社長の三行日記

2015.01.30

ちょっと良い話118 No.2682

 こんな痛快な話をFacebookで見つけたので紹介したいと思います。電車の中での出来事なのですが、カップルのうち男性の取った行動が車内の空気を一変させた、ちょっと良い話です。

世の中には、予期せぬ病で苦しむ人がたくさん居ます。日常生活に影響が出る病気で苦しむ人もたくさんおり、その人の為、またそれを支える家族の為にも、より思いやり溢れる気持ちを社会全体が持つ事が重要。

しかし、中にはそうした人に対して、心無い言葉を投げかける人も・・・電車に乗ってたカップル。少し遠目の扉から、ダウン症と思われる人とその家族らしき人が乗車します。すると仲良く話していたカップルの彼女がそちらに気付き、彼氏にポツリと、「あの人ヤバくない?」と一言。

その後すぐの事でした。彼氏が、電車内の空気を一変させる行動に移ります。それまで笑顔で話していた彼氏が、急に表情を変えます。そこには、笑顔の面影もない、憤りにも似た表情がありました。

「は?」 「いやそういう事平気で言うお前の方がヤバいから」周囲の人の視線を集めてしまう様な、割と大きな声ではっきりと、彼女に言います。「そういう女無理だから。もう話かけないで」

そう言い残し、彼女の元から離れて歩き始めます。そしてダウン症らしき人とその家族らしき人の方に近付き、「すみませんでした」と深々と頭を下げて、そのまま別の車両に移っていきました。

彼女は面食らったかの様に呆然とし、その場に立ち尽くしたまま。周囲の人もみんなその行動に驚いていたのだそうです。そこまで大事にする必要性があったのか、賛否が分かれるかもしれませんが、少なくともこの男性には、人に対して差別的な見方をする行為が許せないという信念があったのではないでしょうか。

そしてこうした勇気ある行動や想いが、もしかしたら世の中から差別や偏見といったものを失くすエネルギーになってくれるのかもしれません。

ダウン症の方だって、自分がなりたくてそうなったわけではありません。ちょっとした染色体の数が違うことにより、ダウン症を発症して生まれてきたのです。つまり体内で精子と卵子が作られるとき、この染色体異常が起きるのがほとんどで、染色体の分裂がしっかりできないことにより起こっていることです。

そして1000人に一人の確率で発症していると言いますから、まるっきり他人事ではないのです。そうした意味でも心無い言葉をかける人もまだまだいるかもしれませんが、カップルの男性のとった行動は、本当に胸のすくような意義あることだったのではないでしょうか。こうした若者の存在にまだまだ日本も捨てたものではなく、嬉しく感ずるものです。

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2015.01.29

イチロ-さんの去就 No.2681

 あのイチロ-さんの去就がやっと決まりました。フロリダのマイアミにあるマ-リンズです。ヤンキ-スをFAになってから、いったいどこに行くのかと心配していたのですが、行き先が決まり日本人の多くがホッとしているのではないでしょうか。

そのくらいイチロ-さんと言えば日本人を代表する選手ですし、41歳になったといえども、まだまだその活躍が期待されるものです。大リ-グの通算3000本安打にもあと156本と迫っていて、応援する私たちとしても早く達成できる球団に入って欲しいというのが願いでした。

というのもここ数年所属していたヤンキ-スでは、どちらかと言えばその扱いは不遇とも言えるものでした。まあ球団財源も潤沢なヤンキ-スですから、選手も豊富に抱え仕方ないとも言えますが、やはり常時出ていればこそ力を発揮できる選手だけに少しもったいないように感じていました。

そうした意味でも次にめざす球団は常時出場できるところを狙っていたことと思われますが、どうやらこのマ-リンズでも外野手3人は安定した選手が揃っていて第4の外野手とも伝えられています。

でもあのイチロ-さんのことだから蓋を開けてみなければ分からないのではないでしょうか。何しろ10年連続年間200本安打という、とてつもない記録を打ち立てた人です。それだけに歳は取ったというものの、まだまだその潜在能力は侮れず期待できるのではないでしょうか。

また昨年、マ-リンズの控え外野手6人について、レギュラー3人の休養日の先発出場や代打出場での総打席数が340だったと言われています。それだけに外野全てをこなすイチロー選手が、この6人分の出場数を一人で担うことも可能となるわけです。

