会長の”三行日記”
2013年01月
2013.01.31
西武百貨店の閉店 No.2349
これで静岡県東部ではデパ-トが1軒もなくなるということですが、百貨店業界の低迷ということもありますが、何とも寂しい話です。
というのも私たちの小さな頃はデパ-トと言ったら、それこそ一番の花形産業で、そこに働いている人も輝いて見えたものです。特に沼津の場合、駅の真ん前に位置する西武はやはりそれなりのブランドを誇っていたものです。
2013.01.30
光熱費の節約 No.2348
寒い日が続いていることから、どうしても電気料金がはね上がります。この電気料や光熱費をいくらかでも節約できる方法が載っていました。紹介されていたのは下記に挙げる方法です。
1.家族で1つの部屋に集まる
2.カ-テンを厚手のものに変えたり、二重にする
3.扇風機やサ-キュレ-タ-を暖房と併用する
4.ドアやふすまを閉め、暖房の熱を逃がさない
5.昼間カ-テンを開け、夕方は早めに閉める
6.床にカ-ペットやマットを敷く
7.室内を加湿する
8.ファンヒ-タ-など暖房を窓際に置く
9.鍋物など温かい料理を囲む
他にもありましたが、主だったところは以上のとおりです。家族で1つの部屋に集まれば、他の部屋は関係なく、人の熱で部屋の暖かさが増すというものです。また照明やテレビも1つで済むわけです。
それから窓からの冷気が結構馬鹿にならず、それを遮断する方法と、太陽光を昼間十分採り入れたら逃がさず、効果的に部屋を暖めるのがよいみたいです。
また暖かい空気はどうしても上に行くことから、天井付近に溜まることが多く、それを扇風機などで循環させてやろうとするものです。この際できれば羽根の大きい扇風機の方が効果的とのことです。
その他、部屋が乾燥しないようにと加湿器を置くのですが、これの代わりに洗濯物の室内干しなどでも効果があると言います。こうしてみると、3丁目の夕日ではないのですが、昭和の良き時代の方が結構、効率の良いことをやっていたようにも思えます。
家族がそれぞれ好き勝手なことをやっていて、バラバラになっているのではなく、膝を寄せ合うような生活を見直せということではないでしょうか。
幸い我が家は狭いこともあって、一同が夜休むときまでワイワイガヤガヤと一部屋に集まっています。やはりそれがささやかな幸せを感ずるときでもあり、原点ではないでしょうか。
2013.01.29
高見盛関の引退 No.2347
昨日は横須賀まで工事で出掛けたのですが、帰路は葉山から鎌倉経由の134号線で帰ってきました。葉山から逗子にかけての海岸線の風景は、お天気が良かったこともあり、まるで南欧のような素敵な雰囲気を醸し出していました。やはり住みたくなるような場所ですね。
さて人気者力士の高見盛関が、とうとう引退することになってしまいました。私も多くの人たち同様、とても寂しく残念な思いに駆られている一人です。今場所は東十両12枚目という、もうこれ以上負けられない番付位置まで下がっていました。
何しろ十両から幕下に落ちてしまうと、もう関取ではなくなってしまい、給金ももらえなくなってしまうのです。こうなると幕内在位56場所を誇る高見盛関ですから、そのプライドはもちろんですが、相撲を取りたくても取れない状況に置かれてしまうのです。
ですから何とか踏ん張って、またここから盛り返してもらいたいというのが、多くの人々の願いでした。その願いも虚しく、残念ですが引退が現実のものとなってしまったのです。
平成のロボコップと呼ばれた、あのしぐさには多くの人たちが惹きつけられました。中にはあのしぐさ見たさに国技館まで通っていた人もいたのではないでしょうか。そうしてみると角界にずいぶん貢献したとも言えるわけです。
近年このように個性派力士が少なくなったのも事実です。だからこそ魅了されたとも言えるのでしょう。それにしても観客の声援に応えようと、気力は毎日充実していたみたいですが、それに引き換え、体は全身故障だらけでボロボロだったみたいです。
また観客を沸かせたしぐさも、意識的なパフォ-マンスではなく、ケガでずっと苦労していたことからの、ケガへの恐怖心をとり除く儀式みたいなようなものだったと言っています。
