会長の”三行日記”

2012.09.21

息子の変遷 No.2280

新聞にこんな投稿がありました。それぞれにとって一番身近な存在は、残念ながら私たち父親ではなく、母親であることに違いありません。その母親について息子の変遷を触れたものです。
 
息子は保育園のころ、私を「ママ」と呼んでいた。姉二人も、そのころはそう呼んでいたし、周りも「お母さん」より「ママ」の方が多かった。私も自分で自分を「ママはねえ~」と言っていた。

小学校に入ると、先生が「おうちのお母さんに、この手紙を見せてください」と言うようにあり、家でも「ママ」から「お母さん」に自然と変化した。

「お母さん」の時代が長かったような気がするが、高校生くらいになると「お母さん」でも照れくさくなるのか、「かあちゃん」のなった。

そのうちテレビの影響か、「おかん」になった。知らない人が聞いたら、関西人?と思ったかもしれない。

そしていま、大学4年生になった彼は、私を「あんた」と呼ぶ。もう他人か?あんなに「ママ、ママ」と連呼していた息子から、「あんた」と呼ばれて複雑な心境である。

大人になったのか、親離れ、子離れしたのかわからない。一抹のさびしさもある。今度は「おふくろ」と呼ばれるのであろうか。

 
このように結構、男なんていい加減なものです。照れ屋でシャイな部分も持ち合わせていますし、周りの部分を気にし過ぎるところもあります。そして先日も触れたように、娘のように死ぬまでずっと傍にいるという存在ではなく、好きな人ができたりすると簡単に離れていったりもするのが男です。
 
ですから娘と違って、当てにはできない存在なのでしょうね。我が家も長女が娘を出産してからほぼ1ヶ月が過ぎようとしています。そして今度は11月初めに出産を控えている次女が昨日、東京から戻ってきて、今度は生まれるまでずっといると言い放っています。
 
それまで旦那はどうするのと聞きたいところでしたが、抑えて「あっ そう」とだけ答えておきました。娘二人と小さなギャングを加えての女勢3人の攻勢に、家内も大変で振り回されているような状況です。息子より娘、ちょっと話がずれてしまいましたが、にぎやかなことは贅沢な悩みでしょうか。