マ-リンズ入団発表もわざわざ球団幹部が来日し、こちらで行われたわけですからイチロ-選手の凄さを感じさせてくれます。本人も記者会見でやたら熱い思いが伝わってきて恐縮していますと述べているとおり、球団の彼に対する期待の表われを感じます。

その中で1つイチロ-さんらしい面白いコメントがありました。「ペットショップでかわいい子犬たちがどんどん売れて、ちょっと大きな成長した犬が残っていくみたいな状態ですかね。でも買ってくれる人はいた。だから忠誠を尽くす。そんなところでしょうか

レギュラ-と言われている外野手3人が全て25歳以下ということから、自分のことを喩えてこう述べているのです。飼い主の決まらない犬の気持ちになって述べているところが面白いところです。とにかく、やっと去就が決まったわけですから、あとは今シ-ズンの活躍を祈るばかりです。まだまだやれる選手だと信じています。

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2015.01.28

考えさせられる弁護士 No.2680

 こんな弁護士がいることにビックリしました。宮崎で起こったオイルマッサ-ジ店での女性客に対しての強姦事件です。この店の経営者が被告として告訴されているのですが、被告側の弁護士が男が盗撮したビデオの処分を条件に被害者側に告訴取り下げを求めた問題です。

伝えるところによると、起訴前の昨年3月に被告側弁護士から「無罪の決定的証拠であるビデオを法廷で上映することになるが、被害者はそれでもいいと考えているのか」などとして、ビデオを処分する代わりに示談金なしで告訴を取り下げるよう求められたということです。

被害者の女性はそれを聞いて、まさかビデオまで撮られていることを全然知らなかったことから、その存在を知り人生が終わったような恐怖を覚えたと言っています。

このことはビデオを公表されたくなかったら、大人しく告訴を取り下げろという脅し以外の何物でもありません。そして強姦までしていながら示談金0円という提案は、とても言えた筋ではなくあきれた話です。

強姦しながらビデオまで撮影したという被告は全く論外のことでお話になりませんが、この弁護を預かった人間の倫理観や資質まで問われる話です。まさに依頼者の罪を軽減するためには手段も選ばないというやり方です。

この結果、被害者にとっては強姦された事件のみならず、予期せぬビデオの存在で2重、3重に苦しめられていることになるのです。でも被害者の女性は勇気を奮って法廷に立ったということです。

自分がレイプされている映像を見なければいけなかったということですので、さぞかし辛かったことでしょう。そして事後、下記のような手記の中でを次のようなことまで述べています。

法廷で証言し、弁護人から繰り返し「抵抗できたのではないか」という趣旨の尋問を受けなければならないというのは、被害女性にとってこれほど屈辱的なことはないと思いました。

証言が終われば、裁判が終われば、自分を完全に取り戻せるのではないかと思っていましたが、心はそんな簡単に戻るものではないと改めて実感しました。心もそうですが、事件を機に変わってしまった私の生活もなかなか元には戻りません。

それゆえに被告人のみならず、この弁護士もかなり罪深いと言えるのではないでしょうか。依頼人のためならどんな弁護でも引き受けるというやり方や、そうした弁護士の存在に怒りさえ覚えるものです。 

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2015.01.27

横綱・白鵬の強さ No.2679

 とうとう横綱・白鵬が大鵬関の優勝32回を超える、最多優勝となる33回を記録しました。まあこうなることは時間の問題だったのですが、当時の大鵬関の強さを知る人間だけに、こんなに簡単に破られるとは思ってもみませんでした。

それにしてもその強さが光っています。逆に言えば他の力士の不甲斐なさとも言えるわけです。期待されている日本人の稀勢の里とか遠藤という力士はいったいどうなのでしょうか。

ここまで歯が立たないとなると、果たして白鵬が強すぎるのか、はたまた他の力士がだらしなさすぎるのか、判断に迷ってしまいます。でもやはり横綱が強いのでしょうね。

私たち日本人からも、お国の違いとかを超えて心から祝福しなければと思っています。今場所の優勝インタビュ-を聞く機会があったのですが、その口から出た言葉は内助の功の有難さでした。

もちろん奥さんは日本人であるわけですが、この言葉など、もうほとんど日本人と変わらないのではないでしょうか。まさに心技体を備えなければならない横綱の器に近づいているとも言えるわけです。

そうした意味でも1つ残念なのは場所後の会見で、審判部の批判を行ったことです。13日目の対稀勢の里戦の取り直しの一番について、明らかに自分が勝っていたのにビデオ判定はどうしてるんだとか、子どもが見てもわかるとまで言っているのです。

