会長の”三行日記”

2011.06.03

70歳のパソコンの達人 No.2020

新聞に「母が70歳でパソコンの達人に」という、見習わなければいけない投稿がありました。ちょっと紹介させて下さい。
 
母が孫の誕生をきっかけにパソコンにはまっている。孫の成長を日々知りたいと、まずは父親である兄からメールで写真を送ってもらい始め、その保存や印刷の方法を覚えた。

そのうち写真を眺めるだけでは飽き足らなくなり、パソコンでアルバムを作り出した。すると、「写真の色や大きさを調整したい」「コメントを入力したい」「イラストも描きたい」などと次々に欲求が出てきたようで、パソコン講習会にも参加し、本格的に取り組んでいる。

母はもともと機械オンチだった。それが今では本棚にパソコン関係の本がずらりと並び、周囲が驚くほどの腕前だ。人はいくつになっても成長できるのだろう。いま母は「70歳にして新芽が出た気分だ」と話し、生き生きしている。

 
70の手習いですか、素晴らしいですね。私はそれより歳が下ですが、やれアイフォンとかアイパッドなどと言われている、様々な昨今の新鋭機器に少しついていけなくなってしまっています。
 
そして仕事上でもネットで拡販をと考えているのですが、一向にもう一歩踏み出せずにいる始末です。でも大切なのはいっぺんにあれもこれもと思うより、少しずつでもいいから段階的に踏み出していくことではないかと考えます。
 
前記紹介した70歳の達人も、必要に迫られて少しずつ習得していった結果が、娘さんにそこまで言われるようなことになっていったと思われます。ですから大切なのはまず一歩踏み出していくことだと思います。
 
小豆島に住む、家内の父も80を過ぎているにもかかわらず、やはり上記の方同様、PCで写真の編集とかメ-ルのやりとりまで行っています。前向きで意欲旺盛な方ですから、他にも好きな絵画等、PCに限ったものでもないのですが、その姿勢には頭が下がります。
 
もし自分がその歳になったらと思うと、なかなかそこまでの自信がありません。よく人生は死ぬまで勉強だと言われています。それだけに、もうこのへんでいいだろうなどと、へんにその歳に委ねて妥協するような生き方は慎まなければいけないと、自戒させられた投稿でもありました。