社長の三行日記

2014.07.31

日本一ベンツを売る男 No.2602

 「日本一メルセデス・ベンツを売る男」という本が紹介されていました。ベンツと言えばやはり世界で一番安全な車と呼ばれているくらい、ステ-タスな車として知られています。このベンツを売る、吉田満さんというトップセ-ルスマンの秘訣について紐解いています。

本の帯には「2日に1台メルセデスを売る男がいた。ノーネクタイ、顔はひげ面。しかし、セールスは超一流」と書かれている主人公の吉田さんの秘訣は、いわゆるセ-ルスのコツとかお客様との付き合い方といった単なるハウツ-的なことではなく、この人の持つ人間力の部分が大きく関係しているみたいです。

売っている車ベンツについてはまずこのように言っています。「私が売っているメルセデスは、商品だけで十分納得していただける車です。同じ車種のメルセデスならば、誰から買っても一緒。……つまり、優れた商品ですから、売るための話術やテクニックなどは、それほど必要ではありません」

ではどうやってこれまで通算2000台、年間100台以上のメルセデスを売れるようになったでしょうか。吉田さんはこう続けられています。

お客様に気に入っていただいた上に、次回も、私からメルセデスを注文してもらうために、満足度100%に、あと20%上乗せできるように努めてきました。……その方がどうされたら嬉しいか、“ここまでしてくれるんじゃないか”と期待されているのでは、ということをよく考えます。その上で、お客さまが期待されていることの上を行くように、いつも心がけています

それでは上乗せのあと20%とは何でしょうか。それは納車のときに、誰かへのプレゼントとみられときには花束を車に添えたり、どのようなスタイルでお客様のところへお届けするか、綿密に検討したりすることであったりします。

何しろ納車はセ-ルスマンとして「営業最大のイベント」でもあり、その喜びをお客様と共有するため、きめ細かな心配りをしなければなりません。また、“売りっぱなし”ではなく、どんなトラブル、事故や故障でも自らが対応する姿勢を貫き、メルセデスに乗るというライフ・スタイルでのカウンセラーとしての役割も果たされているのです。

またその心遣いについては次のように答えています。「お客様と接するときは、その方がどのような状況を望んでいるのか、どんなものが好みで何を欲しているのかを、的確に判断するように心がけてきました

お客様とお話ししていても、その内容以上に、自分の五感を研ぎすませて、できるだけ多くの情報を得るように努力しています。……洋服や装飾品の趣味、自宅の様子、部屋のインテリア、たばこの銘柄、香水の種類……。ありとあらゆる点から、顧客の好みや要望を探っていくのです

お客さまと接するときは常に印象に残る人間になろうと心がけてきました……印象に残る存在になるためには、まず、心と心が通じ合った関係をお客さまとの間に築いておかなければなりません。お客さまの立場に立って、何ができるかを考え、それをいかに実践するかだと思っています

そして最後に極めつけの言葉が続きます。「私は、メルセデスという車以上に、自分という人間、吉田という男を売っているつもりで、いつも仕事をしています

まさに吉田さん自身を常に磨いて「人間力」を高め、その魅力がお客さんをひきつけてリピ-タ-を生み出しているのです。またメルセデスという商品でお客さんの大事な生活の部分に関わり、お手伝いしているんだという姿勢で自分自身を磨きあげているのです。

つまりお客様はベンツという単なるモノを買っているのではなく、その期待に120%応えてくれる吉田さんのサ-ビスと人間力を買ってくれているのです。お客様からなぜ選ばれているのか、といった点でとても参考になる話です。

2014.07.30

野球はミラクル No.2601

 今朝などは先週と違って涼しい風が頬を心地よく撫でてくれていました。いつもこうなら何も言うことないのですが、まだまだ暑い夏はこれからです。さてこの炎天下の中、高校野球静岡県大会もいよいよ今日が決勝です。

静岡高と掛川西高という名門同士の対決となりました。どちらが勝っても甲子園で期待できるチ-ムとなったわけですが、昨日は今年は久しぶりに東部勢が行くかなと思っていた日大三島が準決勝で敗れてしまいました。

その前の東海大翔洋戦をテレビで見たときには、全体的に打線が爆発していて、クリ-ンアップの破壊力など、半端ではないと思っていたほどです。それが昨日の掛川西戦では意外の完封負けです。前の試合で打ち過ぎたのかもしれませんが、打撃は水ものと言われているとおり、当てにはならないものです。