その一番は行司も軍配を白鵬にあげたものの、ほぼ同体だったのではないかと言っているほどです。ですからかなりきわどい一番だったわけですので、彼が言っている子どもが見てもわかる勝負ではなかったものと思われます。

そして気になるのは言葉の端々に肌の色の違いとか、まげを結って命がけで取り組んでいる日本の魂などと、自分がモンゴル人ゆえに未だに差別されているかのように感じられることです。

まあ対遠藤戦のように観客から手拍子で遠藤コ-ルなどが起こると、差別されているように感じられるかもしれませんが、それは日本やモンゴルとかの問題ではなく、強い横綱ゆえに有望力士に期待したい表われなのだと思います。

ですから盤石な横綱ですから、思ってはいても批判めいた言葉など口に出さず、どっしりと構えていればよいのです。確かにいくら横綱といえども国籍が違うことから、いろいろと考えさせられることもあるでしょう。

でも33回の優勝を飾った表彰式では、満員の観客から多くの温かい拍手が送られていました。これが本来の日本人の心なのです。今回予想以上にその発言に多くの批判が寄せられているみたいですが、これを前向きの機会として捉え、また1つ大きくなってもらいたいものです。

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2015.01.26

イスラム国 No.2678

日本人2人の人質を立てて2億ドルを要求していたイスラム国は、そのうちの一人である湯川遥菜さんを殺したと見られ、当初の身代金を変更し、もう一人の後藤健二さんと引き換えに、新たにヨルダンに収監されているサジダ・リシャウィ死刑囚という女性の釈放を求めてきました。

つまり日本からは金は引き出せないと判断した結果だと思われ、ただ殺害するより、それなら彼らにとってもっと実利のある選択を考え出したゆえのことと思われます。ではこの女性死刑囚はいったいどんな人間なのかと、少し興味をそそられます。

調べてみると、このリシャウィ死刑囚は2005年11月、ヨルダンの首都アンマンの3カ所のホテルで、米国人を含め少なくとも計57人が死亡し、300人以上が負傷した爆破テロ事件の実行犯でした。

彼女は最も被害が大きかった、米系のラディソンSASホテルの結婚式場に夫とともに潜入したのです。そして夫が自爆し、38人もの人々が犠牲になったのですが、彼女は部屋の反対側で自爆する予定でしたが、これに失敗し当局に拘束されたのです。

そしてイラク人の彼女は、イラクのアルカイダと呼ばれるザルカウィ容疑者の、「右腕」だった司令官のきょうだいだとも言われているのです。この司令官はイラク・ファルージャで殺害され、ザルカウィ容疑者も06年に米軍の空爆で既に死亡しています。

また現在、「イスラム国」を率いるバグダディ容疑者という人間も、故ザルカウィ容疑者の部下だったとされ、当時の組織の幹部たちと、さまざまなつながりがある、このリシャウィ死刑囚は「イスラム国」にとって特別な存在とも言えるみたいです。

でも果たしてヨルダンという国が、後藤健二さんと引き換えにこの死刑囚を引き渡すかどうかはかなり疑問視されているみたいです。それと言うのも、ヨルダンではイスラム国に去年の末から拘束されている、自国空軍のパイロットの解放交渉が進んでいないからです。

つまり日本人より、自国であるヨルダン人の解放を優先すべきだという意見が少なくないからです。ですから私たち日本人としては、後藤さんに何とか無事解放され戻ってきて欲しいという願いが強いものですが、予断が許されない事態となっているわけです。

こうした危険地域に自ら足を踏み入れ命がけの取材を行っている、ジャ-ナリストの後藤さんに対し、一部では自ら招いたので仕方がないという意見もないわけではないのですが、日本には生まれたばかりのお子さんもいると聞きます。

それだけに何とか無事救出を願いたいものです。それにしても全くこんなことを予期せず、周辺諸国の難民救済支援に2億ドル拠出を表明した安倍首相に何の罪もありませんが、何か因縁めいためぐり合わせが悪いようなものを感じています。

2015.01.23

私たちのお役立ち No.2677

 火曜日にお客様から引き合いがあり、何とか来週の月曜日の26日までに盤を製作してくれないかとの依頼がありました。ということは製作完了まで1週間もないわけですが、少し無理かもしれないと思ったものの、無碍なお断りはしませんでした。

