会長の”三行日記”

2012.01.27

回復を祈ります No.2145

非常に残念なことが起こってしまいました。弊社の窓口となる電話や資材の調達等、一切引き受けてくれている女子事務員が倒れてしまったのです。
 
一昨日の朝、お母さんから会社に電話があり、朝、熱があり頭が痛いと言って救急車で運ばれたとの連絡がありました。私が電話を受けなかった関係でその詳細が分からなかったため、風邪かなと思い、そのまま連絡もしなかったのですが、昨日の朝の電話で知らされました。
 
何と、くも膜下出血だったとのことで、一昨日の午後から8時間ぐらいに及ぶ手術をしたと聞きました。幸い手術はうまくいったとのことですが、昨夜の電話の話では、処置した箇所からまた少し出血があり、予断を許さないような状態とのことです。
 
ですから、そのまま順調に回復に向かっても、医師の話では、1ヵ月後にはバイパス手術を施さなければならないそうです。何とか後遺症もなく、順調に回復してくれることを何よりも願っています。
 
そんなわけで、強い味方が少し長期に亘って離脱することになり、関係各位の方々にはできる限りご迷惑の掛からないよう努めますが、どうぞご容赦、ご理解いただきますようお願いいたします。
 
それにしても突然のことで驚いています。このくも膜下出血を少し調べてみたのですが、人によっては1~2割の方が即死に繋がるとも言われ、病院搬送後でも治療中に亡くなることもある、極めて怖い病気です。
 
しかし出血量が比較的経度で、手間をかけた治療により、動脈瘤の処置や、脳血管れん縮といって脳の太い血管が収縮して細くなり、脳梗塞になりやすい時期を食い止め、乗り越えてしまえば、安心して元通りの状態に戻れると言います。
 
とにかく発祥してから1ヶ月の間が、キメの細かい集中治療が必要になってくるとのことです。入社してからもう15年以上にもなり、その間、黙々と真面目に会社に尽くしてくれた彼女に、何事もなく、無事戻ってくれることをただただ祈るばかりです。