会長の”三行日記”
2014.10.07
栃木ねんりんピックより No.2627
台風18号は各地で大変な被害をもたらしました。我が県にも直撃したことから大雨での浸水やがけ崩れ等、近隣でもその被害は少なくありませんでした。
私も昨日まで会社を留守にしていた関係で、会社の様子がちょっと心配だったのですが、あと少しで工場内にも水が入ってきそうとのことだったらしいのですが、社員がウエス等で隙間を塞ぎ、必死に食い止めたこともあり、何とか難を逃れることができたようです。
でも興津と由比間では、土砂崩れで東海道本線が40mにも亘って本線上を塞がれたことから、復旧の見通しが立たないほどの被害が出ています。列車が止まっていて本当に良かったものですが、もし走っていたらと思うとぞっとするような出来事です。
こんな中、自分たちだけいい気になってねんりんピックとは、少し叱られてしまいそうなタイミングになってしまいましたが、私たちもそれなりの影響を受けたのです。
何しろ競技開始の日曜日から予定していた試合が、ほとんどできなくなったからです。私たちソフトボ-ルの会場は栃木県の南西部にある足利市だったのですが、日曜日も朝からずっと雨が降り続いていました。
でも主催者側としては、次の月曜日が台風の影響でほとんどやれる見込みがなかった為、何とか強行したかったのでしょう。従って雨にもかかわらず試合は強行されたのです。そして結果的には我がチ-ムは1試合目の予定が幸いし、岡山県のチ-ムとの試合ができたのです。
というのは1会場6つのグランドがあるこの会場で、何とかやれた1~2試合はよいのですが、それ以降は雨やグランドコンディション不良で翌日も含め全ての試合が中止になったからです。
ですから北は北海道、南は沖縄、九州など全国各地から参加していた68チ-ムのうち、試合ができなかったチ-ムがほとんどなのです。そうした気の毒なチ-ムに比べれば、1回戦惜しくも敗れたというものの、コンディションが悪くても試合ができただけでも幸いというものです。
でも栃木の人々が事前に準備を尽くし、おもてなしの心で温かく迎えてくれた、好天で迎えた土曜日の開会式は最高でした。選手団は47都道府県及び20の政令都市から約1万名という参加で、それぞれがお揃いのユニフォ-ムでの入場行進も見ごたえはありました。
そしてお定まりの式典が終わり、決められた観客席に戻ってから眺めた、地元の人々で繰り広げられるメインアトラクションには大いに心揺るがせられたものです。改めて写真を交え、後日紹介させていただきます。とにかく全くの初体験でしたが、この開会式だけでも参加できて本当に良かったと思える素晴らしいものでした。