お客様にしてみれば困っているわけですし、その困っている事情をみすみす見て見ぬ振りはできないからです。言い換えればそんなときこそ私たちの使命が果たせるわけで、こんな機会を逃せば折角の引き合いの機会を失うことにもなるわけです。

お客様にその事情をお聞きすると、昨年暮れに大手のメーカーに注文を出したのですが、暮れから正月の空白の期間を挟んだためか、今月の26日の納期をすっぽかされたみたいです。

これも大手だから許されるようなものですが、私たちがこんなことをすれば大変です。でもお客様からの注文をこういう形ですっぽかすというのも、私たちからすれば信じられない話です。

こうしてメーカーで唯一手配してあったブレーカを除き、急遽、中板や化粧扉等の板金の手配から端子台や銅帯の加工に至るまで、スタートさせなければならないから、それこそ戦争みたいなものです。

まず外注に出さなければいけない、板金が間に合わなければ社内が頑張ってもどうにもなるものではありません。何とか外注に頼み込み、火曜日中に図面を出すからその翌日には製作を完了してもらう旨、約束を取り付けました。

そして今度は分電盤の銅帯加工です。この加工は社内で行うことができるゆえ何とかなるものですが、問題は加工した品物のメッキ処理です。こればかりはニッケルメッキと言って、やはり外注に頼まなければなりません。

幸い21日中に社内で加工ができましたので、その日の内にメッキ処理に出したところ、これも何とか23日の内にやってくれるとの返事を頂くことができました。こうしてあとは社内の配線まとめ処理を残し、その目処が立ったのです。

そんなわけですので、金曜日の今日に至るまでこの仕事に振り回されることになったのです。もちろんその間はこのカキコミも書く余裕はありません。まさに1つのこの仕事に全力投球することとなったわけです。

このことは「ノーとは言わない」我が社の真骨頂でもあるわけです。言い換えればこれだからこそ弊社の存在感は生まれるわけですし、お役立ちができるというものです。言い換えれば、ただ当たり前の仕事だけ処理するのでは大手のメーカーでよいかもしれませんが、今回のこうしたお引き合いにこそ私たち中小企業の出番があるというものです。

2015.01.20

おちゃらけ No.2676

 サザンの桑田佳祐さんが自分に対する一連の批判に対し謝罪をしました。先のイベントの中で、それ以前頂いた紫綬褒章の取り扱いに配慮を欠いたことなどで、ネット上で多くの批判が生じたことからです。

問題となったのは、昨年大晦日に開かれた、横浜アリ-ナでの年越しライブで、昨年秋に受賞した紫綬褒章をポケットから取り出し、観客に対してオークションに掛けるようなパフォーマンスをしたことです。

このことは桑田さん特有のおちゃらけだったと思われますが、ツイッターなどに「嫌なら辞退すべきだった」とか、「失礼だ」などといった批判が予想外に高じた為、急遽謝罪のコメントを出さざるを得なくなったからです。

またこの他にもNHK紅白歌合戦でのチョビ髭姿も、ヒトラーのまねなどと話題になっていたみたいです。これらも以前のパンツ姿での登場などと同様、ある意味、国民的行事になっている紅白に対し、彼独特の皮肉も入っていたのではないかと思われるものです。

でもそうした皮肉めいたことが、本人の予想以上の批判を浴び、今後のことを考えての早急な火消しに走ったのではないでしょうか。それだけネットの反応が大きな影響を与える時代になったとも言えるわけです。

桑田さんサイドは今後のアルバム発売などを考えたビジネス面での判断と、フランス週刊誌銃撃事件のような抗議活動がエスカレートした事件を思い、何が起きても不思議でない時代背景を考えての措置だったかもしれません。

でも桑田さんはやはりやり過ぎとも言えるものです。確かに彼の歌には時の政権批判を連想する、胸のすくような歌詞もないわけではありませんが、おちゃらけではなく、もっと真っ向から向かっていってもよいのではないでしょうか。

ただ今回のことで今後懸念されるのは、こうしたアーティストの自由な表現活動に対し、ネットの力が必要以上の圧力を与えかねないことです。かつてフォークソング全盛時代にはこうした政治や体制批判は少なくなかっただけに、戦争ではない平和を願うメッセージには余分なものは避けてもらいたいものです。

その意味でもサザンの新曲は「平和の鐘が鳴る」という社会的なメッセージがこもられているだけに、こうした平和や政治の矛盾を突いた曲作りへのトーンは是非下げてもらいたくないものです。

