会長の”三行日記”

2014.07.14

老いと骨折 No.2595

 W杯は今朝方、ドイツの優勝で閉幕しました。ブラジルを7-1と歴史的な大勝で破ったドイツが、そのまま勢いに乗った形でメッシ率いるアルゼンチンを下したのです。6大会ぶりの優勝とのことですが、総合力でも全て優っていたとも言えるのではないでしょうか。

さて父親の思わぬケガでカキコミを1週間も休んでしまいました。病院の方針で認知のある高齢者の入院は、24時間ついていなければいけないとのことで、最初の3~4日は家内と交代で病院を行ったり来たりの毎日でした。

また大部屋では夜中等に周りの人たちにも迷惑が掛かるかもしれないとのことで、個室を用意されているのですが、思ったよりも落ち着いているので安心しています。でも骨折する前から思うように歩けなかったわけですから、これからリハビリとか言っても病院に長居は無用というものです。

そんなわけで経過が良ければ、何とか今週中に退院させてもらいたいと思っています。というのは家を離れると、どうしても本人に戸惑いがあるため認知が進みやすいからです。

それと先週後半から私たちが24時間ずっとついているわけにもいかないことから、家政婦さんをお願いしていることがあります。個室入院と併せ、24時間家政婦付きでは費用も馬鹿にならないというものです。

こうして早期退院を願い、先週末には家内と共に家での受け入れ準備を少し行いました。元々車椅子が自由に動き回れるほど広く、また考慮された家ではないことから、少しでもそうしたスペ-スを設けたかったからです。

骨折以前は車いすを使用していなかったわけですが、これからはそうはいかないものと思われます。このため、できる限り効率よく家の中で移動してもらいたいと思うことからです。

またこれを機に寝たきりになっても困ることから、今まで同様、デイサ-ビスも利用できるかどうか家内が問い合わせたら、「車いすでも十分対応できますよ」といった、快い返事を頂きました。嬉しいことです。

このように高齢者に骨折、特に大腿骨骨折がつきものとなっています。今までよりかは転びやすく、骨も弱っているからです。またこれをきっかけとして老いが急速に進むのがその特徴です。

私の親父にしても今年91歳になるから仕方がないというものですが、今は亡き母親同様、それでも何とか努めて自宅で診てくれるという家内の言葉は本当に有難いものです。自分の父親なのにほったらかしで、全てまかせっきりの私は余儀なく反省を求められているものです。