引退後、年寄株は既に取得されているようですから、後は親方が言っていたように嫁さんをもらうだけです。優しそうな人ですからきっと良い人も見つかるのではないでしょうか。
とにかく長い間、相撲ファンを沸かせてくれた高見盛関に、心からご苦労様の言葉を贈りたいと思います。お疲れ様でした。今後の益々のご活躍を祈っています。
2013.01.26
28日の月曜日は、早朝より工事で横須賀出張の為、カキコミは休ませて下さい。
2013.01.25
ちょっと良い話part103 No.2346
アルジェリアから生存の7名の方と、亡くなられた10名のうち9名の遺体を乗せた政府専用機が、早朝、羽田空港に到着しました。遺族の方々のご心中を察するに切ないものを覚えますが、二度とこのような惨劇は繰り返してもらいたくないものです。
さて愛知県の59歳の主婦の方から、朝日新聞「ひととき」の欄に、こんな投稿がありましたので紹介させていただきます。「五人仲間の一泊会」というちょっと良い話です。
5人仲間そろっての1泊会を毎年開いている。 5人は中学2年からの長い付き合い。とはいっても、子育て中はなかなか会えなかった。
それぞれの子どもたちが高校を卒業した頃から、年に一度のランチができるようになり、やがて車で1時間ほどの温泉地での1泊会に発展した。
ある時、仲間の1人がポツリと言った。「こんなことができるのは、子どもたちがちゃんと育ってくれたおかげね」 あれから10年。今回は、先行する2人に大きく後れをとったものの、私を含め残り3人が次々に「おばあちゃんデビュー」し、相好を崩しっぱなしの会になった。
振り返れば、5人とも幸せばかりでここまできたわけではない。でも誰かのつらかった出来事は、5人で会えばたちまち笑い話に昇華される。後ろ向きの愚痴を言い合わないからこそ、いい時間を共有できる。そんな仲間がいるおかげで、1泊会ができるのだ。
宿では、しっかり主婦の役目を解いて、上げ膳据え膳のおしゃべり三昧(ざんまい)。このささやかな5人での休暇のために、家族のために、自分のために、また1年、頑張ろうと思える。
お話しされているように、ここまで生きてきた間にはいろいろなことがあり、決して順風満帆な日々ばかりではなかったことでしょう。時には子どもの問題で振り回され、また夫婦関係だって何も問題なかったという人は少ないのではないでしょうか。
まさに「禍福は糾える縄の如し」で、良い事や辛く悲しいことが繰り返しあったことと思われます。そして私もその仲間入りをさせて頂きましたが、我が子にその子どもたちが誕生すると、今までにない幸せや心の余裕が持てるものです。
ですから苦しくても生き続けていればきっと良いことがあるわけです。いつもこのように前向きに捉えながら進みたいものです。蛇足ながら、こうした昭和の家族の良き愛を描いていた、日曜日のTBSドラマ「とんび」には泣かされました。やはり何と言っても、一番身近でもある家族の愛が原点ではないでしょうか。
2013.01.23
橋下市長の行き過ぎ No.2345
生徒の自殺という悲しい事件が起こった、大阪市立桜宮高校の体育科の入学試験がとうとう中止になりました。ご存知、橋下市長の強い意向が反映されてのことですが、絶対君主的な市長のやり方に少し違和感を覚えるものです。
確かに問題の起こったバスケットボ-ル部やバレ-部などの体罰問題は許されることではありません。でも一蓮托生的に巻き添えを食ったような形の、他の運動部や生徒たちのことはどうなるのでしょうか。
橋下市長はさらに校長、教頭以下全教員の入れ替えも要求しています。一昨日抗議の会見を開いた生徒たちのコメントにもあるように、多くの生徒が学校を守りたいと考えているし、もう少し自分たちの声にも耳を傾けてもらいたいということも、考えなければいけないものです。
また今回のことでそれぞれの心の傷は深く、それを癒せるのは先生だとも述べています。市長が言うように、全部の先生が入れ替わったら、生徒たちの戸惑いも大きく、むしろ反省を踏まえた再出発がしにくくなるのではないでしょうか。