2015.01.19

民主代表選 No.2675

 いち早く正月気分も抜けきった今年は順調なスタ-トを切れています。土曜日も秦野のお客様の工事で、古い照明分電盤を社内で製作していった新しいものに何面か更新するという仕事だったのですが、何も問題なく完了することができました。

特に扉のリニュ-アルなど、蝶番の部分の事前調査が少し難しいため、合うかどうか結構懸念されるものですが、何とかうまく収まりました。元々こうしたややこしい仕事に活路を見出し、現在まで続くことができているわけですが、うまく収まったときの気持ちは何とも言えない爽快なものです。

さて前置きが長くなりましたが、昨日、民主党の代表選が行われ岡田さんが代表に選ばれました。個人的には我が県の選出議員でもあり、将来の首相候補と言っても過言ではない、細野さんがなったら面白いなと思っていたのですが叶いませんでした。

細野さんが代表になれば、低迷している民主党も少しは変わるかなと思っていただけに、とても残念に思っています。夕方近くちょうどチャンネルを回したテレビには、その代表選の中継が映し出されていましたのでしばし目が留まりました。

画面は1回目の選挙結果が伝えられ、これから決選投票に向かう前の細野、岡田両候補の立候補演説が始まるところでした。まずトップバッタ-の細野さんは相も変わらず明快な語り口で、その意気込みの強さを感じさせられました。

続く岡田さんなのですが、少し気になったのが演説の冒頭、まず第1回目の投票で敗れた長妻さんを褒め称えていたことです。それはさもないようなことだったと思われたのですが、少し勘ぐって考えるとこれからの決選投票のことを考えたからこそのことだったように思えたのです。

このへんが敗れた細野さんが後で述べていた、経験不足ということに繋がるかもしれません。やはり百戦錬磨の岡田さんのしたたかさと言えるかもしれません。でも私たちから見れば、真っ直ぐで一本気のように感じられる細野さんの方が好感を持てるというものです。

でもこれが私たちでは本当に計り知れない政治の世界というものなのでしょう。今回の結果により細野さんが演説でも述べていた、2020年の東京五輪のときには民主党が政権を奪い返すという自分の夢は、ほぼ潰えたと言ってもよいかもしれません。

しかしながらこの人には託してみたいという、大きな魅力があります。それゆえ捲土重来、再度力を蓄えご自身の大きな夢に向かってもらいたいものです。我が静岡県では石橋湛山氏以来、総理大臣は出ていませんが、唯一の可能性を秘めた方だと思っています。

2015.01.16

ちょっと良い話117 No.2674

 この季節は既に通り過ぎてしまいましたが、クリスマスに関する、温かなちょっと良い話を見つけましたので紹介します。夫が単身赴任になって早3年。息子が高校受験を控えていることもあり、クリスマスどころではありませんでした。

ツリ-も飾らず、ケ-キも自分一人しか食べないからと省略。唯一クリスマスらしいことといえば、息子のためにチキンを焼いたことくらい。クリスマスの夜。塾から帰宅した息子に食事を出していると、突然チャイムが鳴りました。

開いた玄関の先にいたのは、サンタの格好したピザの配達員。私が困惑していると、背後から「僕が注文したんだよ。お母さん、ピザ好きでしょ」と息子が玄関へ行き、代金を支払いました。

「珍しいこともあるもんだ」と思いつつ、そのときは何の疑問も持たず、私たちはピザを食べ始めました。すると再びチャイムが鳴りました。毎年パパからのプレゼントが宅配で届くので、きっとそれだと思っていました。

ドアを開けると、そこにいたのはサンタの帽子をかぶったス-ツ姿の夫。「メリ-クリスマス!」両手にプレゼントを抱えた夫は、私の驚く顔を見てニヤリ。ピザは夫が気をきかせて息子に頼んで注文したとのこと。

用意しなかったケ-キも夫が買ってきてくれました。一番うれしいのは、何年かぶりに家族そろってクリスマスを迎えられたこと。パパサンタの憎い演出に感謝です。

思いがけない、こうした憎い演出はとても嬉しいものです。人は予想外に喜んだり感動するのは、自分の期待や予想をはるかに超えるときにあります。帰ってくるとは全然思っていない夫が突然帰ってきて、しかもお土産付きで戻ってきたわけですから喜びが増幅されるのです。

同様に私たち企業にも必要なことは、お客様の予想や期待をはるかに超える仕事にあるのではないでしょうか。それにはどこにでもあるような一様なものではなく、やはり抜きん出た差別化されたものでなくてはいけません。