一方、久しぶりの大型チ-ムだと聞いていた我が母校は予想に反して2回戦で敗れ去ってしまいました。クジ運は決して悪くなく、うまくいけば久しぶりのベスト8も期待できるかなと楽しみにしていたのですが、あえなく早々と散ってしまったのです。

やはり1回戦の試合を少し引きずってしまったのでしょうか。観戦した雨中での試合の1回戦、対池新田戦、5回まで5-0と一方的にリ-ドし、これはうまくいけばコ-ルドもあるかも思っていた矢先、7回から1点ずつ得点され9回表、5-3でなおも2死2,3塁のピンチ、一打出れば同点という試合だったのです。

辛うじて三振でゲ-ムセットでしたが、何となく冷や冷やものの勝利だったのです。こうした試合もきっちり勝っておかなければいけないような気がします。でも後の祭りのようなものですが、エ-スが2年生で残るだけに秋に期待したいものです。

そんな中、石川県の決勝でどえらいことが起こっていました。9回まで0-8とリ-ドされ、敗色濃厚だった星稜高が9回裏に9点を挙げ逆転サヨナラ勝ちをしたのです。この試合、9回までに星稜はヒットがたった2本、ですからほとんど勝つ可能性を絶たれていたのです。

これだから野球はミラクルと言われるのです。もしこれがサッカ-だったらどうでしょう。土壇場で8点差を逆転したくても時間に阻まれることでしょう。これがサッカ-にはない野球の醍醐味なのです。

それにしても敗れた小松大谷高も気の毒です。ほとんど十中八九、手にかけていたのが、スルスルとその手から滑り落ちてしまったのです。この話題を載せていた天声人語にはこう書かれていました。

勝つことで得たものと 敗れることで得たものと 秤(はかり)にかけて重さを比べれば やがて同じ目盛になる」参加3900校のうち、負けを知らずに済むのがたった1校です。ゆえにその負けをいかに今後の人生に前向きに繋げていけるかです。球児たちに改めてあきらめてはいけないことを学ばせていただきました。

2014.07.29

北岳挑戦その4 No.2600

昨日は一日、地元のお客様の工事で出張していたためカキコミは休ませていただきました。

山荘からの続きです。北岳山荘に一泊後、何とか日の出を見れないかとのことで、4時に起床。天気はすこぶる良かったのですが、生憎、日の出は八本歯の頭の方向でしっかりとは拝めなかったのですが、それでもご覧のような何とも言えない素晴らしい景色です。

7月6日(日)北岳山荘~北岳~肩の小屋

このあと登る北岳山頂でもそうですが、これだから皆、苦労してでも山に登るのですね。素晴らしい眺めを見れば今までの苦労が全て吹っ飛んでしまうというものです。

昨日とは違い、ゆっくりめの朝食をとり、6時10分に山荘を出発。いよいよ北岳に登ります。標高3193m、日本で二番目に高い山にはあとちょっとです。

とうとう北岳に登りました

7時35分、頂上に立つとその眺めの素晴らしさに圧倒されます。すぐ間近の眼下には数年前登った仙丈ケ岳、そして中央アルプスの山並みがくっきりと雲の上に望めます。

やはり苦労して登った以上の大きな喜びがそこには待っていてくれたのです

手前が仙丈ケ岳、そして向こうが中央アルプス

頂きを極めたらあとは下山するのみですが、喜びのあとに予期しない苦痛が待っているとはそのときは知る由もありませんでした。

7時55分山頂を出発、両俣分岐を経て8時40分肩の小屋に到着。

このコースは初日、もし天気があまりにも悪い場合とろうとした順路です。

でも幸いに何とか雪渓を登るのに雨は降っていましたが、霧などはなかったため、八本場のコル経由の選択が可能だったのです。

お陰でご紹介した綺麗なお浜畑にも遭遇できたのです。8時50分肩の小屋を出発。ここからの草すべりでも結構咲いていましたが、キタダケソウは見つかりませんでした。

足に異変を感じ始めたのがこのへんからです。以前にも涸沢からの下りで出た膝の外側の筋肉が痛み始めたのです。

7月6日(日)白根御池小屋~奈良田,帰宅

10時35分南アルプス市営白根御池小屋に到着。前回もそうでしたが重いザックを背負って今回が2回目、その影響がまた出たのでしょうか。

日頃ソフトボ-ルで鍛えていると言っても、だらしないものです。同行のご婦人方は誰一人として音を上げていないにもかかわらず、逆にバンテリンを出してもらったりで、お世話になる始末です。

