会長の”三行日記”

2012.08.27

お爺さんの仲間入り No.2263

工事の試運転調整の間、親戚の伯母の不幸があったりした関係で、ちょっとバタバタしてしまいました。また一方では8月中旬に控えていた長女の第1子出産が、少し延びていたのですが、この22日の未明、ようやく母子とも健全に、無事女の子を出産することができました。
 
私事ながら、これで何とか世のお爺さん族の仲間入りです。私の歳では決してそれは早くはなく、むしろ遅い方ではないでしょうか。でも結婚等全て遅かったわけですから、愚図でのろまの私に合っているとも言えるわけです。
 
これ以前、孫を持った友人たちがよく携帯の待ち受け画面等に、その写真を嬉しそうに入れているのを眺め、自分はこうはならないだろうなと思っていたのですが、どうやらそれも怪しくなってきたものです。
 
事実、こうやって写真を掲載するくらいですから、ジジ馬鹿と言われても仕方がありません。病院で孫の顔を見ながら、ちょうど28年前になるでしょうか、自分の第1子である長女の出産当時の記憶が鮮明に蘇ってきました。
 
第1子ということで、家内の実家がある小豆島で出産したわけですが、前の晩、破水をして実家の父に病院まで送り届けて頂いたという連絡を受けました。
 
ところが既にその時間では、新幹線は辛うじてあったにしても島に渡れる船がありません。このため、今は亡き私の母親と一緒に、翌朝の一番の新幹線で駆けつけたのです。
 
新幹線を岡山で降りタクシ-を飛ばして着いた岡山の港で、真っ先に実家へと電話を掛けたわけですが、実家の母が電話の向こうから「可愛いお嬢さんですよ」と言われたときの感動は今でも忘れられません。
 
また向かう新幹線の中で、早く着かないかと母親がイライラしていたのも、しっかりと思い出されたものです。このように、新しい生命の誕生は多くの人々に生きる希望と感動を与えてくれるわけです。
 
そして誰よりも我が子や、身内の子どもが何よりも可愛く見えるものです。このようにジジ馬鹿を絵に描いているようで、大変申し訳ありませんが、その写真を公開させていただきます。どうぞご容赦下さい。