そういったものを求め続けていくのが時代に負けない、これからの企業特に中小企業の生き方ではないでしょうか。納期や品質等、とても無理と思えるお客さまからの要求でも、ただ断わるのではなく、どうしたらそれが可能か、前向きに捉えていくのが私たちに求められている生き残りの道だと考えています。

2015.01.15

情けは人のためならず No.2673

 「情けは人のためならず」という言葉があります。比較的間違えてその意味を捉えやすいのですが、人への情けは相手ばかりでなく、自分の為にもなるということです。

ですから、情けは決して人のためにはならないということではありません。この言葉が科学的にも根拠があるという話が載っていました。健康づくり運動を進めている、諏訪中央病院名誉院長の鎌田実さんの話です。

鎌田さんはよく知られているとおり、40年来、地域住民とこの健康づくり運動を進めてきました。食事や運動に加えて、生きがいや地域の絆も健康長寿の秘訣と分かってきたことから、できるこことから実践しましょうと以下のように述べています。

散歩や体操など軽い運動を習慣にすれば、体力が維持でき、認知症のリスクも下がります。そして近年、健康寿命の長い地域に共通するのが高齢者の就業率の高さだと分かってきました。

「人の役に立っている」と実感し、生きがいを持ち続けている人が元気で長生きしているのです。「よくボランティアをする人は高血圧の発症率が40%低い」「コミュニティ-の絆が強い町の住民は心筋梗塞になりにくい」と海外でも報告されています。

僕らは心を持つ生き物だから、自分が存在している意味が見えている方が健康でいられる。長生きのためには生きがいと絆をどう持つかがとても大事。地域や臨床現場で健康づくりに長年取り組んできて、最後にたどりついた結論です。

野菜をたくさんとり、血管を健康にする成分を多く含む魚をよく摂取する、食事の改善が健康長寿の秘訣などと伝えられていましたが、そればかりではないのですね。健康寿命というのは、一生のうちで健康上の問題で日常生活が制限されない期間のことを指すそうです。

それは男性が71.19歳(平均寿命80.21歳)、女性74.21歳(平均寿命86.61歳)と言われています。つまりそれぞれが10年ぐらい何らかのことで健康を損なっているのです。ですからその差が小さければ小さいほど、その人の人生は充実しているとも言えるのです。

このようになりたいものです。昨夜出掛けたお通夜の席では、91歳の故人が「普通に生活していて朝起きたら亡くなっていた」というようになりたいと常々口にしていて、実際にもそれに近いような形で亡くなられたと伝えられていました。

これが理想的な生き方なのでしょう。健康は目的ではなく幸せに生きるための道具とも言われています。同じものを食べるにしても、家族や仲間と大勢で食べた方がよりおいしく幸せを感ずるわけです。やはりコミュニケ-ションが大切なのですね。

2015.01.14

球団愛 No.2672

 大リ-グ・ヤンキ-スで活躍した黒田投手が今季、日本に帰ってくることが決まりました。それも古巣・広島カ-プに入ることになったのです。契約は1年で年俸4億円プラス出来高払いと伝えられています。

ということは昨年ヤンキ-スでもらっていたのが1600万ドル(19億2000万円)ですから、米国残留なら広島の5倍の契約を交わせる可能性があったわけですが、それをかなぐり捨ててカ-プに戻ってきたわけです。

まさに何よりも強いカ-プへの球団愛によるものと思われます。もちろんその力が落ちたわけではなく、昨年まで5年連続で2桁勝利を記録しているのです。ですからまだまだ自分を高く売れるわけだし、大リ-グのヤンキ-スはじめ他の球団からも食指は伸びていたはずです。

元々、もし日本に戻るときはカ-プ以外は考えられないと言っていたみたいですが、日本を離れて7年経った今でもその気持ちに変わりはなかったようです。確かに年齢は39歳ですから、選手人生が終盤にあることには違いはありません。

でも今季から監督も緒方さんに代わったばかりのことで、球団にとってはこれ以上の強い味方であることは間違いないわけです。これで投手陣も今までのエ-ス・前田健太投手と合わせて盤石な体制ができあがったのではないでしょうか。

こうなると目指すのは優勝ということになり、2年連続で3位だった広島が優勝となると実に24年ぶりになるわけです。とても面白いペナントレ-スとなるのではないでしょうか。

