◆2002年3月30日(土) NO.50 女性には勝てません    早いもので、この日記を書き始めてから、今日が50回目です。いっぺんにやれと言われて  も、とても無理なくらい、その積み重ねは大きくなるものです。春のこの時期の天候のように、  今日はさわやかに、短めにいきたいと思います。  「126,925,843人」とは、何の数字だか、わかりますか。我が国の現在の人口とのことです。  このうち男性は62,110,764人、女性は64,815,079人で、やはり女性が多くなっています。  自分もそうですが、その晩年、男性はなかなか1人では生きていけないものです。でも夫を  失っても、女性はしっかりたくましく生きていけますものね。女性にはやはり勝てません。   -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月29日(金) NO.49 真理と道理を貫く勇気    作家の曾野綾子さんが次のように述べられています。  政治家と小説家は、ほんとうに相性の悪い仲である。しかしものごとにはすべて反対の要素  が要るから、その存在はお互いに大切なのだろう、と思うことにしている。  しかしこの両者にも、それを守らないとまっとうな人間として存在し得ないと思われる聖域は  れっきとしてある。それは、真理(或いは道理)と勇気(或いは徳)を堅持することである。  政治も行政も、するべき根幹の真理は実は明白である。その基本的なルールは、大臣が口出  ししようが、議員が電話をかけて来ようが、動くわけがないものだから却って扱いは簡単な  はずなのである。  真理と道理は、実はいかなる時代にあっても強力な武器となる。それがぴしっと通っていさえ  すれば、人をみたら怒鳴ったり威張ったりして自分の意志を通そうとする人が周辺にいても、  その人に動かされずに済む。愚かな人ほど怒鳴ったり威張ったりするものだと昔から決まって  いて、ほんとうに恐いのは優しく真理を保持し続ける謙虚な人である。道理(真理)は人間を従  わせるのだ。  最近世間を騒がせている「外務省発」とでも呼ぶべきニュースが、どれもスキャンダルに陥る  のは、そこに「勇気」と「徳」の香りもないからだろう。  つまり勇気のない人は徳もない人だとも言うことができるのである。  恐れず怯まない、正しいものを追求する勇気をいつまでも持ち続けたいと思います。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月28日(木) NO.48 春は選抜からですが...    昨晩、ワ-ルドカップ前哨戦の第2戦として対ポ-ランドがあり、日本が快勝しました。  とても喜ばしい限りです。今度は海外組が加わり、中田・小野らの活躍です。そして先日の  ウクライナ戦で終了間際ちょっと出ただけで、あまり出番のなかった高原も頑張りました。  先日も話しましたが、一体、本番にはトルシエJAPANはどう臨むのでしょうか。  日本サッカ-が益々楽しみです。  それにしても、我ら「野球組」としては、春は選抜からとも言われている、高校野球なのですが  郷土の静岡県から1校も出ていないと、やはり淋しいですね。  応援するにもいまいち盛り上がりません。かつては野球王国として一世を風靡したこともある  静岡だけに、もう少し何とか頑張ってもらいたいものです。   -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月27日(水) NO.47 連帯の素晴らしさ    中小企業家同友会という、仲間内の委員会があり、今月の当番でもあった私が、マイビジ   ネスと称した発表を行いました。これから、弊社で広くお客様に掲げていこうとする、省エネを  テ-マとした技術提案を資料添付してお話ししたのですが、お客様の立場になった皆さんの  意見やアドバイスがとても有意義でした。そこにはどうしても作り手の意識が働き、こちらの  理屈を押し通している所が見られるとのことです。  折角提案してもこちら側の自己満足に終わり、お客様が聞く耳や振り向いてくれないことには  徒労に帰してしまいます。謙虚にその意見に耳を傾け、少しでも良いものを作っていかなけれ  ばいけない必要性を強く感じました。このホ-ムペ-ジにも同じことが言えますね。  「我以外、皆我が師なり」、そしてこの同友会の持つ自主・民主・連帯の精神の中で、特に  連帯の素晴らしさを教えて頂きました。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月26日(火) NO.46 一蓮托生?    