会長の”三行日記”
2012.10.19
軽井沢出張から No.2295
3日間会社を空けていましたので、久しぶりのカキコミになります。16日から出掛けていた軽井沢の話をちょっとさせていただきます。
今回は多湖輝先生の別荘に新たに自動開閉扉をつける関係で、その電気制御のお引き合いをいただき出掛けてまいりました。ご存知、多湖先生は頭の体操でも知られる、千葉大の名誉教授なのですが、既にこの別荘内にモノレ-ルも2基設置していただき、何回も通わせていただている間柄です。
今回のお引き合いの物件は、この敷地内に既に作られていたゲストハウス用の入口の扉なのです。と言っても扉はそんなに簡単なものではなく、左右スライド式の門扉で、それぞれ6mずつある頑丈なものです。
ちょうど別荘に来られていて居合わせた多湖先生の言葉では、「これでは赤穂浪士の47士が攻めてきても防げる」との冗談が出るほどの代物なのです。
道路に面している、このゲストハウスの入口はちょうどカ-ブに当たるため、車を道路には止め難い場所です。それゆえ、車の中からリモコンで操作してこの扉の開閉を行ったほうが入るのに安全で、世話がないとのことから考えられたのです。
0.4kwのギヤ-ドモ-タを左右1ケずつ使い、インバ-タで速度制御させながら開閉をさせようと設計したのですが、頑丈に見えた扉の開閉も思ったよりスム-ズにいきました。
ただリモコンの受信感度がいまいち良くないため、もう少し高感度のアンテナに取替えて試してみようとのことで、今回の出張は区切りをつけることになりました。
それにしても行ったときから気になっていたのですが、この多湖先生のゲストハウスの道路を挟んだすぐ北側に、巨大な建物が建設されようとしているのです。
先生や関係者の話をいろいろと伺ってみると、これが世界一の富豪とも言われる、あのB・G氏(建設中の建物であっても極めてその警備が厳重のため、敢えて匿名にします)の別荘だと言われるのです。
地下4階の建物で、地面から60mぐらい掘り下げている関係からか、周辺道路にはダンプカ-が引っ切り無しに通過しますが、中の様子は高いバリケ-ドを張り巡らせて一切覗けません。
一説にはデ-タのバックアップセンタ-も兼ねていると言いますから、100億円以上とも言われている総工費もうなづけるかもしれません。とにかく怪しげな巨大な建物が作られようとしているのです。
こんな、おまけなようなものが付いていた今回の軽井沢への出張でしたが、先生がいらっしゃった関係で、またいつもの通り声を掛けていただき、ホテルをキャンセルして別荘に泊めさせていただきました。
近くのログハウスで豪華な夕食をご馳走になったり、至れり尽くせりのお気遣いに恐縮しながらも、いつもの通り有難く感謝しているものです。またそんな先生の有名人らしくない、いたって丁寧で物腰の柔らかさが、心惹かれる大好きなところです。さすがレイトン教授ですね。