会長の”三行日記”
2016.10.06
読書の効果その2 No.2902
昨日の続きで読書の効果についてです。昨日も少し触れたように、この読書は人間の寿命にも影響があるようです。以下ネットから拾った記事を紹介したいと思います。
「寿命」に関する話題は日々上がりますが、今のトレンドはなんと「読書」らしいです。「たくさん本を読む人は、まったく読まない人にくらべて長生きしやすい」という、本好きの人にとってはなんとも嬉しい研究結果が発表されました。
自分磨きや趣味としても楽しい「読書」が長生きに効果的なんて…と思う人もいるかもしれませんが、New York Timesで発表された「Social Science & Medicine」の調査結果を紹介しましょう。
研究者たちは、3,635人の50歳以上の人を対象に、読書の習慣についてアンケートを行いました。まったく読書をしないグループ、週に3.5時間まで読書をするグループ、3.5時間以上読書をするグループの、3つに分けて分析。
その結果、週に3.5時間まで読書をするグループは、向こう12年で17%ほど死亡リスクが低いということが明らかになり、さらに3.5時間以上読むグループは23%も高い数値に。これは、まったく読書をしない人にくらべて2年ほど長生きするということになるのだとか。
この研究の上席著者である、米・イェール大学のベッカ・B・レヴィ教授によると「1日30分の読書をしている人は、読書をしない人にくらべて大幅に延命効果を持っている」とのこと。30分×7日間で3.5時間。この効果は、統計学的に見ても有意性があるとされているとか。
読書をすることで多くの知識を身につけたり、物語に触れることがストレス解消になったりと、その効果には様々なものが期待されます。まずは習慣づくりから始めてみるのがいいかも。
実はこのことは弊社が毎日行なっている、朝礼の当番から聞いた「今日の一言」で耳にしたことです。それで調べてみたわけですが、何と読書の効果が人間の寿命にまで影響があるとは、全然知る由もありませんでした。
近頃、NHKを除けばテレビと言ってもあまり観たいという番組がありません。それだけに空いている時間を読書に振り向ければよいのですが、家に居てもお酒を飲んでしまえばすぐ眠たくなってしまいます。ましては寝床に入ってしまえば本は眠り薬のようなものです。
こうしてなかなか本に親しむことができていないわけですが、やはり読まなければいけないものです。以前から考えていたことですが、勇退して家に居る時間が増えたら、今まで読めなかった本を思う存分読んでやろうとの思いも、いったいいつになったらそんな暇ができるかも分かりません。
従って読めるうちに読んでおくことが、今回の指摘からも大切ではないかと考え直しています。1日30分の読書を心掛けたいのですが、果たしていつまで続くことでしょうか。