会長の”三行日記”

2013.07.09

選挙応援 No.2425

 昨日は朝から一日、同級生でもあり友人の土田博和氏の選挙応援で出掛けてきました。彼を連れて私の案内のできる限り、十数社の企業訪問をして支援をお願いしてきたのです。

ご存知の通り、この21日に投票の行われる参議院選挙で、土田博和は維新の会より出馬し、全国比例区の候補として国政に挑みます。しかしながら橋下共同代表の発言以来、全くの逆風選挙となっているのも間違いないところです。

でも地元・御殿場では24時間救急医療を怠らない、唯一の病院として地域の人たちからも信頼は厚いものがあり、また医療の様々な考えなければいけない問題についても、人一倍、その改革に熱い情熱を傾ける持ち主です。

こんな彼の姿勢を見ていれば、友人として自分のできる範囲で何とか応援してやろうと思うのが当たり前のところです。正直、私は今まで選挙などに関しての活動を、ほとんどしたことがありません。

一部の友人からは維新の問題もあることから、「何でお前が土田に力を入れているのか」という疑問の声も挙がらないわけではありません。また彼とは仕事等のつきあいなど、利害関係も一切あるわけではありません。

それなのになぜと言われるかもしれませんが、それがしがらみのない同級生の良いところではないでしょうか。こんなわけで夕方近くまで、彼を引っ張り回してきたわけですが、行く先々で一番感じたのが、全国比例区の投票の仕組みについての認識です。

多くの方々が衆議院の全国比例区と混同されているのです。今回の参議院全国比例区には衆議院のときにあった、候補者名簿順位はありません。従って各党の当選者は、党毎に獲得した総得票(党名か個人得票の合計)により、割り当てられる議席数の範囲内で、各候補者の獲得個人得票の順位で決まるのです。

ですから例えば土田博和を支援してくれる人でも、その名前ではなく党名の維新と書かれれば土田博和の票にはならないのです。こんなわけですので、もし彼を支援して頂けるのであれば、党名ではなく、是非「土田博和」と書いていただきたいのです。

巷の情勢では今回の選挙は、自公併せて過半数は間違いないとまで言われています。それだけに選挙前は潜めている、憲法改正や原発再稼動等の驕る姿勢が、またムクムクと顔を持ち上げてくるのが明らかです。是非、私たちの持つ清き一票を正しく行使しなければと考えています。