会長の”三行日記”
2014.10.09
栃木ねんりんピックよりその2 No.2629
感動した開会式をちょっと紹介したいと思います。静岡県選手団一行140余名はお揃いのユニフォ-ムを着て、10/3(金)のお昼にこちらを出発しました。この日は行事は何もないのですが、翌日の開会式に備え、同県の全ての競技者が同じ宿に泊まるからです。
静岡県の宿泊地は温泉地鬼怒川です。このため他県に比べても、比較的良い場所に恵まれたのではないかと思われるのですが、難点は朝の出発が早いことです。何と朝食が6時からで6時50分フロント集合ですから、皆さん大慌てです。
開会式入場まで隣の硬式野球場で待機
専用バスで鬼怒川を7時15分出発、開会式会場には8時30分頃到着。荷物を預けたり会場内散策して9時25分に選手団控え場所となっている硬式野球場内に集合。
ここからが入場行進の始まる10時40分過ぎまで、待ち時間がとても長く、お年寄り軍団にはかなり辛いのではないかと思われました。でも皆さん、本当にお元気です。
そして11時、いよいよ我ら静岡県選手団の入場です。選手団は47都道府県と20の政令都市からの67代表で、その数約1万人とも言われているから壮観です。
地元の高校や県警察音楽隊の演奏をバックに入場行進するのですが、ねんりんピックだけにその曲も高校3年生や学生時代など、私たちにはお馴染の曲です。
ですから結構、うきうきといい気分にさせられるものです。メインスタンドを通過するときには、常陸宮様はじめ来賓に帽子を振っての挨拶です。
また待機広場で私たちと交流した地元小学生のキッズたちが、競技場内でこのように出迎えてくれています。
このようにまた明日紹介しますメインアトラクション同様、地元栃木の方々が、この日に備えて温かく私たちを迎えてくれる気持ちが嬉しいものです。
とにかく大きな感動を頂いた、この開会式に出ただけでもその価値があるというものです。続きはまた明日、紹介させていただきます。
2014.10.08
世界選手権? No.2628
帰宅後、テレビでやっていた体操世界選手権を観ました。一言でいって、これが世界選手権なの?という不公平さで腹が立ちました。この最後での中国逆転勝利に、いくら地元開催でもこれはないでしょうと、後味の悪さを拭い去ることができなかったものです。
6つある最後の種目の鉄棒を残して、中国との差は0.991日本がリ-ド。そしてこの鉄棒は日本からの演技です。まず最初の演技者である加藤凌平選手に対して、予想外の14.20という得点が出てしまったことも不満の1つなのですが、続く田中選手が15.266とうまくまとめ、エ-ス内村選手はほぼ完璧の演技と思えた15.40の得点です。
そして続く中国の2選手が演技を終わった段階でも、日本がまだ15.866ものリ-ドがあったのです。ですからあの完璧とも思えた内村選手の得点が15.40ですから、中国の最終演技者がいくら良くても、日本の団体優勝はほぼ間違いないだろうと誰もが思っていたはずです。
それがあり得ない得点、中国の最終演技者に出た15.966とは何とも言葉がありません。確かに演技は素晴らしかったと思います。しかし内村選手と比べたら、とても0.5以上も得点が離れるものではありません。
試合後の内村選手のコメントにもあったように、これが中国、アウェ-の怖さです。でもあまりにも露骨すぎて、私たち視聴者がテレビの前で応援していたことが馬鹿くさく思えたほどです。
また選手の誰かが言っていたように、得点競技の怖さです。しかしやはり私たちがしっかりと応援していた冬のフィギアスケ-トだって、こんなひどいことはありません。
この結果を見ながら、きっとネットは炎上しているのではないかと思いました。日本人の観ていた人は誰しもそう思っていたはずです。今回、他国での開催を中継してもらったお蔭で、こうした現実を眺めることができましたが、きっと今までも同様なことがあったのではないかと勘ぐるほどでした。
でもこうしたことがまかり通っていてはいけません。折角の選手の真剣勝負に水を差すというものです。試合後の内村選手の表情にその全てが表われていたような気がします。でも熱望していた日本の団体優勝という夢は断たれましたが、何とか挫けず内村選手の個人総合5連覇を願いたいものです。
2014.10.07
栃木ねんりんピックより No.2627
台風18号は各地で大変な被害をもたらしました。我が県にも直撃したことから大雨での浸水やがけ崩れ等、近隣でもその被害は少なくありませんでした。
私も昨日まで会社を留守にしていた関係で、会社の様子がちょっと心配だったのですが、あと少しで工場内にも水が入ってきそうとのことだったらしいのですが、社員がウエス等で隙間を塞ぎ、必死に食い止めたこともあり、何とか難を逃れることができたようです。
でも興津と由比間では、土砂崩れで東海道本線が40mにも亘って本線上を塞がれたことから、復旧の見通しが立たないほどの被害が出ています。列車が止まっていて本当に良かったものですが、もし走っていたらと思うとぞっとするような出来事です。
こんな中、自分たちだけいい気になってねんりんピックとは、少し叱られてしまいそうなタイミングになってしまいましたが、私たちもそれなりの影響を受けたのです。
何しろ競技開始の日曜日から予定していた試合が、ほとんどできなくなったからです。私たちソフトボ-ルの会場は栃木県の南西部にある足利市だったのですが、日曜日も朝からずっと雨が降り続いていました。
でも主催者側としては、次の月曜日が台風の影響でほとんどやれる見込みがなかった為、何とか強行したかったのでしょう。従って雨にもかかわらず試合は強行されたのです。そして結果的には我がチ-ムは1試合目の予定が幸いし、岡山県のチ-ムとの試合ができたのです。
というのは1会場6つのグランドがあるこの会場で、何とかやれた1~2試合はよいのですが、それ以降は雨やグランドコンディション不良で翌日も含め全ての試合が中止になったからです。
ですから北は北海道、南は沖縄、九州など全国各地から参加していた68チ-ムのうち、試合ができなかったチ-ムがほとんどなのです。そうした気の毒なチ-ムに比べれば、1回戦惜しくも敗れたというものの、コンディションが悪くても試合ができただけでも幸いというものです。
でも栃木の人々が事前に準備を尽くし、おもてなしの心で温かく迎えてくれた、好天で迎えた土曜日の開会式は最高でした。選手団は47都道府県及び20の政令都市から約1万名という参加で、それぞれがお揃いのユニフォ-ムでの入場行進も見ごたえはありました。
そしてお定まりの式典が終わり、決められた観客席に戻ってから眺めた、地元の人々で繰り広げられるメインアトラクションには大いに心揺るがせられたものです。改めて写真を交え、後日紹介させていただきます。とにかく全くの初体験でしたが、この開会式だけでも参加できて本当に良かったと思える素晴らしいものでした。