会長の”三行日記”
2013.06.26
83歳の女性野球部員 No.2418
何と83歳の女性野球部員がグランドに現われたという記事を読みました。以下その記述です。
高校定時制通信制軟式野球の神奈川県大会決勝が23日行われ、高津4年の上中別府(かみなかべっぷ)チエさん(83)が、0―1の6回1死満塁の場面で伝令として登場。背番号12をつけ、三塁ベンチから駆け足で飛び出すとスタンドから拍手が湧き起こった。
「落ち着いて。頑張れ」。マウンド中央でエース小鹿のお尻を2度、ポンポンと叩くとナインに笑みがこぼれた。孫が5人、ひ孫が4人いるが、もっと勉強がしたいと79歳だった10年4月に同校へ入学。
好きな言葉は「生涯現役」で「何でも挑戦したい」と意欲満々だ。昨年10月、クラス担任の中島克己監督(45)から誘われ入部。今年のバレンタインデーには部員に手作りチョコをプレゼントし、お返しにグラブをもらった。週3日、球拾いやキャッチボールで汗を流す。
試合中はベンチの最前列で手を叩いて選手を鼓舞した。0―4で戸塚に敗れ、全国大会出場は逃したが「良い人生経験だよ」と涙を流す部員を励ました。準優勝の銀メダルを首から下げ「一生の宝物です。このチームは日本一」とすがすがしい表情を浮かべた。
何と素敵な方ではないでしょうか。いわゆる定時制の高校に79歳のとき、もっと勉強がしたいと言って入った人です。そして更に野球部にまで入って、みんなのお手伝いまでされているとのことです。まさに生涯現役そのものです。
こうした前向きな方が本当にいるのですね。自分の孫のような野球部員に混じっての活動は、さぞ素敵な汗をかかれていることではないでしょうか。話はちょっと逸れますが、梅雨もそろそろ明ける時期となり、いよいよ夏の全国高校野球選手権静岡県大会が近づいてきました。
22日にその組合せが決まり、我が母校は15日に清水庵原球場で佐久間高校と対戦します。1回戦それに勝てば強豪と言われる、静清と浜松工の勝者との試合です。大きなヤマになると思われますが、好投手・宮澤くんを擁する我が方にしたって、決して劣っているとは言えない今年のチ-ムです。
是非、後輩たちの活躍を期待したいものです。このチ-ムも現在3年生の女子マネ-ジャ-が抜けてしまうと、一人で頑張っていただけに、後に続く女子マネがいなくなってしまいます。83歳とは言いませんから、何とかこのように素敵なマネ-ジャ-が入ってくれることを願いたいものです。本当に影の大きな原動力となる存在です。