他にも随所に良いところを見せてくれました。相手の5回の攻撃でも、5点目となるかもしれないレフト前のヒットを大橋君が見事な返球で2塁走者を本塁で刺しました。これなども試合展開からしても、その次の6回にこちらが2点取り、1点差に迫ったわけですから大きなプレ-と言えることができます。

それから先発・佐竹くんが両足痙攣で降板した後、引き継いだ渡辺君と高橋君がそれぞれ2回ずつよく投げました。これも勝利を呼び込んだ大きな要因だと思われます。

とにかくどちらかと言うと、今までは強豪相手に対し、こちらがリ-ドしていて最後にひっくり返されるというゲ-ムが多かっただけに、見事な逆転勝ちは胸のすくとても気持ちの良いものでした。もちろん家に帰っての晩酌が進んだことは言うまでもありません。

明日12日は伊勢原のお客様の工事現調を兼ね、あちこち挨拶回りで早朝より出掛けるため、カキコミは休ませていただきます。

2016.07.08

大谷吉継 No.2864

 戦国時代の武将の中にこんな友達思いの人間がいることを初めて知りました。その人の名は、今放送中の大河ドラマ「真田丸」にも出てくる大谷吉継という人です。

北の政所の縁故関係から豊臣秀吉の家来として知られていますが、秀吉をして「100万人の軍勢を指揮とらせてみたい男」といわしめた知勇兼備の武将です。

でも秀吉の死後は人間としての風格に好ましく思っていた徳川家康に心を寄せていました。そして家康の会津の上杉征伐にも出陣しするのですが、途中、石田三成のところに立ち寄った際、挙兵の話を持ち出されるのです。

大谷は時代の趨勢として利が家康にあることから、何度も三成に対し思いとどまるように忠告するのですが耳を貸しません。また三成の人望の無さを指摘したりして、親友であるがゆえの忠告だったのですが聞き入れませんでした。

こうして関ヶ原の戦いに移っていくわけですが、結局のところ大谷は三成との友情から西軍に加担することになったのです。勝ち目のない戦にあえて加わることになるのですが、それがなぜなのかは以下の理由からのように言われています。

大谷吉継は若いときから当時は死病として恐れられていたハンセン病を患っていたのです。今回のドラマでは顔は綺麗なままですが、よく時代劇に出てくる彼の姿は崩れた顔を隠すため、白布や包帯で覆っているのを目にします。

二人の間にこんなエピソ-ドがあります。秀吉が起こした朝鮮の役。吉継は軍監として渡朝しましたが、戦後、その功が称えられ秀吉が大阪城で開催した茶の席に招かれました。その席で緊張のあまりか吉継は、鼻水を茶碗のなかに落としてしまうのです。

それを見た諸将は以降、飲む真似をするだけでしたが、席に列していた三成は、何事もないように茶碗のなかの茶をすべて飲み干してしまったのです。その夜、吉継はひとり寝所で男泣きに泣いたと伝えられています。

業病と戦う自身への、へだたりのない三成の友情に感激したためです。関ヶ原の戦いは名将として知られた吉継からすれば、勝利のありかは一目瞭然にもかかわらず、勝敗を超えた彼の行動の裏には三成への友情が何よりも優先し熱く広がっていたのです。

このような戦国の世に限らず、自分自身の損得勘定や出世のためには、平気で他人を出しぬいたり裏切る人が少なくありません。しかしそうした中で、吉継のような友情や義を貫いた人がいたことも事実なのです。特に現代のような割り切った世の中では、忘れてはいけない人間の生き方を学んだような気がします。

2016.07.05

素人だからこそできる No.2863

 素人だからこそできる発想を商売に生かしている事例を読ませて頂きました。その1つはル-ルを守らない客を叱り飛ばすお店です。このお店は大阪の繊維問屋街・船場にある下着専門店のファンデという会社で、ケンカ商法と呼ばれるユニ-クなやり方で業績を伸ばしています。

ケンカ商法とは、店舗の入り口に、「包装なし」「商品は乱さずに見ること」「返品・交換なし」などの「取引条件」を掲げ、このルールを徹底できないお客には退去してもらうというものです。

普通、お客様は神様と言って、多くのお店では腫れ物に触るような扱いをしているものですが、このお店ではル-ルを無視しようものなら、お客でも「買い物は、カバンを置いてからにして!うちにはルールがあるから!」と叱り飛ばされるのです。

叱り飛ばしているのは店の経営者である、津田綾子さんという方で、「船場のケンカ母ちゃん」として知られ、テレビなどのメディアにも採り上げられているほか、経営者向けの講演会でもひっぱりだこの名物経営者になっているそうです。

彼女は子育てがひと段落した頃、旦那さんがやっていたこのお店を手伝うようになったのですが、それまで商売は全くの未経験だったそうです。このように他人を叱り飛ばすようになったのも、主人の言うとおりにした結果なのです。

何もわからない素人だから、とにかく主人のいうとおりにしようと、腹がくくれました。主人があの客を叱れといえば、それを素直に聞いて“ちゃんと畳んで!でけへんのやったら出てって”と声を張り上げていました」と語っています。