でも痛みをこえながら、ダラダラと続く下りの道を降りるのは本当に辛いものです。

そんなわけですっかり時間が掛かってしまい、一行には迷惑を掛けてしまいましたが、温かく支えてくれたメンバ-に何よりも感謝しています。

こうして13時過ぎ広河原山荘に無事到着、お粗末ながらヤレヤレの山下りでした。その後バスに揺られて奈良田に着いてから入った温泉は、2日間の溜まった疲れを全て洗い落としてくれるような、とても気持ちの良い癒されるものでした。

2014.07.25

北岳挑戦その3 No.2599

 15時過ぎ、そんなわけでやっと今日のお宿、北岳山荘に着きました。この山荘、少し山小屋にしてはモダンなので一行に聞いてみましたところ、あの黒川紀章氏設計だとのことです。ああ、なるほどと、うなづける近代的な2階建ての建物でした。

7月5日(土)北岳山荘にて

ああそうそう、トラバ-スからこの山荘に向かう途中、ライチョウにもお目に掛かれたことを忘れていました。やはり梅雨時で登山者が少ないお陰でしょうか、これもラッキ-の1つです。

ちょっと霧が掛かっていて写真が見にくいかもしれませんがご覧ください。

北岳山荘には寝具なしの素泊まりということで、案内されたのが2階の頭が柱につくような部屋です。それでも食事つきの泊り客を優先したくなるのは当たり前の話で、寝場所さえ確保できれば何も文句はないというものです。

早速、荷物の整理をして後は楽しい宴会を待つばかりです。

山荘の自炊場は食堂とは別の場所にあって、他のパ-ティ-とも一緒です。

でも皆、和気藹々で、手間暇掛けるからこそ盛り上がることを実感したのです

まずはわけありビ-ル(250円)で乾杯した後、リ-ダ-と私が持参した日本酒(純米吟醸と大吟醸)の味比べです。

どちらかと言うと、リ-ダ-が持参した純米吟醸の方に分があったように思われますが、今晩のメイン料理「かつ丼」にはいささかビックリ仰天しました。

何しろ全て持参した材料で、ここでの「かつ丼」作りが始まったからです。玉ねぎを刻み、卵を溶くところから始まった、いわゆるレトルトものではないのです。

そう言っては悪いのですが、これでは山小屋特製の料理でも敵うはずがありません。たいそう舌鼓を打ちながら時を忘れて楽しめたものです。

それからもう1つサプライズがありました。一行の中にこの日が誕生日の方がいたことで、下界からわざわざご覧のケ-キをさげてきてくれたことです。

これにもビックリさせられました。そうした祝う気持ちがなければなかなか叶うものではありません。

こうして楽しい山小屋での宴会も、時間を忘れるほど続きましたが、何しろやり始めが4時過ぎですから終りの時間も知れたものです。

早々に夜8時には一同、シュラフに包まり、あすの天気を願って就寝です。きっと今朝の早い出発で今夜はぐっすり眠れるのではないでしょうか。

材料のトンカツはもちろんのこと、卵、玉ねぎ、タレまでリ-ダ-が全て調達し、重いザックにさげてきてくれたのです

山の上でのバ-スデイケ-キも格別なものでしょう

2014.07.24

食中毒 No.2598

 梅雨が明け毎日暑い日が続きます。熱中症にはくれぐれもご注意いただきたいと思います。この時期、もう一つ気をつけたいのが食中毒です。ものが傷みやすい時期でもあるし、湿気と高温でカビや細菌が繁殖しやすいことからです。

この食中毒に関して先日、テレビでも採り上げていました。梅雨から夏場にかけて急増するわけですが、高温多湿な環境では特にサルモネラ菌の他、O157など腸管出血性大腸菌などの食中毒が増えると言います。

肉や魚、卵などの動物性食品がその原因となっていますが、野菜に付着した菌が原因となることもあるそうです。特に生肉などを切った包丁でよく洗わず、そのまま野菜などを刻んだりすると菌をまき散らしているようなものだと指摘します。

またバ-ベキュ-などでも肉を焼くとき、掴んだトングをそのまま焼き上がった肉などに使うこともご法度です。トングは面倒でも分けて使わなければいけないのです。同じようにまな板も分けないといけないと言われています。

それから卵などをよく容器に入れて食卓に出されますが、この容器のまま生卵を入れてかき回すのもいけません。卵の殻に付いた細菌を取り込んでしまうからです。ですから卵を割ってかき回す容器は面倒でも別のものにしなければいけません。

この他、冷蔵庫を過信するのもよくないと言われています。冷蔵庫は入れておけば安心というものではなく、少しだけ物の傷みを遅らせるというふうに捉えておいた方がよいと言われます。