それから、この学校の体育科そのものが悪いような印象を人々に与えてしまうことになります。もちろん優秀な先生もいるでしょうし、他の運動部の中には立派な生徒がいないわけではありません。
ですから十羽一からげのように、同じ扱いで全てをリセットするようなやり方は、あまりにも無茶というものではないでしょうか。それから入試中止が決まる以前、体育科入試が行われるようなら予算がつくわけではないとまで言い放っています。
これって何か脅しのようにも受け取れる言葉です。確かに熱血漢の市長ですから、胸の中にはほとばしる情熱を抑えきれないものがあるのでしょう。でも為政者は感情的ではなく、もっと冷静にあらゆる角度から物事を眺める慎重さが必要なのです。
橋下さんは維新の会という、れっきとした共同代表でもあり、いずれは国政をめざしそれなりの地位を狙う人でしょうから、もっと落ち着いた冷静さが求められるものです。
自身の口から出た「私のやり方がまずいなら次の選挙で落とせばよい」などという言葉は、開き直っているようにも聞こえ、あまりにも大人げないし、口に出してはいけないことです。
明日24日は私用で一日お休みをいただくため、カキコミは休ませていただきます。
2013.01.22
内定辞退 No.2344
就職氷河期と言われる今日、こんな話題をネットで見つけました。内定辞退といって、折角企業から採用合格通知を頂いていながら、当事者が断わるケ-スで、企業側のそれに対抗する凄まじい手段が載っていました。
内定辞退を告げた学生にこんな言葉が投げつけられているみたいです。「おまえのせいで、育成計画が狂ったんだぞ。どうしてくれるんだ!?」会社の人事からの言葉です。
このように内定辞退者に対する企業側の風当たりは、強くなる一方です。以下違法すれすれの行為が紹介されていました。
1.某大手金融機関A社に内定辞退を伝えたところ、「どこの企業に行くのか?」と聞かれた。入社予定のB社の社名を伝えたところ、A社の取引先の企業であったため、圧力をかけられた。これにより、A社とB社の内定を失う結果となった。
2.某大手食品会社C社の内定を辞退したところ、椅子に座らされ、人事数名に1時間におよぶ罵詈雑言を浴びせられた。
3.某大手金融機関D社に内定辞退を伝えたところ、その場はいったん保留にさせられた。後日、研究室に行く際、人事が校門で待っていた。一緒に教授のところまで案内させられ、教授にあいさつをして帰っていった。お世話になった教授を裏切れず、そのまま入社を決意した。
1のようなケ-スは実際にも私が耳にしています。ある大手の証券会社に内定辞退を告げにいったところ、丁重に接してくれエレベ-タまでわざわざ見送りにきてくれました。そしてドアが閉まった瞬間、「おまえ、〇〇証券を舐めるなよ」という言葉を投げつけられたのです。
そして後日、就職先として決まっていた会社に手を回され、この会社にも入ることができなくなり、どこにも行けなくなったという話です。
こうなると少し考えさせられてしまいます。就活の学生には確かに職業を自分でしっかりと選ぶ権利があります。でも断われた企業側にしたって、採用計画とか人事体制もあり、予定が狂ってしまうわけですが強制的に引き止めることができません。
従って面白くないことから、このような腹いせも生まれるわけです。この原因は一極集中でどうしても人気企業に偏る傾向があることからです。ですから内定を獲得できない学生も増え、質より量とのことで、学生は複数の企業の採用試験に臨まなければいけません。
そして合格するのはやはり同じ人間に偏ってしまうからではないでしょうか。また企業側にもかつてリ-マンショックなどで、内定取り消しという措置がありました。これが一層強い不信感を学生にもたらしたとも言えるわけです。
一方の企業にしたって、1年がかりで少なくない予算を掛けてその準備を進めています。それが大手であっても6~7割の辞退者が出るという現状では、頭の痛い問題で対抗措置をとらざるを得なくなるのではないでしょうか。