素人だからこそ、とにかく言われたことを忠実に徹底して行い、そうすることでお店の経営スタイルが定着し、お客の間でも「あの店ではル-ルを守らなければならない」という意識が自然に身についていったということです。

また素人ならではの発想で、プロでも難しいとされたものを可能にした人もいます。鳥取県米子市の弁当・押し寿し製造販売業、『米吾』の内田雄一朗社長がその人です。この会社の看板商品の『吾左衛門寿し』は、米子を代表する名物として知られていました。

ところが長期保存がきかず生産量が限られていたことから、かつては地元販売に限られていました。また大量注文があったときは社員が総出で深夜から製造しなければならず、労働環境としても劣悪の状態でした。

この問題を解決するため、社長は冷・解凍技術の導入を決めたのですが、専門メ-カ-からは寿しや弁当のように異なる食材を一緒に解凍する技術は難しいと断わられてしまったのです。

ならば自前で開発しようと社長は決心し、4年間、試行錯誤を繰り返した上、とうとう、弁当や寿しをむらなく解凍できる技術を開発、特許も取得したのです。これも英文科出身で全くの畑違いの素人だからこそできたと言われているのです。

なまじ知識があればそんなことはとても無理と諦めてしまうものですが、素人だからこそ、できないはずはないと考えて打ち込めたのです。こうして労働環境も大きく改善され、品質も安定したことに加え、うま味も増すことになったことにより出荷量も拡大し、販路も大幅に広がっていったのです。

まさに素人だからこそ、その強みを生かせたのです。よく同じ業界にいては常識にとらわれ、なかなか斬新な発想が生まれないと言われています。従っていろいろな人の意見やアイディアにも、真摯に耳を傾けなければいけないわけです。そういった意味では専門外の人こそ大きなヒントを持っていると言えるかもしれません。

明日6日から2日間、私用でお休みを頂くため、カキコミはお休みさせて下さい。

2016.07.04

世界772位 No.2862

 梅雨がもう終わったのかと思わせられる暑い週末の休日でした。その30度は超えると思われる炎天下の富士川河川敷で、ソフトボ-ルの試合を2試合もやってきました。いい歳をしてと言われそうですが、シニア年代みな元気がよいものです。

さてEU離脱で揺れているイギリスですが、もう一方ではウィンブルドンのテニスが開催されています。ここで世界ランク772位の選手が1回戦を勝ち上がったことで、大きな反響を呼んでいます。

この選手はマ-カス・ウィリスという人で、ロンドン中心部にあるテニス・クラブで子供達を中心にテニスを教えており、試合のあった月曜日の27日も本来なら5歳から10歳の子供へテニスを教えているはずでした。

そんな彼が歴史あるグランドスラム本戦1回戦で、世界ランク54位のR・ベランキス(リトアニア)を6-3, 6-4, 6-4のストレートで下し、2回戦進出を決めたのです。

両親と共に暮らしているウィリスは、1時間のテニスレッスンで40ドルを稼いでいるわけですが、これまでグランドスラムどころか、ツアーレベルの本戦での試合経験もなかったと言われています。

しかしジュニア時代は違っていて、2007・2008年のウィンブルドン・ジュニアで3回戦進出するなど、将来を期待された選手だったそうです。でも度重なる怪我やモチベーションの欠落などがその後のテニス人生の妨げとなっていたのです。

そんな人生の負け組になりかけていた彼の背中を押したのが、新しくできたガ-ルフレンドでした。彼女にテニスを続けるようにと言われたのが、まさにプロテニス選手としての人生を諦めようとしていて、フィラデルフィアへ移ってテニスを教えようと考えていたときだったのです。

こうしてテニスを続けたお陰で、今大会の予選へのワイルドカード獲得を争うプレーオフに招待され、そのプレーオフで3試合を勝ち抜き、ウィンブルドンの予選出場枠を獲得し、予選でも3試合で勝利を飾り、本戦への切符を手にしたのです。

ですからここまでにはそうした長い道のりがあったわけで、1回戦が行われた会場には多くのファンや友人、家族が押し掛け、大声援をバックに他のどのコートよりも盛り上がっていたわけです。

この1回戦を勝ったことにより、予想される獲得賞金は少なくとも5万ポンド(約650万円)と思われ、今年獲得した賞金総額の、シングルスとダブルス含めても350ドル(約3万5000円)だった彼にとっては、かなりの金額でサプライズとなったわけです。

そして迎えた2回戦の対戦相手は、最多優勝タイ記録となる7度の優勝を誇る第3シードのR・フェデラーでしたから、残念ながら敗れ去ってしまいましたが、センタ-コ-トに詰めかけた大観衆からは惜しみない拍手が送られたと言います。

ある意味、アメリカンドリ-ムみたいなものですが、やはり人間死ぬまで諦めてはいけないということでしょう。応援に駆け付けた、このコ-チに教わっている子どもたちにとっても、憧れのフェデラ-と対戦している我が先生をきっと逞しく誇りに思えたのではないでしょうか。

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