特に詰め込み過ぎたりすると冷気の循環が悪く、効率よく冷やすことができないほか、余分な電気量を消費することにも繋がります。また消費期限が切れたものでも冷蔵庫に置いておけば大丈夫ということではなく、少しでも怪しいと思ったら捨てる勇気も大切だと指摘します。

また台所はこうした菌の蔓延る場所ですので清潔にしておくことはもちろんですが、特に濡れた台ぶきんやスポンジなども放置するのもよくないそうです。よく絞ったり乾かして使わなければいけません。

このようにちょっとしたことに気をつけていれば食中毒も防ぐことができるわけです。最後にこうしたいろいろな食材を扱う私たちの手ですが、少なくとも30秒以上石鹸等をつけて丁寧に洗わなければいけないと言われていました。

とにかく家庭での食中毒を予防するポイントは「食中毒菌を付けない、増やさない、やっつける」の3原則とのことです。家内のやっているひだまり亭も、集会所の冷蔵庫を使用できないため、こんな食中毒等の防止のため8月は1か月間お休みです。くれぐれもご注意いただき、暑い夏を乗り切って下さい。

2014.07.23

北岳挑戦その2 No.2597

 大樺沢二俣を出発したのが9時半ごろ、途中からは少し角度が急になりましたが、約2時間半ぐらい雪渓を歩いたでしょうか、ちょうど12時八本歯コルの直下に何とかたどり着きました。やはり慣れない雪の道で初心者の私などを抱えているせいか、いつもより時間が掛かったようです。

7月5日(土)八本歯コル直下~北岳山荘

さてここからは真上に上がるような梯子の連続です。幸い雨は小降りになってきたものの、これでもか、これでもかと続く梯子の階段にはいささか、うんざりしたものです。

かなり角度もきつく、頑丈な木製の梯子を恨めしく眺めながら約40分後、やっと八本歯コルに出ました。

ここまで来るとこの先晴れてお花畑が見れるというものの、息が切れ切れて登っているうち、何となく気持ち悪いような感じに襲われました。

これが高山病に似た症状なのでしょうか。何しろ登り始めの広河原の高度が1600m、そしてここ八本歯コルは約2900mの高さです。それからトラバ-ス分岐まではまだまだ上りが続きます。

標高差600m南アルプスを代表する大岩壁の北岳バットレス

40分掛かってやっと八本歯コルです

これだけの高度差を一気に登ってきたら、やはり慣れない人間は少しおかしくなるのではないでしょうか。

正直、その途中はもう山は金輪際やめようかと思ったほどです。こうして何とか約1時間掛けてトラバ-ス分岐までたどり着きました。

そんな心身ともにクタクタな自分を慰めてくれたのは何と言っても見事なお花畑です。

黄色がシナノキンバイ?、そして白いのが一面に咲くハクサンイチゲ

お目当てのこの地にしか咲かないと言われるキタダケソウです

トラバ-ス分岐からは今日は山頂に登らず、眼下に見える北岳山荘に泊まるのです。

これが精神的にも楽になったのと、一度高度の高いところから下がるのも幸いしたのか、気持ち悪さは次第に解消していきました。

しかしそれよりも一番気分を持ち直すことができたのは一面に咲くお花畑だったことに違いありません。

私たちのリ-ダ-であるS氏によると、キタダケソウは石灰岩質の地に自生すると言われ、この地のみに咲く花ということです。しかも梅雨時のこの7月の初旬しか見られず、どちらかと言うと1週間前の方がもっと見事だったかもしれません。

でも来週ではほぼ終わりと聞きますので、初めて北岳に登った自分がキタダケソウにお目に掛かれたことは、かなりのラッキ-とも言えることです。そう聞くと単純な私はとても嬉しくなるものです。とにかくキタダケソウのお陰で、気分がすっかり晴れた私でした。

2014.07.22

北岳挑戦その1 No.2596

 飛び込みの仕事やら父親の退院等で、満足にカキコミができませんでした。どうぞご容赦下さい。でも高齢者が骨折などすると、退院してもなかなかその世話が大変になるものです。

さて大変遅くなってしまいましたが2週間前に行った北岳挑戦のレポ-トです。

7月4日(金)各地~奈良田

この日の仕事を終えてから20時ちょっと前、国道52号線道の駅「とみざわ」で一行8名(男性4名、女性4名)が合流し、今日の宿泊地・奈良田に向かいました。

天気は誰の心がけが悪いのか、といっても梅雨時ですから当たり前とも言えるわけですが、降りしきる雨は一向に止んでくれません。

従って本来なら奈良田の駐車場でテント泊だったのですが、雨のためご覧のお寺の軒下をお借りし、男性はシュラフで休むことにさせてもらいました。

7月5日(土)奈良田~大樺沢二俣

4時に起床、願いも空しくこの日も早朝から雨がパラついています。一夜の宿をお借りしたお寺に感謝し5時に出発、5時40分頃奈良田駐車場を出発予定のバスに乗り、広河原に向かいます。

