会長の”三行日記”

2013.06.03

凄い新人 No.2403

 先週末は雨が降るという、事前の週間天気予報が良い方に外れ、一滴の雨もなく爽やかな休日を過ごすことができました。そして今週も梅雨はいったん中休みとのことです。しばし爽やかな初夏の風を満喫できればと願っています。

さて出場5戦中、2回も優勝している凄い新人がいます。しかも残りの3試合でも2位が2回です。この凄い新人が今シ-ズンプロ転向したばかりの、ご存知、松山英樹選手です。

昨日まで名門・大洗GCで行われていた、ダイヤモンドカップでも最終日、見事な逃げ切りで2勝目を挙げました。その2週前の日本プロで、4打もリ-ドしながら最終日に崩れ、優勝を逃がした口惜しさが本人には相当、大きかったのでしょう。

ですから優勝そのものより、そうした状況を自分自身が克服したことのほうが喜びが大きかったようです。このへんが並みの選手ではありません。ダイヤモンドカップでも3日目まで首位タイで頑張った、58歳の中島常幸選手も彼の可能性について、大きな期待を寄せています。

何しろ体も180cm、88kgと、堂々たるもので、300ヤ-ドは飛ばす飛距離も大きな魅力です。そして私もVISA太平洋マスタ-ズで彼について回ったことがあるのですが、スイングもゆっくりでまだまだ余力を残しているように感じられることです。

このへんが怪物と言われる所以ではないでしょうか。再来週の10日後には4大メジャ-の1つである、全米オ-プンも開催され、松山選手も出場を予定しています。是非、日本人ここにありというところを見せつけてもらいたいものです。

また同じ歳の石川遼くんと比べても、体が大きい分、可能性は大きいように思えます。もちろん、小技等器用さにかけては遼くんに一日の長があるように思えますが、どちらについてもこれからの日本ゴルフ界を背負っていくのは、やはりこの二人ではないでしょうか。

とにかく楽しみな大きな逸材が出てきたものです。何といっても思い出されるのは、プロ2戦目で初優勝を飾ったときのことです。首位と2打差でスタ-トし、15番のバ-ディで首位に並ぶと、続く16・17・18番、上がり4ホ-ル連続のバ-ディで見事、逆転優勝を飾ったシ-ンです。

外国人選手にはこの逆のパタ-ンで負けることはあっても、近年、日本人選手がこのような強い勝ち方をしたのは久しくなかったものです。それだけに多くの日本人ファンが溜飲を下げたし、強いハ-トも兼ね備えた松山選手に大きな期待を持てたわけです。全米オ-プンがとても楽しみです。