会長の”三行日記”
2011.08.12
アッパレ!日韓戦 No.2058
やあ、水曜日に行われたサッカ-・日韓戦練習試合は久しぶりに溜飲を下げる好ゲ-ムでした。本当にやっとというか、攻撃に転じた日本のきめ細かさの良さが出ていたような気がします。
特に香川選手が本領発揮という試合で、ようやくチ-ムに打ち解けて本来の実力を発揮していたように思えます。やはり遠慮がなくなったのでしょう。その実力の高さを十二分に私たちに見せつけてくれました。
それにしても本田、香川両選手のボ-ル回しのテクニックは見事ですね。この二人のパス回しはまるで他の選手が弄ばれているようです。やっと日本にも、こういった選手が出てきたのですね。
とにかく香川選手などはボ-ルに対する突然の反応が素晴らしいですね。利き足などは関係なく、臨機応変に、しかも咄嗟に反応しゴ-ルに結びつけるのは、今までの日本選手の中でも数少ない貴重な存在ではないでしょうか。
それから在日韓国人4世として生まれ育った、李忠成選手もよくやったと思います。ゴ-ル前、自分が蹴ってもよかったボ-ルを見事にスル-し、香川選手の見事なゴ-ルに繋げたあたり、プレ-にも余裕が出てきたのでしょうね。
何よりもその生い立ちから、この日韓戦に出場しプレ-するのが夢だったそうです。夢を1つ乗り越えたわけですから、今度はもっとそれより大きな夢を、ワ-ルドカップに繋げて欲しいものです。
またケガを乗り越え、久しぶりに出場した駒野選手も良い働きをしていました。日本の3点目もバックの駒野選手が良い上がりを見せ、惜しくもシュ-トは外れたものの、それが転じての得点です。
このように日本にとっては快勝とも言える勝利ではないでしょうか。今までの韓国戦と言ったら、日本が防戦一方で、なかなかこのような攻撃に結び付けれなかったものです。
ですから3-0というゲ-ムも近年なかったのではないでしょうか。これでワ-ルドカップ予選が楽しみになってきました。故障で今回出場できなかった、ドイツで活躍する長友選手も加われば、安心して観ていられるゲ-ムになるものと思われます。
でも負けた韓国は大変みたいですね。今までに日本に対し、こんな負け方もなかったでしょうから、マスコミもその不甲斐なさを大いに叩いています。
しかし言い換えれば、日本の力が上がってきたということでしょう。また国民栄誉賞まで受賞し、私たちに大きな感動を与えてくれた、なでしこJAPANの存在が少なからず影響したものと思われます。女子と違って、皆大きな報奨を受けている身ですゆえ、うかうかしていてはきっといられなくなるでしょうね。