約45分ぐらい乗ったでしょうか、バスは終点の広河原インフォメ-ションセンタ-に着き、さあいよいよ北岳を目指します。

一行の目的は梅雨のこの時期にしか咲かないキタダケソウを眺めにいくことです。と言っても、ベテランの私以外の一行は何度も訪れているわけですから、初めての北岳を目指す私と違って余裕があるわけです。

この日はカッパが離せません

9:20大樺沢二俣着

6時40分に歩き始め、8時ちょっと前、一休みです。やはり雨の影響でむし暑く、何となく気分は重苦しいものです。

およそ2時間半あまり登りのダラダラ道を歩いたでしょうか、大樺沢二俣に出ました。さあ、ここからはいよいよ雪渓です。

ここからはご覧のような雪渓です

これがいわゆる雪渓だと教えてもらいましたが、慣れないと歩き難いものです

今年はやはり冬が長かったのか、7月初めの時期でもなかなかの雪量です。

アイゼンはまだ持ち合わせていないため、予め依頼してあった6本歯のものを一行からお借りし、装着してみたもののなかなか初めはうまく歩けません。

うまく歩くコツは踵から踏み出すのがよいみたいです。

2014.07.14

老いと骨折 No.2595

 W杯は今朝方、ドイツの優勝で閉幕しました。ブラジルを7-1と歴史的な大勝で破ったドイツが、そのまま勢いに乗った形でメッシ率いるアルゼンチンを下したのです。6大会ぶりの優勝とのことですが、総合力でも全て優っていたとも言えるのではないでしょうか。

さて父親の思わぬケガでカキコミを1週間も休んでしまいました。病院の方針で認知のある高齢者の入院は、24時間ついていなければいけないとのことで、最初の3~4日は家内と交代で病院を行ったり来たりの毎日でした。

また大部屋では夜中等に周りの人たちにも迷惑が掛かるかもしれないとのことで、個室を用意されているのですが、思ったよりも落ち着いているので安心しています。でも骨折する前から思うように歩けなかったわけですから、これからリハビリとか言っても病院に長居は無用というものです。

そんなわけで経過が良ければ、何とか今週中に退院させてもらいたいと思っています。というのは家を離れると、どうしても本人に戸惑いがあるため認知が進みやすいからです。

それと先週後半から私たちが24時間ずっとついているわけにもいかないことから、家政婦さんをお願いしていることがあります。個室入院と併せ、24時間家政婦付きでは費用も馬鹿にならないというものです。

こうして早期退院を願い、先週末には家内と共に家での受け入れ準備を少し行いました。元々車椅子が自由に動き回れるほど広く、また考慮された家ではないことから、少しでもそうしたスペ-スを設けたかったからです。

骨折以前は車いすを使用していなかったわけですが、これからはそうはいかないものと思われます。このため、できる限り効率よく家の中で移動してもらいたいと思うことからです。

またこれを機に寝たきりになっても困ることから、今まで同様、デイサ-ビスも利用できるかどうか家内が問い合わせたら、「車いすでも十分対応できますよ」といった、快い返事を頂きました。嬉しいことです。

このように高齢者に骨折、特に大腿骨骨折がつきものとなっています。今までよりかは転びやすく、骨も弱っているからです。またこれをきっかけとして老いが急速に進むのがその特徴です。

私の親父にしても今年91歳になるから仕方がないというものですが、今は亡き母親同様、それでも何とか努めて自宅で診てくれるという家内の言葉は本当に有難いものです。自分の父親なのにほったらかしで、全てまかせっきりの私は余儀なく反省を求められているものです。

2014.07.07

筋肉痛 No.2594

 七夕の日の朝は雨です。梅雨前線が停滞している関係で、夕方から夜にかけても雷雨などがあると言いますから、1年に一度の織姫と彦星のデ-トも思うようには叶わないものです。それにしても七夕の日って、あまり天気に恵まれないような気がしています。

