会長の”三行日記”
2016.10.11
スタンレ-レディスから No.2904
3連休の後半ぐらいから朝晩がめっきり涼しくなりました。やはり予想した通り、大好きな秋が短くなるということでしょうか。この3連休の初日、地元・裾野の東名カントリ-クラブで開かれている女子ゴルフのスタ-レ-レディスゴルフト-ナメントを観戦してきました。
たまたま休みで土曜日が一日空いていたのと、60歳以上は入場無料と知ったからです。そして行くからにはじっくり観戦したいと思い、駐車場が混まないうちにと家を7時ごろ出掛けていったのです。
それでも案内された臨時の第1駐車場には7時半ぐらいに着いたと言っても、もう既にかなりの車が押しかけていました。お天気は今にも雨が降り出しそうで、天気予報ではこれから午後にかけてかなりの雨が降るとのことでしたが、やはり女子プロ人気は凄いということでしょうか。
予定ではOUT・INとも8時スタ-トということでしたが、この日の雨を想定したのか20分ほど早めて、ちょうど私がコ-スに着いた頃、最初の組がスタ-トして出掛けるところでした。
到着後、しばらくはこのINコ-スの10番187ヤ-ドのショ-トホ-ルで、それぞれの組のティ-ショットを観ていました。およそ6~7組ぐらい観ていたでしょうか、ほとんどの選手が苦もなくワンオンしていてやはりプロですね。
そしてお目当ての森田理香子プロについてハ-フを回ることにしました。というのも2013年の賞金女王ながら、ここのところ成績がパッとしないからです。その原因が何か、この目で確かめようとしたのです。
スタ-トの10番こそちょっと狙いが右で手前のバンカ-に入れてしまいましたが、総じて森田プロ、ショットは悪くないのです。相変わらず憧れるような綺麗な柔らかいスイングで、飛距離も十分です。
原因はやはりパタ-にあるようです。10番もバンカ-からの3mぐらいを外し、続く11番のロングでも第3打を2.5~3mぐらいにつけたのですがバ-ディ-が決まりません。でも私たちではなかなか決められない距離でも、調子の良いプロならこれくらいはどんどん決めてきます。
ですからショットが良くてもパタ-が決まらないと、プロにとってはスコアを伸ばせないのです。こうして午後も何人かのプロのショットを今度は動かず眺めていたのですが、感じたのはどのプロもよく飛ばします。
もう何年か、女子プロのト-ナメントをこの目で眺めたことがありませんでしたが、ショットの飛距離や精度は確実に上がっているように感じました。道具の進歩もあるでしょうが、それ以上に技術のレベルも上がっているからでしょう。
またこの日、降りしきる雨や立ち込めた霧の影響で何度かプレ-が中断しました。長いときで30分以上1時間にも及ぶことがありましたが、こうした普段見えない裏の事情を見せつけられると、じっと我慢して待機しているプロはそれなりに大変さを感じたものです。
じっと待機していて再開のホ-ンが鳴った途端、何事もなかったようにプレ-しているのですからさすがです。やはり現場でしか感ずることのできない、こうした場面が実際の観戦現場での醍醐味なのでしょう。それにしても60歳以上は入場無料というのも有難く嬉しいものです。とにかく現場に足を運ぶ価値はあるというものです。