失礼ですが、中伊豆の山の中にこんなに素敵なお店があるなんて全く知りませんでした。お店というより1軒の古民家なのですが、中に入ってびっくり、また料理も素晴らしく堪能できましたので、ちょっと紹介したいと思います。先週末、訪れた羅漢というお店です。
例によって、近所の5組の夫婦がメンバ-の、仲良しグル-プで食事に向かったのですが、1回下見に来た家内が道に迷うほどの、どちらかと言えば分かりにくい場所にあります。Face bookには以下のようなお店の紹介を載せてあります。
美しい里の風景がまだ残っている中伊豆で、一日一組のお料理のおもてなしをしております。梅山豚(メイシャントン)と黒豚のハーフのこえみちゃんがお客様をお出迎えしております。
まず通されたのが入口を入ってすぐの暖炉がある部屋です。
ご覧のように10人でもゆったりと座れる大きなテ-ブルです。
ゆっくりとお茶を飲みながら、寛いでいるところです。
そして次に案内してもらったのが昔の醤油樽を改造して円形に座れるようになっている寛ぎスペ-スです。
ちょうど10人ぐらいが入れるスペ-スでしょうか。家内の故郷で醤油樽は見たことがありますが、こんなに大きいとは思いませんでした。
ここでおいしい味噌田楽をいただきました。黒っぽい味噌はもちろんのこと、一緒に出されていた梅酒もおいしかったですね。
味噌田楽を食べ終わり、再び元の部屋に案内されてびっくり。そこにはご覧のような素敵な前菜が、大きな黒の食卓に用意されていました。
前菜は8種類になりますでしょうか。私は細かな食材はよく分からないですがとにかく手が掛かっていて見事です。それから紅葉も散りばめ、色合いも素晴らしく綺麗です。
前菜を堪能したあと、今度は座敷に通されました。囲炉裏を囲んだ、これまた風情のある空間です。私はたまたまこの日は運転手に徹し、お酒は我慢していたのですが、先の前菜といい、新鮮な魚のお造りを前にすると飲めないのが本当に残念だったですね。
ご覧のようなおいしいお造りです。このあとも柔らかいお肉の料理などが出てきて、お腹いっぱいとなり、すこぶる満足させてもらいました。でも料理が変わるたびに部屋を変えるというのも、斬新なアイディアですね。これなら少ない人数でも次の準備ができるというものです。
こうして一同は楽しく、ゆったりとした時を過ごさせていただきました。結構、長い時間居たものと思われますが、最後のデザ-トまで少しも急がせることなく、温かくおもてなし頂いたことが嬉しかったですね。
余分な話ですが、この器何だと思いますか。無粋な私は急須のように、いきなり突き出した部分を掴みましたが、実は醤油さしなのです。おしゃれですね。とにかく満喫できた中伊豆の夜でした
来週の月曜日(8日)は久しぶりにモノレ-ルの打合せで鎌倉まで出掛けます。カキコミは申し訳ありませんが休ませていただきます。