さて北岳に登ってきました。詳細は後日、写真を添えて紹介したいと思いますが、とりあえず報告と感想のみ先に紹介させていただきます。

まずは山の素晴らしさからです。4日の移動日から登り始めの5日までずっと降り続いている雨には、ちょっぴり気が重くなりましたが、それでも北岳が日本で2番目に高い山だということと、最近エコパ-クと言われ注目を集めている南アルプスの魅力からでしょうか、くじけそうな自分を奮い立たせてくれました。

特に八本歯のコル下の登り口からは約40分ぐらい急斜面のハシゴの階段が続くため、結構堪えました。その前の生まれて初めての雪渓を登ってきたのがやはり影響したのか、かつてないような大変さを感じたものです。

それというのも、登り始めの広河原が高度約1600m、そして八本歯のコルは2900mと、一気に1300mぐらい上がってきたため、多少、高山病が出たのかもしれません。

でもそんな少し気持ち悪い体調を救ってくれたのは、この山にしかないと言われるキタダケソウ(写真は後日、紹介)の咲く、見事なお花畑です。一行8人のリ-ダ-であるS氏は「北岳に初めて登っていきなりキタダケソウを見れるなんて、なんてラッキ-なことで、あまりそういう人はいませんよ」と言って励ましてくれました。

それとこの八本歯のコルからさらに続く上りのトラバ-ス分岐からは、その日は北岳山頂に登らず、少し下っていく北岳山荘に向かうからです。多少、高山病気味の人はいったん高度を下げるのがよいと聞いたことがありますが、そういった効果が出たのかもしれません。

こうして3時過ぎに北岳山荘につき、あとは楽しい夕食を兼ねた宴会を待つだけです。それも話すと長くなりますので、後日触れますが滅茶苦茶、楽しかったのは言うまでもありません。

こうして翌日4時に起床し、眺めた日の出の光景と、それから2時間後出発して、極めた北岳の山頂からの素晴らしい眺めはやはり山の偉大なる魅力でしょうか。それまでの苦労など全て忘れさせてくれる、見事なものでした。

またこの日はお天気にも恵まれたことが喜びを増幅してくれたのかもしれません。南には富士山、そして反対側には中央アルプス連山の中で昨年向かった宝剣岳など、また2年ぐらい前に登った仙丈ケ岳がすぐ間近に見え、その遠く向こうには槍ヶ岳をはじめとした北アルプスまでバッチリと眺めることができるのです。

まさに苦労して登っただけのことはあるというものです。こうした楽しみが待つから、人はそれまでの苦労を忘れて山に登るのでしょうね。圧巻とも言える北岳行きでした。それからの素晴らしい一行に助けられた、私自身のお粗末さはまた次回に回します。とにかくお陰で今日は体中あちこち筋肉痛で、まるでロボットのようです。

楽しかった後にはいろいろなことがあるわけで、帰宅した翌日である今日の早朝、家の中で父親が転び大腿骨を折ってしまいました。このため明日の手術後少し、病院に詰めなければいけない関係でカキコミが少しできなくなるかもしれません。ご容赦下さい。

2014.07.04

日本人気質 No.2593

 ネットにこんな話題が提供されていました。だから日本はいつまで経っても強くならないのだと。記事はW杯で不本意な成績に終わり帰国した、日本代表を迎えるサポ-タ-について書かれていました。

あんな成績に終わったのにもかかわらず、出迎えたサポ-タ-が500人以上もいたということです。さすがに新聞などの写真を眺めると、到着した選手たちは一様に下を向きながら気恥ずかしいような面持ちです。

それよりも本田選手など、いち早くきっと欧州リ-グの都合かもしれませんが現地で別れ、揃っての帰国を回避した人もいますが、選手の方にしたって出国の時と違って、大勢のファンが出迎えるとは思ってもみなかったかもしれません。

この光景に疑問を持っているのです。同じグル-プリ-グで敗退したイタリア代表やイングランド代表の帰国の写真がネット上で紹介され、特にイタリアなどはチャーター便でミラノとローマの空港に到着した代表チームを迎えたサポーターはおらず、閑散とした空港ロビーを歩く選手たちの姿が伝えられているのです。

ですから対照的なこの日本の出迎え風景に、 「あんな試合して1次リーグ敗退してるんだからキャーキャー言うのはどうかと思う。この時点で世界との差があるようだ」とか、 「帰国したサッカー日本代表に空港で1000人も出迎えをしたようだが、こういうファンがいるからチームや組織の成長を阻害するんだよな」という声が挙がっています。

しかしどういうものでしょうか。これが変に割り切れない日本人の良いところではないでしょうか。欧米人は結果だけで判断する、ドライな面を多く持ち合わせています。一方、日本人は決して結果だけで物事を捉えようとせず、そこに至る過程も重視しています。