確かにこの問題は双方に言い分があり、かなり難しい問題だと思います。だからといって違法すれすれの腹いせ的行為を行ってよいということにはなりませんが、この先なくなるとも思えないことから、根本からその就活作業を構造的に見直すことが必要ではないでしょうか。
そして少子化ということあり、若者の就職率を大幅に改善することが、今、早急に求められている大きな課題です。
2013.01.21
大鵬親方の死 No.2343
元横綱の大鵬親方が亡くなられました。優勝回数32回と、未だに破られていない最多優勝を誇る名横綱だったことは誰もが知るところですが、巨人・大鵬・玉子焼きと言われた時代に育った私たちにとっては、何か1つの時代が終わったと思えるような、一抹の寂しさを覚えるものです。
大鵬親方は終戦の5年前、今のサハリン(樺太)に生まれたのですが、終戦時、卑怯なソ連軍の南下侵攻に伴い、最後の引き揚げ船で北海道に渡ることとなります。その時、稚内経由小樽行きの船で、母と兄弟3人で渡ったわけですが、母親が船酔いのため小樽まで行けず、稚内で降りなければいけなくなりました。
この船が稚内を出て小樽に向かう途中、魚雷で沈められたわけですから、やはり生来の強運の持ち主と言えるのではないでしょうか。そしてその後、横綱・柏戸と一緒に柏鵬時代を築き、名実ともに大横綱として大相撲を支えた大功労者だったわけです。
現在のモンゴルはじめ、外国人力士がこんな幅をきかせる時代が来るとは、当時はとても想像ができなかったものです。いつも泰然自若として、体全体で相手力士を受け止め、懐の深い柔らかな相撲は今でもしっかりと思い出すことができます。
それから姿形が何よりも美形でした。色白の綺麗な肌と天性の運動神経の良さは、やはりウクライナ人の父親譲りだったのでしょうか。また極貧だった幼少時代から納豆を売り歩いたり、重労働で家計を支えていた苦労人でもあります。
大横綱として一世を風靡しましたが良いことばかりは続きません。引退後に一代年寄として部屋を興しましたが、脳梗塞で倒れたり、跡継ぎの娘婿だった元貴闘力の大嶽親方が、野球賭博容疑で協会を解雇されるような不運も続きました。
こんな波乱万丈な一面もある大鵬さんだけに、全盛期に言われた「巨人、大鵬、玉子焼き」の言葉の中で、巨人と並べられるのはいまいち嬉しくなかったみたいです。
裸一貫の自分に対し、有望選手を根こそぎ集めている巨人は、勝つのが当たり前と思っていたからです。ただ長嶋や王選手など、ス-パ-スタ-も全部含めた巨人ということだけに、自分ひとりと並べられ誇らしかったのではないでしょうか。
また人間的にも横綱の名に恥じない立派な人だったみたいです。それゆえ、近年の日本人力士がいまいち育たない現状は、稽古量の乏しさや若手の個性の無さを嘆いていたのではないでしょうか。ご本人が言われるように、日本は豊かになり過ぎたからです。
そんなわけで、二度とあのような強くて美しい横綱は生まれないのではないでしょうか。大鵬さんの死は忘れかけていた昭和の良き時代を思い出させてくれました。大鵬親方のご冥福を心よりお祈りいたします。
2013.01.18
1点を取りに行く今年 No.2342
今年の3月にはまたWBCが開催されます。過去2連覇している日本ですが、今回はちょっとその様相が違っているようです。日本人大リ-ガ-は一人も入っておらず、純正の和製ジャパンで臨むことになるのですが、長距離打者などは少なく、ホ-ムランなどはあまり期待できません。
ですから監督が描いているのは、守りを重視し、ヒットと盗塁を絡めた、いわゆる足で稼ぎ1点を取りに行く野球なのです。いわば力の野球に対し、本来の日本らしいとも言える、技の野球で対抗しようとしているのです。
このWBC作戦同様に、今年の日本経済もこの1点を取りに行く1年にという見出しで、載っていた記事になるほどと納得させられましたので、ちょっと紹介したいと思います。一部抜粋しています。
今年に入って、本格的に安倍政権が動き始めた。景気の回復を第一の公約に掲げ、それを期待して一票を入れた国民も多い。しかし、いきなりGDPが急激に上昇して失業率が下がり、家計が持ち直すとは誰も期待していない。
