会長の”三行日記”

2012.07.04

若々しく身体が老けない秘密その1 No.2240

昨夜は久しぶりに家で食事ができたお陰で、のんびりとテレビも観ることができました。掛かっていたのは「みんなの家庭の医学 3時間スペシャル」という番組です。
 
この番組に結構、吸い寄せられました。というのも、これから私たち年代に必ず押し寄せると思われる、認知の問題とか、肉体の衰え、そしてメタボなどの健康障害について扱っていたからです。
 
まず学んだのは、脳をいつまでも若く保つための方法です。以下の4つの行動を挙げていました。
 
①ウォ-キング   ②ダンス   ③好奇心を持つ   ④外見を気にする
 
③の好奇心とは知的なもので、様々なものに興味を持つことがよいとされています。自分に当てはめてみると、ダンス以外は少し関わっているみたいで、何となく安心したものですが油断はできません。
 
私はまだまだ大丈夫ですが、④の外見を気にしなくなってはいよいよ要注意とのことなのでしょう。番組では宝塚のOGがいつまでも元気でいることを紹介していました。若い時に音楽やダンスなどの習慣を続けていたタカラジェンヌは、4つの行動がピッタリ当てはまっているからです。
 
そして歳をとっても、記憶の機能を脳内でつかさどる海馬の容積が、一般の人より大きくなっていることが証明されていました。また若い頃のいろいろな思い出を回想するのも効果があるみたいです。
 
次に心筋梗塞や脳梗塞などに陥りやすいメタボについてです。やはり食事に関係する部分が一番大きいと指摘していて、元横綱千代の富士の九重親方の食事にスポットを当てていました。
 
親方は現役時代と比べ、腹回りこそ大きくなり体脂肪率の値は増えましたがメタボではありません。それはその食事に秘密があるのです。
 
①食事の間隔を空ける   ②炭水化物の摂取量が少ない   ③良質なたんぱく質を多く摂っている
 
親方は1日2食で、夕食を18時ごろ摂ってから翌日の11時まで食事を一切摂りません。これが朝昼兼用となるわけですが、野菜たっぷりのチャンコと主に魚中心のおかずです。また現役力士と違って、ごはんは少ししか食べません。
 
この17時間という、長い食事の間隔が効果をもたらすと言うのです。空腹を覚えると体内では成長ホルモンができやすく、これが脂肪の燃焼に繋がると言います。ただし空腹だといっても、ドカ食いしては効果はありません。
 
とかくおいしいからと言って、若い時と同じように食べたがる自分ですが、そろそろこうした食事の仕方も考えなくてはいけません。その他、いつまでも筋力を若々しく保つ方法など、ためになる話を紹介していましたが、また次回触れさせていただきます。
 
とにかく、いつまでも若々しく元気でいられるためには、それなりの努力を積み重ねなければいけないということです。腹いっぱい、好きなように食べる時期は、もう卒業しなければいけないということなのでしょうね。