こうした日本人気質が表われている一面ではないでしょうか。選手たちにしたって、望んであのような結果を招いたわけではありません。誰が言うより、きっと本人たちの方が自分の力不足を痛感しているはずです。

ですから素直に「お疲れ様」でよいわけです。またザック監督が日本を離れた際にも、サプライズで長谷部、内田両選手が空港まで見送りに駆け付けたと言います。ザック監督は感激したようですが、きっと日本以外の国では考えられないことです。

ここにも義理人情に厚い日本人の一面が覗かれます。あす未明にも準々決勝でブラジルと対戦するコロンビアでは、何年か前、その年のW杯でオウンゴ-ルをしてしまった選手が帰国直後、射撃され亡くなるという痛ましい事件も起こっています。

本当に日本では考えられないようなことなのですが、この熱狂的なW杯の盛り上がりと、改めて日本人に生まれて良かったということを感じています。果たして4年後には選手たちは胸を張って帰ってくることができるのでしょうか。そう願いたいものです。

今日の夕方より、お客様にも当たり、山登りの先生でもある方から誘っていただき、北岳に向かいます。南アルプスが今、注目されている中、とても楽しみですがお天気だけが気掛かりです。無事戻って来ましたら素敵な写真を紹介させていただきます。

2014.07.03

ひだまり亭のある一言 No.2592

 昨日のお昼、いつもはゆったりと座れるひだまり亭の座敷が人で溢れていました。この日は着物のリメイク教室があって大勢の人たちがいらしていたからです。この先生は地元・大諏訪の方で、家内がやっている事業に賛同してくれ、忙しい中、月に1回無料で教えてくれているのです。

本当に感謝以外の言葉しかないわけですが、ちょうど居合わせていた、孫を連れてやってきていた娘が私にこんなことを話し掛けたのです。「お父さん、賑やかでいいんだけど中にはこんなことを言う人も居るんだよ」と。

普段はあまり顔を見せない人たちが、このリメイク教室の時に限ってやってきているのです。しかも大部分の方々は地元ではなく、市内のいろいろな所から来ているようです。これに関しては大勢の人たちが楽しんで頂けたらという趣旨ですから、何も問題ないものと思います。

しかし次の一言で、う-んと考えてしまいました。この教室に来ている方々も、ひだまり亭が主催していることから、もちろん昼食を食べていきます。その食事の最中、こんな一言を聞いてしまったのです。「まずくはないんだけど...

それを居合わせて耳にした娘は、どうやら少し気分を害したようです。おそらく何気ない一言だったのでしょうが、今までそんなことを聞いたことがなかったことから、私に言わなければ気が済まなかったのでしょう。

素直に「おいしい」と言えばよいのにと思ったからに違いありません。その話を聞いてからちょっと考えてしまいました。一部の人たちでしょうが、ひだまり亭がやっている事業に決して賛同しているわけではなく、単なるこの教室に来たいという目的しかないということです。

後で家内にも聞いてみたのですが、市内の別の場所の中には、こうした教室に1コインぐらいのお金を取るところもあると言います。そんなところから人づてで、だんだん増えているのではないかとも思えます。

それではちょっと趣旨が違うようにも思えます。ちょっと漏らした一言を、毎日ボランティアで務めてくれているスタッフにはとても聞かせるわけにはいきません。またその場に私自身がいなくてよかったとも思っています。

居合わせたらきっと切れかかって何か言ったかもしれません。余分なことを言わなくてよかったわけですが、でもこれがある意味、割り切った現代の世相を表わしているのかもしれません。

少し愚痴っぽくなってしまいましたが、少しでも楽しい場所にしようと、あの手この手でいろいろなことを考え、安くておいしいものを提供したいと考えている、家内はじめスタッフの取り組みが多くの人たちに理解してもらえることを信じ願っているものです。

2014.07.02

集団的自衛権 No.2591

 とうとう集団的自衛権の行使を容認するという閣議決定が行われました。言い換えれば日本が世界に誇る平和憲法の、第9条の解釈を変更したのです。これは下記に示すような従来からの政府見解を大きく覆すものなのです。

政府は1972年、参院決算委員会に、集団的自衛権と憲法との関係に関する政府資料を提出し、「国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される急迫、不正の事態」では「必要最小限度の範囲」の自衛の措置が認められるが、日本が攻撃されていない集団的自衛権は「憲法上許されない」との判断を示しています。

