会長の”三行日記”

2016.10.03

アマチュアの優勝 No.2900

 昨日行われたゴルフの日本女子オ-プンでアマチュア選手が優勝を果たしました。その選手の名前は畑岡奈紗さんと言い、まだ高校3年生の選手です。最終日、終盤のみテレビを少し観ていましたが、並み居るプロの連中を退けてただ一人60台のスコアで堂々たる優勝を飾ったのです。

右側がずっとクリ-クで左側が林の急斜面、しかも距離が490ヤ-ドとたっぷりある17番など、私たちではとても怖くて打てないような難しい設定が施されていたホ-ルでも難なくパ-オンし、しっかりとパ-を取っていました。

一方、この時点では首位に立っていた後続の堀琴音選手は、このホ-ル2打目は池の前に刻み3オンでパ-狙いでした。打つ前の段階では自分が1打リ-ドしていると思ったのか、リスクを避ける選択をしたのでしょう。

でもちょうど同じころ、最終の18番で畑岡さんが見事な下りラインのパットを沈め、バ-ディ-を取ったのです。これで絶対外せなくなった堀選手なのですが、4mぐらいのパットが無情にもカップに蹴られてしまいました。

こうして最終ホ-ルでもプロがバ-ディ-がとれず、アマチュア選手の初の優勝となったのです。それにしても飛距離やプレ-ぶりも全然プロにひけをとらない選手で見事なものです。

また今大会はそれ以外にもアマチュア選手の活躍が目立ち、最終日ちょっと崩れてしまいましたが、3日間を終わり首位に立ったのも長野未祈というアマチュア選手でした。この選手もパットや寄せの小技がうまく、しかもショットも柔らかい綺麗なスイングなのです。

この選手が全体で10位、それから6位にもやはりアマチュアの西村優菜選手が入っていますから、アマチュア選手の大活躍と言えるのではないでしょうか。彼女たちの今後の活躍が本当に楽しみになり、来る東京五輪でも大いに期待を持てるものです。

優勝した畑岡選手は世界で活躍して欲しいという願いを込めて、米航空宇宙局(NASA)にちなんで奈紗と名づけられたとのことです。それゆえ優勝後のインタビュ-でも、今後の予定は10月17日からの米ツアー2次予選会に出てシ-ド権を取りたいみたいです。

またいつか全米女子オ-プンで優勝してみたいし、東京五輪でも金メダルを獲りたいと、夢や目標が大きく膨らんでいます。それから小学校時代は野球をやっていて、中学では陸上部に所属し県で7位にも入る俊足の持ち主だと言われています。

そんな運動神経抜群の身体的要素も優勝に繋がるものがあったのでしょう。とにかく畑岡選手といい、長野、西村両選手という3人の今後楽しみな選手が出てきました。韓国に押されてる日本女子ゴルフ界に、新風を吹き込んで大いに活躍して欲しいものです。

明日は販路拡大の2回目のセミナ-に出席するため、カキコミは休ませていただきます。