会長の”三行日記”

2015.01.19

民主代表選 No.2675

 いち早く正月気分も抜けきった今年は順調なスタ-トを切れています。土曜日も秦野のお客様の工事で、古い照明分電盤を社内で製作していった新しいものに何面か更新するという仕事だったのですが、何も問題なく完了することができました。

特に扉のリニュ-アルなど、蝶番の部分の事前調査が少し難しいため、合うかどうか結構懸念されるものですが、何とかうまく収まりました。元々こうしたややこしい仕事に活路を見出し、現在まで続くことができているわけですが、うまく収まったときの気持ちは何とも言えない爽快なものです。

さて前置きが長くなりましたが、昨日、民主党の代表選が行われ岡田さんが代表に選ばれました。個人的には我が県の選出議員でもあり、将来の首相候補と言っても過言ではない、細野さんがなったら面白いなと思っていたのですが叶いませんでした。

細野さんが代表になれば、低迷している民主党も少しは変わるかなと思っていただけに、とても残念に思っています。夕方近くちょうどチャンネルを回したテレビには、その代表選の中継が映し出されていましたのでしばし目が留まりました。

画面は1回目の選挙結果が伝えられ、これから決選投票に向かう前の細野、岡田両候補の立候補演説が始まるところでした。まずトップバッタ-の細野さんは相も変わらず明快な語り口で、その意気込みの強さを感じさせられました。

続く岡田さんなのですが、少し気になったのが演説の冒頭、まず第1回目の投票で敗れた長妻さんを褒め称えていたことです。それはさもないようなことだったと思われたのですが、少し勘ぐって考えるとこれからの決選投票のことを考えたからこそのことだったように思えたのです。

このへんが敗れた細野さんが後で述べていた、経験不足ということに繋がるかもしれません。やはり百戦錬磨の岡田さんのしたたかさと言えるかもしれません。でも私たちから見れば、真っ直ぐで一本気のように感じられる細野さんの方が好感を持てるというものです。

でもこれが私たちでは本当に計り知れない政治の世界というものなのでしょう。今回の結果により細野さんが演説でも述べていた、2020年の東京五輪のときには民主党が政権を奪い返すという自分の夢は、ほぼ潰えたと言ってもよいかもしれません。

しかしながらこの人には託してみたいという、大きな魅力があります。それゆえ捲土重来、再度力を蓄えご自身の大きな夢に向かってもらいたいものです。我が静岡県では石橋湛山氏以来、総理大臣は出ていませんが、唯一の可能性を秘めた方だと思っています。