日本の置かれている状況が、それほど単純ではないと誰もが理解している。日本は今、豊かさの中にいる。テクノロジ-は進化を遂げ、多くの願望は商品として実現された。また、人口の減少が進み、市場の縮小傾向は年々進んでいる。
そのような時代に、市場を活性化させ、景気を好転させる起死回生のサ-ビスや商品は生まれづらい。かといって、かつての大量生産・大量消費が好景気を呼ぶという風潮に乗るのだけはやめたい。
東日本大震災を通して学んだように、地球環境や資源の有効活用を考え、本当に必要なものは何かを選んで消費したい。日常のささいなことに幸福を感じられるような人になりたい。
企業も長打を狙わず小さな成功を積み重ね、確実に消費者との信頼と自信を回復しよう。一部メディアでバブル到来を期待する向きもあるが、同じことを繰り返すのはもう、やめたい。しばらくは等身大の幸福を実感しよう。
まさに身の丈に合ったことから始めようと説いています。言われるとおり、必要は発明の母とも呼ばれているとおり、満ち足りていればなかなか新しいことは生まれません。
そうすると自身の力量も省みず、無理して背伸びして事を起こすよりかは、小さくても地道に、人々の役に立てるようなことから始めよということではないかと思われます。
まさにそれは私たち中小企業の戦略でもあり、生き残る道とも言えるものです。人々が何を望んでいるのか、またどんなことに不平不満を感じているのか、しっかりとそのニ-ズとウォンツを掴まなければいけない時代でもあるわけです。
2013.01.17
異常な寒さ No.2341
あれからもう18年になるのでしょうか。今日1月17日は阪神淡路大震災が起こった日です。改めて被災者のご冥福をお祈りいたします。またこの阪神同様、東北もいち早い復興を願っています。
さて本当に毎日寒い日が続いています。毎年のことながら、寒い冬になると暑かった夏が恋しくなるものです。東京や近くの御殿場でも、成人の日にもたらした大雪が路上に融けないで、凍り付いて滑りやすくなっているみたいです。
滑るというのは、センタ-試験を控えている受験生にとっては禁句ですが、くれぐれも気をつけてもらいたいと思っています。この寒さに慣れている北海道の方でも、今年の寒さは異常だと言われています。
そんなわけで一部生活にも支障が出ているわけですが、一方では厳寒を歓迎している人たちもいるみたいです。まず支障が出ている方では、11日の最低気温が零下19度まで冷え込んだ釧路では、深夜の自宅で「ビシッ、ビシッ」という音が聞こえてきます。
これはどうやら自宅の外壁が凍って出る音ではないかと言われます。そして中学生の娘が朝の通学中に、あくびをすると「涙が凍って目が開かない」と文句を言うほどの寒さみたいです。
また水道管の凍結による当局への相談は、例年の11倍ぐらいになるといいます。その他、除雪車が掻いても掻いても雪が積もって固まるために、除雪車が1日1~2km市か進めず、正月の3日からずっと運休の路線もあるとのことです。
一方、この寒さを逆手にとって、道北の枝幸(えさし)町歌登では11日の最低気温が零下31.2度と、28年ぶりに30度を下回ったそうですが、地元のホテルでは来る2月中旬にタイからの観光客40人を迎え入れます。
それは暖かい国からの人は、「寒さが厳しいほうがかえって喜んでくれる」ということからです。また道東の陸別町では2月の初め、恒例の人間耐寒テストといって、参加者が氷のかまくらの中で一夜を過ごすイベントに向けて、順調に準備を進めているそうです。
それから人気のある旭山動物園では、あえて厳冬を生かそうと、夜間営業まで考えているみたいです。園長はこの寒さと雪に覆われたホッキョクグマやトラの生態が、独特の雰囲気で楽しめるとのPRで呼びかけています。
とにかく雪国の方には叱られてしまいますが、暖かい静岡辺りに住んでいると雪は降らないし、零下何度なんて世界はとても考えられないものです。こうした厳しい環境に置かれていないから、俗に言う大モノという人物が出現しないのでしょうか。北国の方たちのご自愛をくれぐれも願っています。
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