会長の”三行日記”

2012.11.06

ラブリバ-狩野川 No.2306

     

先週土曜日の文化の日には、沼津で「ラブリバ-狩野川」と称した狩野川レガッタが開かれました。これは静岡新聞SBSが主催したもので、狩野川をもう一度見つめ直そうと、レガッタなどのボ-ト競技がメインで行われたものです。
 
たまたまこのイベントの実行委員長を務める、沼津東高ボ-ト部OB会長の小泉さんが、母校運動部支援委員会のメンバ-としてご一緒していることから、一般参加に委員会でも1艇出そうかということになったのです。
 
当日は絶好の晴天に恵まれ、現役の高校時代、当時は開かれていた学校のボ-ト大会でたった1度だけ漕いだことのあるボ-トに、期待と不安が半々の思いで挑んだわけです。
 
競技は午後からとのことでしたが、朝8時に来れば30分ほど練習できると言われ、写真のメンバ-4人で集まり、ボ-ト部OBの方から手ほどきを受けたのです。
 
このコックスとしていろいろと教えてくれた方が、やはり母校の恩師で、先の熊野古道への旅にもご一緒している近藤昭三先生の娘さんだったのも、何となく縁を感じさせる奇遇でもありました。
 
何しろ45年ぶりに、しかも2回目ですから、こちらは全く初心者と言えるものです。でも力ではなく、4人全員がリズムを合わせて漕ぐことが、何よりもボ-トが進むこつだと教わりました。
 
またその他、いろいろと細かな注意事項を受けながら、「さすが皆さん元運動部、うまいですよ」とおだててもらい、ちょっといい気分にさせてもらったところで、練習は終わりです。
 
そして本番、今度は小泉実行委員長をコックスに駆り立て、堂々と他の1艇とのレ-スには勝つことができたのです。さすが息の合っているメンバ-は練習より、本番に強いものです。

     

このように絶好の秋の行楽日和をボ-トで楽しんだわけですが、ちょっと漕いでみただけで、その魅力の虜になるものです。従って来年もまた開かれると聞き、再度チャレンジをその場で誓い合ったものです。
 
とにかくこのイベントは今回が第1回とのことで、今年から始まったばかりでいろいろと準備が大変だったことと思われますが、市民が愛する狩野川だけに、もっともっと大勢の方が楽しめるようになることを祈っています。