会長の”三行日記”

2015.07.21

松山選手の可能性 No.2740

 全英オ-プンでの松山選手の活躍で寝不足になった方が多いのではないでしょうか。ちょうど3連休も手伝い、私も連夜のテレビ観戦が続きました。特に金曜日の夜から土曜日にかけての深夜は、スタ-トが朝方の強い雨の影響で3時間ほど延びたため、引きずられた人が多かったことと思われます。

何しろ松山選手のスタ-トは日本時間で土曜日に入った1時40分ぐらいでしたから、現地時間では金曜日の17時40分になります。当然スタ-ト時からその日のうちには18ホ-ルは回れないだろうと言われていました。

そして眠いのをこらえ、何とかそのスタ-トまで持ちこたえていたのですが、圧巻はスタ-トホ-ルから4ホ-ル、怒涛のバ-ディ-ラッシュだったのです。これではもう眠ってはいられなくなりました。

初日とこの日のペアリングは、マスタ-ズと全米オ-プンを立て続けに獲ったジョ-ダン・スピ-スと、そして化け物みたいに飛ばし全米オ-プンでスピ-スに1打差で敗れたダスティン・ジョンソンです。これにも松山選手への注目度がいかに高いかが窺えます。

初日、ジョンソン-7、スピ-ス-5と二人に少し置かれていた松山選手でしたが、開始4ホ-ルでほぼ互角と言えるほどの勢いを示したのです。そして12番の途中で放送は切れてしまいましたが、12、13番とボギ-が出たものの、続く14番もバ-ディ-を取った後、時間切れサスペンデッドとなり、8バ-ディ-2ボギ-のスコアでこの日を終えたのです。

とにかく面白いようにパットが決まりました。でもゴルフというのは本当に面白いと思うのは、このパットが初日は全然決まらず、2日目の快進撃の前でも練習グリ-ンではパットはあまり入らなかったと言います。

そして2日目にあれだけ入ったパットも、3日目にはまた惜しいパットですが決まらないのです。でもそれを少しでも救っていたのは正確なショットと言えるのではないでしょうか。強風の影響で1日プレ-が延びた3日目、前日のようにはパットが入らず我慢のゴルフが続いたのですが、14番のロングホ-ルが流れを左右したように感じます。

青木さんの解説では思い切ってグリ-ン奥にこぼしても2オンを狙っていった方がよいとのことでしたが、アイアンで刻んだ選択が結果的にラフでしたので、3打目にグリ-ンに乗せる角度が難しく3パットとしてしまったのが惜しまれるところです。

また17番でもかつて中島選手がここに入れ優勝争いから後退した、トミ-ズバンカ-と呼ばれるバンカ-に入れてしまいパ-を逃し、この日の貯金を吐き出すことになってしまいました。

しかしながら最終日、全体的にはトップとスコアは離れましたが、ゴルフの内容は少しもひけをとってはいませんでした。ショットの精度は高いし、パタ-さえ入っていればもう少し流れが変わったのではないかと思われるのです。

それと本人の優勝したいという強い意欲に表れているとおり、ゴルフそのもののレベルが凄く高いように感じました。それは2日目今を代表するスピ-スと一緒に回り、彼との遜色のなさや、他の日本人プレイヤ-が全て予選落ちしていたことからも、技術的な面や精神面での違いに表れています。

とにかく今のゴルフを続けている限り、そう遠くない内にメジャ-を獲れるのではないでしょうか。最終結果には表われませんでしたが、松山選手に大きな可能性を感じた今回の全英オ-プンでした。