会長の”三行日記”

2014.11.18

オフィス時計の寿命 No.2648

 先週末からすっかり冷え込んできました。もうズボンの下にタイツが欲しいくらいです。いよいよ冬将軍の到来ですね。さてこの寒さに合わせたわけではないでしょうが、やはり先週末より事務所の中にあるオフィス時計が止まってしまいました。

この時計はAC100Vの電源で動くタイマ-ですが、始業から休憩及び就業時の時間をメロディ-で知らせてくれています。バックアップの電池はつい先頃交換したばかりですので関係ないと思うのですが、何度か調整して時が進むようにしたものの、しばらくすると時計そのものが止まってしまうのです。

これでは素人の私たちにはもうお手上げです。考えてみると工場・事務所を新築したのが平成3年の3月、今から数えると23年以上の時が経っているのです。このときに建物にセットしてもらった製品ですから、そろそろ寿命がきたのではないでしょうか。

こういった電気製品を扱う我が社もその一員ですが、よく電気製品や部品の寿命は20年から25年と言われています。それだけに交換せよというお知らせではないかと思いました。

もちろん当時と同じ製品はないのですが、同じような週刊式のメロディ-ウィ-クがカタログを調べたら載っていました。これなら互換性がありそうなので、修理に出しても同等な金額が掛かると思い、新しいタイプを購入することにしました。

それにしても、時を自動的にメロディ-やチャイムで知らせてくれないと不便なものです。弊社は始まりの8時半に毎朝、朝礼を行っているだけに始まりを音で知らせてくれないと集合が掛けにくいわけです。

また10時からと3時からの10分間もその始まりと終わりに、やはり時を告げていて、これがないと社員が休憩時間も気がつかないような始末です。こうした長年の習慣というものはしっかり身についているだけに、なかなかこうした不測な事態に対応できないものです。

人間はこのように、自動的に機械や装置に自然と飼い慣らされているとも言えるわけです。近年、様々な機能を持つ製品が登場し、益々私たちの生活は豊かで便利になっているわけですが、一方ではこれがないと人間がままならなくなるということもあるわけです。こう考えるとあまりにも文化が進み過ぎるというのものも善し悪しですね。