会長の”三行日記”

2013.09.18

穂高挑戦その2 No.2458

 お天気は絶好で、いよいよ穂高挑戦です。

9月14日 6時  河童橋出発             同    7時25分 明神発

翌朝は4時半過ぎに目覚め、顔を洗って身支度を整え、5時20分に沢渡駐車場からタクシ-で上高地に向かいました。上高地には1年を通してマイカ-の乗り入れ禁止となっているため、バスかタクシ-でないと向かえないのです。

写真の通り、既に上高地バス停には早朝だとはいえ、ご覧のような人だかりで、目指す山もくっきりとその姿を現わしています。

こうしてバス停を出発したのが5時40分、ものの15~20分でかの有名な河童橋に着いたのです。初めて眺める河童橋はやはり素敵なところです。

梓川が下に流れ、遠くには雄大な穂高連峰をまるで絵画のようにバッチリと眺めることができます。山に登らなくてもここが観光名所となる所以です。

しばし素敵な風情を楽しんだ後、いよいよ今日の目的地、涸沢に向けて出発です。6時に河童橋を出た後、約45分で明神に着きました。

明神橋を渡り、少し中に入ると明神池と、その入口に穂高神社奥宮が祀られています。

上高地は古くは神降地と呼ばれていたみたいで、池と神社の手前にはこの地で猟をしながら山の案内人もしていた、上條嘉門次が作った嘉門次小屋もあります。

いわば上高地の草分け的な人なのでしょう。囲炉裏の周りには仕留めた熊の毛皮などが飾られ、小屋の名物料理とも思えるイワナが水槽にひしめいていました。

このようにちょっとコ-スを外しただけで、また趣のある風情を楽しめるものです。