会長の”三行日記”

2013.10.30

日本シリ-ズ No.2478

 まずは先週から昨日までの長い間、このカキコミができなかったことを深くお詫び申し上げます。言い訳がましいのですが、いろいろと急ぎの仕事等、業務多忙で追われたことと、週末、素敵な仲間と3年に1度、予定している小旅行があった関係で、ほとんど手をつけることができませんでした。

でもカキコミのことは絶えず頭から離れないもので、毎日のように行っていることだけに、日々やり残したような気持ちでいっぱいでした。やはり何となく気持ちが落ち着かないものです。もっとも、週末に旅行を控え、会社を空けなければいけないことが、忙しい日々を増幅したのかもしれません。

さて、そんなわけで久しぶりのカキコミなのですが、土曜日から始まった日本シリ-ズが面白くなっています。何しろ東北の方々にその活躍が勇気と感動をもたらす楽天が、セリ-グの覇者・巨人に善戦しているからです。

前にも触れたとおり、球団創立9年目のホヤホヤの新参チ-ムが、プロ野球の盟主とも言われる巨人に対して、がっぷり四つに組んだ、堂々たるゲ-ムを展開しているのです。

初戦こそ新人の則本投手の好投に打線が応えきれず、0-2で敗れたものの、第2戦はエ-ス・田中投手で文句なしの勝利をものにしました。そして迎えた第3戦、場所を仙台から東京ド-ムに移してアウェイの戦いとなったのですが、美馬投手の素晴らしいピッチングや好調な打線が繋がり、5-1と完勝とも言えるゲ-ムでした。

これで星野監督が言われていたように、最悪でも地元・仙台に帰ることができます。むしろこのまま連勝してしまえば、試合は東京で終わってしまい仙台には戻れませんが、ジャイアンツもおめおめとこのまま終わるわけにはいかないでしょう。

そんなわけで今日以降のゲ-ムから目を離すことができないものですが、何とか東北の方々を少しでも元気にしたいと願っていることから、楽天に是非、日本一になってもらいたいものです。

それにしても星野監督の選手を見抜く力にはさすがだなと思っています。昨日の試合、2回に2死満塁で先制タイムリ-となる2塁打を放った藤田選手は、咋シ-ズン途中DeNAからトレ-ドされて入ってきた選手です。

このトレ-ド、本人にも突然の通達で不本意だったようですが、持ち前の守備の巧さを星野監督に買われ、今シ-ズン初めからスタメン起用されるようになったのです。元々打撃の方も悪くはなかったみたいですが、新転地で花を咲かせたとも言える選手なのです。

その人の適性に見合った活用がやはりモチベ-ションを高めているのではないでしょうか。こうした選手の活躍が馬鹿にならないのが短期決戦の日本シリ-ズです。できればこの良い流れのまま、東北の人たちの待つ、仙台クリネックススタジアムで星野監督の胴上げを見たいものです。とにかく今年の日本シリ-ズは面白くて目が離せれません。