それにしても5倍近い年俸を稼げるというのに、それを捨てて元の球団に戻ってくる黒田投手に、何とも言えない男気みたいなものを感じます。近年、割り切ったドライな選手が多いこの世界ではとても貴重とも言えるのではないでしょうか。

また向こうで出番がなくて戻ってくる選手がほとんどの中で、まだまだ十分に通用し働ける選手が戻ってくることは日本球界にとっても有意義だし楽しみなことです。

多分その背番号通り、15勝は挙げるものと思われます。宿敵巨人を力で倒すチ-ムが少なくなっていることから、アンチ巨人の私としても今年の広島-巨人戦がとても楽しみになりました。是非その活躍を応援したいものです。

2015.01.13

障害者の挑戦 No.2671

 一昨日は各地で成人式が開かれました。少子化でどんどんその数が少なくなっていることと思われますが、この人たちが高齢化するときには年金等、国の負担がなくなるとも言われています。そんな余分な負担を掛けないよう、少しでもやる気に繋がる、しっかりとした政策を打ち出してもらいたいものです。

またこの日の早朝には、海岸や田んぼの中でどんど焼きが行われていました。各子ども会が主催しているのでしょう。日中は強い風が吹きましたが、朝はまだ穏やかでよかったと思います。我が地区では正月の神社に飾る門松が、今年は毎年作っている方が亡くなったためありませんでした。

こうした日本古来からの風習や伝統が途絶えるということはとても寂しいものです。それゆえ、次世代にも日本の良き風習をしっかりと引き継いでいく必要を感じているものです。

さて交通事故で脊髄損傷し、両足まひになったにもかかわらず、福祉用具貸与・販売の会社経営に奮闘している方の記事が新聞に載っていました。障害者の自立の手助けになればと願って設立した会社は徐々に軌道に乗り、10年目となった今年、節目の年を迎えようとしています。

吉松さんという社長は大学卒業後、大手総合建設会社に就職し日々その監督業務に精を出していました。しかし25歳の時信号待ちしていた車にバイクで追突したため、3か月の入院後、二度と歩くことができない旨告げられました。

こうして会社を退職後、設計事務所に勤務し製図や積算といったデスクワ-クで生計を立てていましたが、将来の展望は描けませんでした。そのとき仕事先で「税金を払える障害者になりなさい」と励まされたことがきっかけで、自身の障害を受け入れ、2005年に一念発起してこの会社を設立したのです。

そして年に100件ほど受注する手すりの取り付けや段差の解消工事は、上半身を頼りにほとんど自分一人でやり遂げたと言います。時間は人の2倍掛かっても、誠実に対応することで顧客の信頼を獲得していったのです。

こうして2013年には磐田市に支店まで構え、現在は社員5人を抱えているそうです。「足が不自由でもやろうと思えば仕事はできる。自分の姿を見てチャレンジする障害者が増えてくれたら」と吉松さんはこう語っています。

人間いつどんな状況に置かれるか判らないのがこの世の定めです。中には悲観に明け暮れ、自分自身を見失ってしまう人もいるかもしれません。そういった意味でも自分のみならず、同じような境遇にいる方にも勇気と希望を与える吉松社長の姿勢には、大きな敬意を表するものです。

それに比べ、少しばかりでない恵まれた環境に置かれている私たちは、もっとその優位さに感謝し、励まなければいけないことを強く感じさせられます。きっと吉松社長は自分が障害者だという意識を超越しているに違いありません。

2015.01.09

青学大の優勝 No.2670

 すっかり正月の風物詩となった箱根駅伝の今年は、青学大の初優勝で終わりました。毎年、この2日間はテレビにしっかりと釘づけにさせられるものですが、今年の青学大の勝因は何といっても往路5区の走りにあったのではないでしょうか。

この素晴らしい走りを見せたのが3年生の神野大地選手です。神野選手の発掘にはちょっとしたエピソードがあったみたいで、最初に目を付けたのがこのチームを率いて11年目になる原晋(すすむ)監督です。

原監督が就任して6年目の2009年に33年ぶりの箱根駅伝の出場を果たした青学大は、翌2010年には8位に入りシード権を獲得していました。その年の夏、菅平高原で合宿を張っていたのですが、ちょうど同じ時期に愛知の中京大中京高も合宿を行っていました。

原監督が中京大出身のことからか、練習の合い間にこの中京高の練習を見に行ったのでしょう。そこで監督の目に留まったのがこの神野大地選手だったのです。ウサギみたいにピョンピョン走っていて、一目で気に入ったと言います。

