会長の”三行日記”
2014.11.17
どうしたMLB No.2647
沖縄知事選挙は辺野古基地移設に反対していた前那覇市長、翁長雄志氏が前知事を破って当選しました。またこれに伴う那覇市長選挙も反対派の方が当選したみたいです。さてこれにより辺野古移設問題はどうなるのでしょうか。
この結果を無視するかのように国民などそっちのけで、暮れの忙しいときに総選挙をやろうとしている現政権は、かまわず推し進めるようなことを言っていますが、少なくとも基地移設に影響があることは間違いありません。沖縄県民の総意を無にしてもらいたくないものです。
さて先日より久しぶりの日米野球が開催されていますが、いったいMLBはどうしたのでしょうか。昨日こそやっと1勝を挙げましたが、第3戦まで勝ち星なしで、特にこの試合などアメリカ側は日本の4人の投手に対し、無安打無得点という無様な結果に終わっているのです。
しかし決して遊び半分で来ているわけではないと思うのですが、少し首を傾げてしまう結果となってしまっています。これで第5戦までですから日本が24年ぶりと言われる勝ち越しを決めたわけです。
果たして日本の実力が上がったのか、また、まだまだあちらが十分その力を出し切れていないのか、計り知れないところですが、日本の良い投手の打者に対する攻め方が通用することは認められたのではないでしょうか。
それにしても第3戦の則本、西、牧田、西野と繋いだ投手リレ-は見事でした。この1戦は日本球界にとって忘れられない試合となったのではないでしょうか。特に楽天の若きエ-ス、則本投手は5回まで投げて6三振で、もちろん無安打です。
150キロを超える速球と、思い通りに制球された変化球を組み合わせたコンビネ-ションに、メジャ-の強打者たちが翻弄されていました。これからの投手生活に大いなる自信となったのではないでしょうか。
また第2戦は日本シリ-ズを制したソフトバンクの柳田選手が活躍しましたね。この試合4打点と一人で気を吐いていました。相手投手は岩隅、和田という、メジャ-で活躍する日本人投手だっただけに、とても強い印象を植えつけたものです。
私もあまり知らない選手だったのですが、足も速いし、長打力も持っていて、これからの注目される選手になることと思われます。とにかく若手中心の侍JAPANですが、今回のこの対戦を契機に大きく躍進することを願っています。
2014.11.14
香る化粧品 No.2646
昨日から朝はめっきりと冷え込むようになりました。いよいよ秋過ぎて冬の到来ですね。心身ともにきりっと引き締めていきたいものです。
さて個性的な香りが特徴の化粧品が注目されているようです。私たち男性の立場では滅茶苦茶、香水くさい匂いにも辟易しますが、花や果物の香りなら心地よいものです。
そんな化粧品が開発されているようです。記事によると、花や果物の香りが心身に好影響をもたらすとの研究結果から開発された商品は、気分転換やストレス軽減につながるとの評判です。
まずポ-ラの研究では華やかな花々と濃厚な果実の香りを合わせたものを嗅ぐと、口角が上がって笑顔に近い表情になり、感情も前向きになると感じる人が多いと言います。
このため、この結果を基にさまざまな花や果実の香りを合成香料で再現し、クリ-ムや化粧水などを開発しました。この結果、子育てに追われる中でも肌の手入れを楽しめるようになったとの声を多く、発売後1か月間の売り上げは当初目標の3割近く上回ったそうです。
また資生堂では繊細なバラの香りを再現し、大人の女性の人気を集めているそうです。毎日の繰り返しで雑になりがちな肌のケアを改善しようと、洗顔用の石鹸や夜に使う美容液など、商品によって香りに変化をつけ気分が切り替わるようにしたのです。
この記事にも書いてありましたが、最近は香水や柔軟剤のにおいで周囲の人が不快感を抱いたり、体調を崩したりする「香害」が問題になっているそうです。でもこうした香りのあるものなら周囲の人も楽しめるというものです。
私の娘たちを見ていても、子育てに忙しく、とても自分自身の肌の手入れどころではないように思えますが、こうした香りを楽しみながら肌の手入れができたら、少しはリフレッシュできるのではないでしょうか。
私たち男性のためにも、女性は常に綺麗であってもらいたいものです。それがギスギスしないで、世の中平和になる要因でもあるわけです。でもこうした女性と違って、私たち男性はこんな肌の手入れなど、わずらわしいものが毎日なくて本当によかったというのが実感です。
2014.11.13
動物との共生 No.2645
近頃、犬や猫の死骸を大量に捨てるという事件が起こっていますが、朝日新聞の天声人語に救われた命を生かしている、こんなコラムが載っていました。動物との共生といった話題です。
痛ましいできごとの中に、ふっと心にふれる話がある。8月に広島市で土石流が起き、74人が亡くなった。その現場へ救助犬として初出動した雑種の夢之丞(ゆめのすけ)は、かつて殺処分寸前の捨て犬だった。
4年前の11月、夢之丞は動物愛護センターにいた。処分される順番の日になった。だが数が多くて翌日にまわされ、救助犬候補を探しに訪れたNPOスタッフの目に留まる。紙一重の僥倖(ぎょうこう)で生き延びて訓練を受けた夢之丞は、泥まみれになりながら捜索にあたったそうだ。
「人助け」の言葉は知るまいが、無辜(むこ)の動物の話はじんわりくる。だが、ひとつの話の陰で、殺処分に消える犬と猫の命は多い。減ってはいるが、なお年に計約16万匹にのぼっている。
「伴侶」として暮らしを共にし、ペットロスに泣く人もいる。一方で捨てる人の身勝手には恥ずべきものがある。先日来、生きた犬や死骸がまとめて捨てられるできごとも各地で相次ぐ。ペットブームのもたらす受難である
青森県の三本木農業高校の愛玩(あいがん)動物研究室の取り組みを、ある本で知った。殺処分された犬と猫の焼却後の骨を砕き、土に混ぜ、鉢植えの花を育ててイベントなどで配っている。共感の輪を広げ、日本動物愛護協会の今年の日本動物大賞グランプリを受けた。
犬や猫たちのもっと生きたかったという思いを、花の生命に託すことで遂げさせたい。生徒たちは「命の花」と呼んでいる。生きた証しの骨は、機械ではなく、自らの手にれんがを握って砕くのだという。
文中、無辜(むこ)という言葉の意味が解らなかったので辞書で調べたのですが、罪がないことの意味を示すとのことです。本当に世の中ペットブ-ムみたいで、朝の散歩でも随分とワンちゃんを連れた方々を見掛けます。
でも相変わらず改善しないのがそのマナ-の悪さです。糞の始末をしないで放置されているのは日常茶飯事のことです。これでは果たして愛犬と呼べるものでしょうか。
また今は寒くなってきたから影響は少ないものですが、夏の炎天下の中、平気で犬を連れて散歩をしている人を見掛けます。これなどアスファルトやコンクリの熱をじかに犬の足が受けるだけに、人間は良いものの犬の方は大迷惑です。
このように、ペットとして家族同様に可愛がっているのならもう少し考えてもらいたいものです。私も愛犬と朝の散歩を続けて10年以上になります。もちろん健康そのものですが、もしその存在がなかったらと考えると、おそらくここまで続いていなかったでしょう。その存在にいつも感謝しているものです。