会長の”三行日記”
2014.06.30
日本人と中国人 No.2589
今日で早いもので半年が過ぎようとしています。ついこの間、年が明けたようにも思えるくらい、自分たちの年代のためか、時が流れていくのが実に速いものです。タイム・イズ・マネ-、もうそんなに多く残されていないこれからを改めて大切にしなければと知らされます。
さて先日、W杯での日本人サポ-タ-のマナ-の良さについて触れましたが、やはり勤勉で美徳を兼ね備えた日本人に生まれ育ち、誇らしい気持ちと日本人で本当によかったという思いに駆られるものです。
というのも、それ以外の国については、ほとほと手を焼いていることがあるみたいからです。特に中国人についてはこんな記述もあるくらいです。
中国メディアの新週刊はこのほど、エミレーツ航空に勤務する中国人客室乗務員による手記を紹介した。客室乗務員は手記で、日本人客が非常に礼儀正しく、世界中の人びとから称賛されていることに触れ「いつか祖国も日本のようになってほしい」との願いを綴った。
手記によれば、日本への便に勤務したことのある客室乗務員は、誰もが「日本人は礼儀正しく、秩序があり、呼び出しボタンを押す人も少なく、クレームも出ない」と称賛するのだという。
一方で中国人客はとてもマナーが悪いそうで、客室乗務員は手記で「自分が生きている間に、祖国も日本のように礼儀正しいと世界に認められる国になってほしい」と願いを述べたものの、同僚からは「生きている間に中国が日本のようになることはない」と否定されたそうだ。
中国の簡易投稿サイト・微博で手記が紹介されたところ、中国のネットユーザーからは、「生きているうちにというのは不可能だな」、「運が良ければ2-3世代後には可能かもしれない」など、中国人のマナー向上は難しいとの意見が多く寄せられ、中国人自身がマナーの悪さを自覚している様子が見て取れた。
日本人のマナーの良さについても認めるところがあるようで、「確かに日本から学ぶべき点は多い」、「日本人のマナーの良さを否定する人はいないし、中国人のマナーの悪さを否定する人もいない」とのコメントがあった。
「中国人客室乗務員の民度も低い」と逆ギレするかのようなコメントも多かったが、「中国人の振る舞いが客室乗務員の笑顔を消してしまっているんだな」という反省のコメントも。
「世界中の人が中国人にマナーを教え込みたいと思っているだろう」というユーザーの発言通り、同じ中国人ですら中国人のマナーの悪さに辟易(へきえき)していることが見て取れたが、同時に「現状ではマナー向上はなかなか難しい」と考えていることも見て取れた。
上記以外にもその大きな差は、人の見ていないところでの所作ではないでしょうか。人が見ていないところでは何をやっても大通りの当該国に比べ、わが国では昔から誰もいないようでも、お天道様が空からしっかりと眺めていると言い伝えられています。
それは来世のことも考えた、日本人の厚い信仰心からきているかもしれません。とにかく人の嫌がることはできるだけ避けようとする、この民族独自の思いやりとおもてなしの心に基づくものと思われます。いつまでも大切にしたいものです。