当時、神野選手は38kgと体も小さく、これといった実績はなかったのですが、原監督がとても気に入り卒業後の進路に青学大へと誘ったのです。その後、いろいろな大学の誘いを受けたといいますが、最初に認めてくれた監督を信じて青学大に入ったのです。

ですから菅平が運命的な出会いとなったわけです。もちろん今回の優勝は群を抜いていた3年生はじめ選手の活躍にあったわけですが、このような優秀な選手を発掘するリクルーティングにもあったのです。

それと大学の駅伝とはちょっと距離を置き、10年間にも及ぶサラリーマン時代を過ごした異色の経歴を持つ、監督自身のキャラクターもチームの成長した少なくない要素の1つにも思えます。

就任当時は練習環境が整っていなかったため、まず大学側の支援を取り付けることから始めたそうです。強化費の増額や寮の水風呂の設置、専用のマイクロバスの調達など、伝説の営業マンと自任する交渉術があったからこそと言われています。

また明るいチームカラーや雰囲気も監督の人柄が醸成したと言います。この箱根駅伝では他のチームは優勝か10位のチームしか喜んでいないのですが、青学は5位や8位でも喜びを素直に表しています。

こうしたことも奥さん共々選手と一緒に寮に住み込み、選手にどんな彼女がいるかも知っている監督ならではの人柄がもたらすことではないでしょうか。ただ勝てばいいと、なりふり構わずしゃにむに突き進んでいる学校の指導者は考えさせられることかもしれません。

とにかく優勝した青学大の3年生はかなり抜きん出ている選手が何人も揃っていると言います。ということはその雰囲気がさらにチームの磨きを増し、青学時代が到来するかもしれません。指導者のパーソナリティでチームが変わることを青学大が証明してくれました。

2015.01.08

宝くじ No.2669

 少し遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます。本年もまたよろしくお願い申し上げます。お正月はいかがお過ごしだったでしょうか。穏やかな日和でさぞかし快適だったのではないでしょうか。

私どもは大晦日の31日まで出張が続き、その関係で社内製作も納期に追われていたことから、4日には社員が出社してくれたため、たった3日間の休みしか取れませんでしたがそれなりにお正月を楽しめたものです。

それというのも、家族がこの期間は一堂に会するからです。暮れに生まれた次女の長男はじめ、孫たちも3人全員が揃い、これ以上の賑やかなことったらありません。

また新年早々、良いことがもう一つありました。昨年暮れ購入した年末ジャンボのミニの宝くじが当たったのです。と言っても4等賞の7万円なので大騒ぎするほどではありませんが、それでも嬉しいものです。

実はこの宝くじ、暮れには飲み会が続いていたことから財布の中身が乏しく、元々買うつもりはなかったわけですが、ちょうど暮れの取引先挨拶回りに出掛けた際、車のラジオから流れていた情報で買いたくなってしまったのです。

その放送では元が取れる宝くじの購入の仕方というのをやっていました。宝くじを連番などで何セットか購入するとき、普通何も指定しないと末尾の2桁は違った〇十番代のものが手渡されることになります。

でもこれでは末尾の2桁が当たってもたった1枚のみで、ジャンボですと3000円しかバックされず、何セットか購入した場合では元が取れることにはなりません。このため放送ではこの2桁を同じ何十番代に合せて購入せよとしていたのです。

例えば3セット連番で購入する場合、同じ末尾2桁の30番代に指定して購入すると、もし当選番号が30番代のいずれかになれば9000円出して9000円以上(末尾1桁分もあるから)戻ってくることになるからです。

そしてもう一つ、放送ではジャンボよりジャンボミニの方が当選金は少なくても当たる確率は大きいと話していました。従って挨拶回りの途中、平塚駅前でこのジャンボミニの方を連番の70番代指定で2セット購入したのです。

この結果、運よくその宝くじの中に、4等の5576という4桁のものが含まれていたのです。「こいつは春から縁起がいい」というものです。でも当選番号を調べていたその場には、娘たちはじめ家族全部が揃っていたわけですから、もう使い道は知れていて決まっているようなものです。

こんな庶民のささやかなお正月を楽しんだものですが、早いもので今日は松の内も明け、お飾りも外れた8日になりました。今年も忙しい1年になることを何よりも願っています。どうぞ変わらぬお付き合いを是非よろしくお願いいたします。

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