会長の”三行日記”

2014.08.04

シニア No.2604

 台風の影響で四国の方では大雨の被害が聞かれます。被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。先週末には高校の全体同窓会が開かれ、出席者が何と460人と言われています。年々増え続けていて会場が目いっぱいになってきているだけに、来年の当番回期としての私たちにとっても、考えなければいけない問題です。

この当番回期の最年長として、私たちの回期が幹事当番の代表回期を務めるわけです。いわば最後のお役目を果たさければいけない世代となったわけですが、ここまで至るのにあっという間のような気がして、改めて月日の経つ早さを感じております。

さて、こうした私たちの今の世代をシニアと呼ぶのでしょうが、新聞にシニアの利点というものが少し載っていました。まず年金の支給日が毎月15日とのことですが、この日にシニア割引をする店が多いと言います。

残念ながら私は来年の2月が来ないと65歳にならない関係で、まだ年金支給は受けていませんが、同級生の大部分は既に受けている人が少なくないものと思われます。でも私などと違って悠々自適な生活を送っている方が多いでしょうから、あまり関係ないかもしれませんが、知っていて損はないものと思います。

大手ス-パ-のイオンでは55歳以上を対象とした、シニア世代向けカ-ドの利用者がこの日に買い物をすると、5%引きになるそうです。一方、セブン&ホ-ルディングス傘下のイト-ヨ-カ堂でも、60歳以上対象のカ-ド利用者に向けて毎月15,25日の2日間には5%のシニア割引を行っているとのことです。

それから「孫と一緒でお得」というサ-ビスもあるみたいです。ジジ、ババには目に入れても痛くないという、孫という存在を突いてきているのが憎いところですが、旅行会社のHISではパンフレットで指定された旅行には、大人3人以上を含む3世代で申し込むと、代表者の代金が1万円引きになるそうです。

また富山市などでは市直営の博物館や動物園を孫やひ孫と利用すると、入場料が無料になる「孫とおでかけ支援事業」なるものをスタ-トさせ、市外在住の利用者にも適用されているそうです。

その他、映画館などの鑑賞料でも60歳以上なら1100円になるとか、夫婦のどちらかが50歳以上なら2人で2200円になるという割引も比較的知られているところです。その他にも京都国立近代美術館や東京の国立西洋美術館でも、65歳以上は常設展が無料になるなど、シニア世代が無料となる芸術関係の施設は少なくないと言われています。

それなら利用しなければつまらないというものですが、言われなくても今一番元気の良いのがこのシニア世代のことですから、十分活用しているのではないでしょうか。そう言えば山などでも、こうした中高年の方が本当にお元気で精力的です。当分は無理でしょうが、会社を離れて少しでも余暇を楽しめる身分になりたいものです。