また81年には、集団的自衛権の行使は「必要最小限度の範囲を超えるもので、憲法上許されない」との政府答弁書を閣議決定し、以来、こうした解釈が定着しているわけです。

つまり集団的自衛権とは、自国が攻撃を受けていなくても他国同士の戦争に参加し、一方の国を防衛する権利のことを指します。もっと解りやすく言えば、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生すれば、我が国の存立が脅かされ、国民の権利が覆される明白な危険という名目で、日本が武力攻撃に参加できるのです。

一番密接な関係と言えばアメリカ以外には考えられないわけです。この解釈によると、世界中のあちこちで戦争もどきのことに加担している、同盟国のアメリカに危険が及ぶようなことがあれば、日本が出掛けて行って加勢することにもなりかねません。。

こうした大きな問題を国民には何も諮らず、内閣だけで取り決めてしまうということはまさに暴挙とも言えるわけで、今まで日本が積み上げてきたものをぶち壊しにしてしまうとも言えるものです。

これを受けての自衛隊の反応はどうでしょうか。今まで専守防衛を貫いてきた自衛隊にとっては、このことは青天の霹靂とも言えるもので、これからは命にかかわる大きな問題になるのです。

ある隊員は災害救助で社会貢献をしたいという目的で入隊したと言います。それが戦場にもし行くようになったらという問い掛けには、「喜んでというわけではないが命令なら従います」と答えています。しかしその母親は自衛隊をやめさせたいと強く訴えています。

人を殺すことに息子を加担させたくない。戦争に行かせるために、自衛隊へ入れたわけじゃない」と言っているのです。まさに人の子の親なら誰しも同じ思いではないでしょうか。

それにしても平和を党の看板に掲げている公明党もだらしないものです。連立与党にあって歯止めになるものと期待していたのですが、政府首脳の言いなりきなりではお話になりません。その独自色を出せなければ連立の意味もないというものです。

まあ安倍さんがこんなにまでしても、この容認に拘ったのは本人のみならず、アメリカの強い圧力があったものと思われますが、国民に諮ったとしても否決されるのを読んでの強行に違いありません。

ノ-モア・ヒロシマ、ノ-モア・ナガサキと、悲惨な体験をした我が国だからこそ、世界に向けて平和を呼び掛ける大きなインパクトがあったのですが、これでは諸外国と何も変わりがなくなってしまいます。「目には目を、歯には歯を」では、いつまで経っても戦争は終わらないのが分かりそうなものですが...

2014.07.01

圏央道開通 No.2590

 先月の28日、圏央道が一部開通し、相模原愛川ICまでしか行けなかった区間が延長し、高尾山ICまで繋がりました。これにより東名と中央道、さらに関越道が行き来できるようになったわけです。

最近では東北方面に行く場合、首都高3号線を通り大橋JCで地下に潜る道ができたから環状線まで出なくて済み、いくらかは以前より楽になったわけですが、それでも料金所からここまでの往路や、帰りの大橋JCに出る車がかなり渋滞します。

このため首都高を通らなくても済む、圏央道の全線開通が待たれているわけですが、以前よりある程度渋滞緩和が期待できるというものです。そもそも首都高の渋滞は都心に行くのがお目当ての車より、東北、常磐、京葉などに向かう通過点としての車が多いのではないかと思われます。

従って東名の場合、東京料金所から用賀、渋谷、谷町までの渋滞10数キロは平日では当たり前のようになっているのが現状で、向かう前からほとほと気が重くなる始末です。

2020年東京五輪開催に向けても、こうした現状を一日でも早く解決していかなければいけないのが国や行政の責務だと思われます。たぶんこの先、2020年に向けての各種インフラ整備が都内を中心として行われるものと思われますが、こうした周辺の渋滞緩和にも真剣に取り組んで欲しいものです。

この圏央道一部開通に伴ない、その利用を促すため料金はいくらか安く設定するみたいです。たとえば横浜青葉ICから東名、首都高、中央道で八王子ICまで行くと通常料金は2030円ですが、東名、圏央道、中央道を使うと普通では2310円です。

ですがETCを使うと、暫定期間のあと2年ぐらいの期間は2010円の割引料金となるみたいです。このETCで思い出したのですが朝夕の通勤割引がなくなってやはり痛いですね。朝出掛けるのが早いのは何も苦にしないこちらにとっては、今までの倍の料金はずいぶんと割高に感ずるものです。

またこの7月からは土日祝日の休日割引も、今までの5割引きから3割引きに変更になったとのことです。いやはや、いろいろな諸物価の値上げが続く中、私たち庶民の懐具合は厳しく思うようにはならないものです。とにかく圏央道もいち早く全線開通して、無駄な渋滞を解消して欲しいものです。

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