会長の”三行日記”
2011.09.28
ネットス-パ- No.2081
ずいぶんと便利な世の中になったものです。ネットス-パ-といって、生鮮食品や日用品などをインタ-ネットで注文し、自宅まで届けてくれるのです。
昔なら横着者がと、年寄りに怒られそうなことですが、仕事が忙しかったり、小さな子どもがいたりするときや、車などの足がないときには極めて便利なサ-ビスです。
大手ス-パ-のイト-ヨ-カド-は全国174店舗のうち、135店舗でこのネットス-パ-を運営し、8月にはその利用者が100万人を超えたとも言われています。
そのやり方としては、まず利用可能な店舗をHPで探し、会員登録をした後、HP上の食品やベビ-用品など種類ごとに並んでいる商品棚から、カ-トに入れればよいのです。
また注文は配達時間ごとに決まった締め切り時間までに済ませれば、各売場の注文品を集めて配送員が届けてくれるのです。そして嬉しいのは価格が店頭と同じで、1点から利用ができることです。
但し、金額により配送料が掛かるとのことですが、こうしたサ-ビスを利用すれば、米などの重いものをお年寄りが下げて帰らなくてもよいわけです。
それから結構こちらのリクエストに応えてくれることもあり、商品の入っている段ボ-ルなどは不要と、注文時に記入すればできる限り受けてくれると言います。
ただ配達時間ごとに定員枠が決まっていて、夕方やこの前の大雨の日などは、その枠が埋まりやすいので早めに注文した方がよいと言われています。
とにかく、重いものや運びにくいものを届けてくれたり、買い物に出掛ける時間の節約にも繋がるわけですから、そのメリットは少なくありません。また冷蔵庫などの食品を見ながら買えるわけですから、無駄な買い物も減るというものです。
以上良いことばかりのように思えますが、ある一定金額以上買えば配送料が無料になるといったことにこだわると、無駄なものまで買わされてしまいます。このようなことさえ気をつければ、このサ-ビスを利用するメリットがあるのではないでしょうか。
でもこれがこの先どんどん普及していくと、街は賑わいを失うかもしれません。危険な言葉となった、死の町にはなりたくありませんね。