会長の”三行日記”
2016.08.01
沼津の夏祭りから No.2876
東京都知事選は小池百合子さんの圧勝で終わりました。もう少し増田さん、鳥越さんと接戦になるかなと思っていたのですが、意外な結果のように思えました。風見鶏のような小池さんですが、知事になった以上強い信念を持って都政に当たってもらいたいものです。
それにしても昨日などは暑かったですね。あの炎天下の中、私たちソフトボ-ルのシニアチ-ムは14時過ぎから練習を行いました。さすがにあの暑さでへばったものです。ここで代表が出揃った高校球児とは根本的に体力が違うわけですから、年相応に無理は禁物です。
余分な話ですが、会社の入口に小さな蛇が口をパカ-ンと開けたまま死んでいました。これも暑さに負けてしまったたのでしょうか。さて昨日、一昨日は沼津の夏祭りでした。私も友人の招待で1日だけ出掛けましたが、かなり賑わっていたように思えました。
友人のマンションがちょうど大手町の交差点や中央公園を眼下に見下ろすことのできる場所ゆえに、ベランダから下を覗いてみたら、もう人、ひと、人の波です。よくもこんなに人がいるものかと思ったほどです。
ということは面白いイベントがあれば人は集まるということではないでしょうか。近年、商店街も夕方6時半ぐらいに店を閉めるところも少なくないと言います。ですから昔は賑わいの中心だった仲見世通りも夜8時過ぎれば人の姿がほとんど見えないほどです。
こんなことでいいのでしょうか。年中、夏祭りのようなことをやっているわけにはいきませんが、もっと人を呼ぶ魅力的な仕掛けが求められているのではないでしょうか。それは決して駅の高架化のようなものに頼るものではなく、人々が素直にあそこに行ってみたいと思うようなところです。
当時、三島在住の栗原市長が市の会報にも書いていましたが、昔は何かあれば街へ行くと言って、それは全て我が街・沼津を指すものでした。沼津の街に行けば当時、欲しいものがほとんど手に入り、おいしいものが食べることができたからです。
それが今はどうでしょうか。お隣の三島の方がよっぽど元気があり、人々が集まり出しています。それは賑わいを生み出す、いろいろな仕掛けをしているからです。県庁所在地ということもありますが、静岡などもまた然りです。
花火が打ち上げられている狩野川を見るたびに、なぜこんな素晴らしいロケ-ションを生かせないのかと思わせられます。箱物などのハ-ドに頼るのではなく、人々がワクワク、ドキドキするようなソフトを考え出さなければ、この街はきっと衰退してしまいます。
今週は来週末から予定されている工事の準備で何かと追われるため、申し訳ありませんがカキコミは休ませていただきます。