会長の”三行日記”

2012.07.12

私たち会社はこんな仕事もやっています その1 No.2244

今週月曜日に上野の春と題して、パンダの赤ちゃん誕生に伴うこれからの相乗効果を期待したばかりだったのですが、残念ながら赤ちゃんが亡くなってしまいました。いっぺんに灯が消えてしまったようで、本当に寂しい限りです。
 
でもまだ両親は残っているわけですし、これからに期待することにしましょう。さて先週の金曜日、以前仕事でお付き合いのあったお客様の会社から、これからでもすぐ来て頂けないかとの連絡が入りました。

大磯にある大きなホテルと言ったら、だいたい想像がつくでしょうが、ここが翌日のプ-ル開きを控え、ジャグジ-と言って、ちょっと大きめのお風呂のようなものがプ-ルの横に隣接しているのですが、ブクブク泡のようなものを送り出すポンプが回らないというのです。

これでは翌日のオ-プンに支障をきたすわけです。当日、私は他の用事がないわけではありませんでしたが、事情を話し別の日に変更していただき、午後一番で現地に駆けつけました。
 
確かに現場に備えられている制御盤の運転スイッチを押してもポンプは回りません。図面がないかどうか聞きましたら、どうやらそれも備えられてはいないようです。
 
観念してそれではじっくりと回路を追いかけてみようと、調査から作業を開始しました。そして調べていったところ、元々他の箇所でこの操作ができていたということなのですが、この線がつながっていないのです。この影響で運転回路が切れていたのです。
 
ですから思っていたよりずっと早く解決しました。調べていた時間より往復の時間の方が長かったくらいです。それでも翌日のオ-プンを控え、高々ジャグジ-1つぐらいと言っても、これが使えないといったら大変ではないでしょうか。
 
このように私たち会社は電気の問題で何かお困りのような場合、すぐ対処するように努めています。私たちが調べればすぐ解るようなことでも、なかなか専門外の方が頭をひねっていても解らないことが少なくないと思われます。
 
このようなニ-ズがあれば、状況次第で最優先に駆けつけるように心がけています。またそれが私たちのような会社の特長にもなり、他との差別化にもなるのではないでしょうか。とにかく、簡単に解決したことでも、お客様の喜ぶ顔を間近に眺めることができれば、何よりも嬉しく明日に繋がるものです。