会長の”三行日記”

2011.09.01

とうとう息切れ No.2065

とうとう息切れしてしまいました。何年も応援し続けている、愛する球団・ヤクルトだけに、ずっとその力がホンモノかどうか心配していましたが、その当たって欲しくない予測が現実となってきたのです。
 
一昨日は今季初めての延長戦負けで、小川監督の誕生日も飾れず4連敗でした。そして昨日も負けて、いよいよ尻に火がついてきたという感じです。一昨日の試合では、守護神・林昌勇がランナ-を2塁に置いての暴投で、一挙ホ-ムまで帰ってきてしまったのです。
 
これなどは2塁からまさか帰ってこないものと思った、ちょっとした油断を突かれたものです。またエ-ス・館山投手が故障で離脱しているのも、少し痛いところですね。
 
一方、対する巨人や阪神が元気になってきましたね。昨日の時点では2位巨人と1.5差、3位の中日・阪神とは2.5差、そして5位の広島までが3.5差という、5球団がもつれるような展開となってきました。
 
これも戦力的には公平な目からすれば、やっとそれぞれが本来の実力を発揮してきたように思えるものです。特に巨人は、この8月、17勝8敗1分けと大きく勝ち越したのに比べ、ヤクルトは7勝15敗3分けと全く逆の様相です。
 
これでは最大12ゲ-ムもあった差が1.5に縮まるわけです。まさしく魔の8月だったわけですが、今日からは月も替わり、嫌な流れを断ち切りたいところです。
 
これも見方を変えれば、どん底のチ-ム状態だったのに、まだ首位にいるとはある意味、ラッキ-とも言えるのではないでしょうか。唯一、期待の持てるのは投手陣がまだ若いことです。
 
由規をはじめとして、村中、増渕、七條、久古などの若手が苦手な暑い夏を乗り越え、本来の力を取り戻してくれば、石川、館山両エ-スに掛かる負担がもっと軽くなるというものです。
 
とにかく、折角ここまで首位で持ちこたえてきたのですから、何とか、もうひとふん張りしてもらいたいものです。パリ-グでは今、楽天が頑張っています。どちらのチ-ムも派手さはありませんが、人を引きつける魅力は持っています。
 
その小さくても、コツコツと野球のセオリ-通りやっていれば、栄冠だって掴めることを証明してもらいたいものです。大型チ-ムばかりが勝っていても面白くないし、楽天やヤクルトのような球団が勝つのも、ある種の勇気をもらえるのではないでしょうか。