会長の”三行日記”
2012.09.03
犬との散歩の効果 No.2268
昨晩というか、明け方は少し寒いような気配を感じ、慌ててタオルケットを掛けました。ようやく秋の足音が聞こえるようになってきたのですね。夏バテはこの時期に一番多いと言われますから、お互い気をつけるように致しましょう。
さて、そんなわけで、朝の散歩も以前より少し凌ぎやすい陽気から、爽やかで快適になってきたものです。愛犬と毎朝、散歩をし続けていてもう8年以上の歳月が流れます。考えてみるとこのお陰で、私自身も健康でいられるようなものです。
そういった意味でも愛犬に感謝しなければいけないものですが、新聞にも注目される散歩の効果として、犬の散歩が健康増進の効果が高いのではないかと載っていました。
一人で歩くよりリラックスできるからと指摘していました。ある研究グル-プがお年寄り男女13人に3日間、犬を連れて30分の散歩をしてもらい、リラックスした状態を示す副交感神経の活性値などを測定したそうです。
その結果、一人で歩くより数値は倍近く上昇し、日を追うごとに増加したとのことです。従って犬の散歩は、リラックスもできる一石二鳥の運動なのです。
ではどのような散歩が効果的かということですが、犬の集中力は45分ほどと言われていますので、それ以内の時間で朝夕2回ほどがベストとのことです。
そしてダラダラ散歩より運動という意識を持つことが必要で、犬の意識が散漫にならないよう、おやつを効果的に使うのがよいとされています。
そして何よりも大事なのが、犬との関係を常に良好に保つことが前提で、食事や散歩前に犬と目を合わせ、座れなどの訓練を日常的に行うことが必要だと言われています。
この良好な関係があれば、犬との触れ合いにより飼い主の側に「オキシトシン」というホルモンが分泌されるみたいです。これは陣痛促進や母乳の分泌を促すもので、母子などの親しい関係の人が接する際に出るホルモンです。
これによって、ストレスの軽減や癒しなどに繋がっていけるわけです。でも人間と違って犬の寿命の平均は13年程度と言われています。従って遅かれ早かれ、愛犬を失う悲しみに向き合わなければなりません。
今から考えても、このことがとても辛く思えることなのですが、致し方ありません。お互い元気なうちに精一杯触れ合っておくしかありません。とにかく、愛犬との散歩のお陰で私自身もメタボの解消や、尿酸値の軽減など生活習慣病の改善にも繋がっています。大いに感謝したいものです。