会長の”三行日記”

2011.02.23

恵まれた地域 No.1961

ちょっとグズグズしていると、朝の愛犬との散歩が6時近くになってしまうのですが、以前は真っ暗だった6時の時間帯が今ではだいぶ明るくなってきました。着実に春の訪れはやってきているのですね。
 
さて、中東の混乱する民主化運動の影響で、我が国もその例外でなく、依存する原油高の関係でガソリン価格が軒並みに上がってきています。また数年前のように、160円とか170円にならなければよいのですが果たしてどうなることでしょうか。
 
こうした少しずつ値上がり傾向にある物価に比べて、依然として伸びないのが消費者の購買意欲です。まあ、その責任は一向にらちが明かない、混乱する政府にあると言っていいものですが、ほとんどの人から、もう当てにされていないと言ってもいいのではないでしょうか。
 
そんな中、一部でこの日本を支えていると言ってよいのが日本への観光旅行客です。そして大多数を占めているのが中国人旅行者です。
 
この日本への中国人旅行客を調査した結果、その訪れたい場所として、東京や京都を抑えて我が地元の富士山が堂々の2位であるとの記事を読みました。
 
1位は7割以上の人が望んでいる北海道ですが、富士山がその次に37%を占めたと言われています。それは日本の象徴であると同時に、景観の美しさやパワ-スポットとして知られていることが人気の理由のようです。
 
日本を知っていて富士山を知らない人はまずいないでしょう。年々その形がほんの少しずつ崩れているような気がするのは、私だけではないと思うのですが、やはり霊峰富士とも言われているとおり、日本に来たら一度は眺めてみたいと思うのでしょう。
 
そんな富士山を朝晩毎日のように眺めることのできる私たちは、本当に恵まれているとも言えるものです。家内の父などは沼津にやって来る度に、この富士山を撮りまくっているくらいです。
 
また日本で体験したいことと言ったら。温泉がトップでダントツとのことです。そして食べたいものはすし・刺身が一番人気であるそうです。
 
ということは、手前味噌かもしれませんが、富士山を眺めて温泉に入ることができ、そして美味しいお寿司や刺身をいただけると言ったら、我が地域しかないのではないでしょうか。
 
改めて、今住んでいるところの豊かさを感じないわけにはいきません。こうした恵まれている所に住んでいるだけに、ただノホホンと暮らしていてはいけないものです。自戒させられますね。