会長の”三行日記”

2011.06.20

高速道路割引制度終了 No.2028

毎日、朝早くからテレビにかじりついて眺めていた全米オ-プンも、22歳のロリー・マキロイが圧勝とも言える、堂々たる優勝を飾って幕を閉じました。何と2位に8打差をつける16アンダ-という、驚異的なスコアで優勝したのです。
 
しかも初日から独走という形でトップを走り続け、とうとう4日間危なげなく完結したのです。一部の人がテレビで全米オ-プンというよりは、全遼オ-プンではないかと皮肉っていたテレビ放送だったかもしれませんが、我らの遼くんも、このマキロイのプレ-を見ていたら、まだまだ課題が少なくないようです。
 
さて昨日の19日で、高速道路の日曜休日上限1000円の特別割引が終わってしまいました。その最終日の昨日は各地、最後の割引でと、だいぶ遠出した車で賑わったようですが、いざ終わってしまうとなると、もう少しその延長を望みたくなるものです。
 
できればこの制度を使って、北陸や新潟の方にまで足を延ばしてみたいと思っていました。何しろ1000円というのは魅力ですからね。この割安感から高速道の各地SAやPAでのレストランや売店は、だいぶ潤ったようです。
 
でも、この廃止財源が東日本大震災支援に回されると聞けば、何にも言えなくなるものです。またこの被災者の方々には、新たに今日から東北道などが無料になる制度が開始されるとのことです。
 
そして中型以上のバスやトラックも同じく無料になるそうです。このことは被災者の便宜が図れるのはもちろん、全国から東北へ向かう観光地振興や支援にも繋がることができます。
 
大変良いことではないでしょうか。振り返ってみれば1000円割引制度を使い、家内の実家はもちろん、その先、高松や松山の道後温泉、そしてしまなみハイウェイまで足を延ばすことができました。
 
そう考えると、この制度がなかったら果たして行けたかどうか、分かりません。ですから、ずいぶんとその恩恵を受けたとも言えるわけです。また先日、小田原に出掛けた際、1年間の無料化社会実験の対象道路となっている箱根新道にも、20日から無料化終了との掲示がありました。
 
もっともこの箱根新道は1ヶ月は有料になるものの、その後はまた無料道路になるそうです。このため、立ち寄った箱根のそばの売店は、ちょうどその日で店じまいとのことでした。
 
有料道路でなくなると、いろいろな補助がなくなるからでしょう。お客様感謝とうたって、その日は割安で食事ができたのですが、長いこと親しまれてきただけに、名物の箱根のそばがなくなるのは寂しいものです。
 
こんなところにも思わぬ余波があるもので、1つの制度が変わることにより、いろいろな人たちに対してそれなりの影響があるものです。