会長の”三行日記”
2013.06.06
ビックリス-パ- No.2405
昨日、工事で訪れた軽井沢はやはり良い季節になってきたことで、爽やかさが一段と増しています。木々は緑濃く色づき、いろいろな小鳥のさえずりが耳に心地よく響きます。仕事でなければずっとここに居たくなるものですね。
仕事は制御プログラムの変更でしたから、明るいうちに帰ってこれたのですが、早い時間で帰れるときは途中、いつも寄るのが野辺山の高原野菜を売っている、ビックリス-パ-です。
141号線沿いにある市場なのですが、野菜や果物がとびきり安く売っているから嬉しくなるものです。野辺山と言ったら、中央高速を須玉ICで下車し、夏場の観光地でも知られた清里を抜けてからすぐのところです。
佐久に向かう141号線では左手に八ヶ岳を望める広々とした高原で、単線のJR小海線が走る、のどかな地です。このJRの野辺山駅は全国にあるJRの中でも、最も標高の高い(1346m)ところとしても知られています。
ここで採れた野菜等が嬉しくなるような値段で提供されているのです。季節のものとしてはセリや山ウド、ワラビをはじめ有名なキャベツ、レタスからきゅうりや人参に至るまで、全て安い価格で並んでいるのです。
私がここでよく買うのが、生しいたけとエリンギです。それからとろろ芋もあれば買いたくなるものです。またトマトなども下界では結構高いみたいですが、ここでは飛びつきなるほどです。
このように仕事とは言っても、途中このような所があるから楽しみも増えるというものです。時にはひだまり亭で頑張っている、家内にその場で電話を入れ、仕入れの真似事までしたくなるわけです。
そんなわけで往復400kmあまりの、軽井沢への車でのひとり旅は、結構しんどいものですが、こうした諸々のことが癒してくれるものです。野辺山で購入していったアスパラとエリンギは、家内の手により、その日のうちに夕食のテ-ブルに乗り、もちろんおいしくいただきました。
2013.06.04
泣き相撲 No.2404
この日曜日、昨年8月に生まれた長女の子・由稀(ゆき)と、やはり11月に生まれた次女の子・羽菜(はな)が泣き相撲に出るというので同行しました。沼津市原の長興寺で開催されたものですが、県内外から170人もの赤ちゃんが参加するという、結構、ビッグイベントとも言える、凄いものでした。
泣き相撲とは、乳幼児の健やかな成長と安産を祈る目的で行われる神事と言われています。力士に抱えられた赤ちゃんの泣き声を競い合わせるもので、長興寺では早く大きな声で泣いたほうが勝ちなのですが、場所によっては逆に負けとなるところもあるそうです。
170人もの参加者があることから、午前の部と午後の部に分かれており、羽菜のほうが午前の5番目、そして由稀は午後の40番目というので、2回も駆けつけたほどです。ちょうど相手が大泣きしていた関係で、その5番目の取り組みは静岡新聞に写真を掲載してくれました。(http://www.at-s.com/news/detail/681485090.html)
それにしても、地域の人たちや各種団体の協力で多くの売店が安価で提供してくれていたり、また多数の人たちが集まる関係でお寺の本堂や客殿などを全て控え室にしてくれる等、寺院はじめこの地域を挙げての素晴らしいイベントのように感じました。
そうそう、臨時駐車場にしても近隣の企業の敷地内を開放していたほどです。さすがはご住職の松下宗伯さんの取り組みです。地域の聡明なリ-ダ-としても知られている方ですが、初めて参加させてもらった私も、このイベントが地域にしっかりと根を下ろしていることを感じ取れました。
明日5日は軽井沢に工事で出張するため、カキコミは休ませていただきます。
2013.06.03
凄い新人 No.2403
先週末は雨が降るという、事前の週間天気予報が良い方に外れ、一滴の雨もなく爽やかな休日を過ごすことができました。そして今週も梅雨はいったん中休みとのことです。しばし爽やかな初夏の風を満喫できればと願っています。
さて出場5戦中、2回も優勝している凄い新人がいます。しかも残りの3試合でも2位が2回です。この凄い新人が今シ-ズンプロ転向したばかりの、ご存知、松山英樹選手です。
昨日まで名門・大洗GCで行われていた、ダイヤモンドカップでも最終日、見事な逃げ切りで2勝目を挙げました。その2週前の日本プロで、4打もリ-ドしながら最終日に崩れ、優勝を逃がした口惜しさが本人には相当、大きかったのでしょう。
ですから優勝そのものより、そうした状況を自分自身が克服したことのほうが喜びが大きかったようです。このへんが並みの選手ではありません。ダイヤモンドカップでも3日目まで首位タイで頑張った、58歳の中島常幸選手も彼の可能性について、大きな期待を寄せています。
何しろ体も180cm、88kgと、堂々たるもので、300ヤ-ドは飛ばす飛距離も大きな魅力です。そして私もVISA太平洋マスタ-ズで彼について回ったことがあるのですが、スイングもゆっくりでまだまだ余力を残しているように感じられることです。
このへんが怪物と言われる所以ではないでしょうか。再来週の10日後には4大メジャ-の1つである、全米オ-プンも開催され、松山選手も出場を予定しています。是非、日本人ここにありというところを見せつけてもらいたいものです。
また同じ歳の石川遼くんと比べても、体が大きい分、可能性は大きいように思えます。もちろん、小技等器用さにかけては遼くんに一日の長があるように思えますが、どちらについてもこれからの日本ゴルフ界を背負っていくのは、やはりこの二人ではないでしょうか。
とにかく楽しみな大きな逸材が出てきたものです。何といっても思い出されるのは、プロ2戦目で初優勝を飾ったときのことです。首位と2打差でスタ-トし、15番のバ-ディで首位に並ぶと、続く16・17・18番、上がり4ホ-ル連続のバ-ディで見事、逆転優勝を飾ったシ-ンです。
外国人選手にはこの逆のパタ-ンで負けることはあっても、近年、日本人選手がこのような強い勝ち方をしたのは久しくなかったものです。それだけに多くの日本人ファンが溜飲を下げたし、強いハ-トも兼ね備えた松山選手に大きな期待を持てたわけです。全米オ-プンがとても楽しみです。