社民党の辻本清美さんが議員辞職しました。歯に衣を着せぬ、その語り口で、とてもさわや  かな印象があったのですが、残念です。若いながら、疑惑の追及でここまで言うのと、その  頑張っている姿に、応援していた人は少なくないでしょう。でも嘘をついてはいけません。  それも往生際が悪く、みんな、やっていてなぜ私だけ?と残した言葉が虚しく思われます。    やはり政治家という人達は、私達と人種が違うのでしょうか。  「赤信号、みんなで渡れば怖くない」ということでしょうが、ただでさえムネオさんやコウイチさ  んの周辺が、自分達を攻めてくる相手のあら探しをしている時です。  運が悪かったでは済まされない、国民の期待を裏切った、その責任は小さなものではありま   せん。ラジオでもこう言っていました。  「鈴木宗男が疑惑の総合商社なら、辻本清美は言い訳の卸問屋」だと。  相手の非を攻めるには、まず自分自身の身を正さなければなりません。  でも辞職のお陰で、先のお二人はまた鉾先が戻ってくるだけに、しばしの安らぎとはさよなら  しなければいけませんね。   -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月25日(月) NO.45 電気記念日    今日3月25日は、私達の仕事に関係のある「電気記念日」です。  日頃、何気なく使っている電気ですが、使い方によってはかなり節電できるのではないでしょ  うか。テレビ等のリモコン用予備電源も、24時間入ったままではその積み重ねの電気量は  馬鹿にはなりません。また利用する人もいないのに、不要な電灯照明も多く見掛けます。  会社など、お昼休みには通路等スポット的な点灯でよいのではないでしょうか。  1日ではその電気量は大したことがありませんが、1年となると違いが大きく出てきます。  私達、会社ではこの不要な電気を少しでも節約し、経費節減を図るため、お客様にリモコン  パタ-ン点灯制御の技術提案を行っています。24時間のタイムスイッチと組み合わせ、  例えば、お昼休みになって5分か10分後、自動的にスポット点灯に切り替わり、また午後の  始まり5分前に通常点灯に戻す等の制御が可能です。  無尽蔵ではない、そのエネルギ-だけに1人1人が、しっかりとその節約を考え、貴重な資源  を大切に守っていきたいものです。   -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月23日(土) NO.44 地球温暖化現象    この春の異常な暖かさに、一抹の不安を覚えます。もちろん暖かいことは寒いことに比べ、  喜ばしいことですが、やはり地球温暖化が着実に進んでいるのではないでしょうか。  100年に1回の3月の暖かさと言われていますが、果たして今年の夏はどうでしょうか。  台風が異常発生しなければよいと思っています。また南極の氷も確実に溶け始めていると  言われています。その結果地球全体に海面上昇が起こり、数10年後には今の陸地が海に  沈む現象が、あちこちに見られるとのことです。  私達、子々孫々にまでこの素晴らしい地球環境を残してあげたいため、地球温暖化の原因と  なる二酸化炭素の放出等に気をつけたいものです。  弊社でも、この問題に直結したエネルギ-節約のため、電力量を少しでも節約する技術提案  を、この3月中にまとめ上げ、お客様にお届けするつもりです。   -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月22日(金) NO.43 真の教育とは?    テレビの金八先生を見ながら、この4月から実施される総合教育改革と称した、来年度の  教育について考えてみました。週5日制の目的は今までの偏差値教育から、子供達の心に  少しでもゆとりをとのことに、その主旨があると思いますが、どうでしょう。  聞くところによりますと、中学のクラブ活動は、今まで担当の先生が顧問として就いていたの  が、今度は先生本人の選択によるとのことで、必ずしも選ばなくてもよいとのことです。  従って先生が顧問として選ばなかったクラブは、事実上、存続不可能です。  また、一方ではある地域から要請のあった、休日の土曜日ですが、日頃どうしても不足がちと  なる学習の補習的扱いが、文科省によりその答申で認められました。    何か、すごく中途半端なものをそこに感じます。テストで良い点をとるのが真の教育ではなく、  全ての子供達に光を与えるはずの教育ではなかったかなと、考えてしまいます。  子供達にはそれぞれ必ず優れたものが、どこかにあるはずでそれを見つけ、興味を引きだし  てやるのが、余裕(ゆとり)の教育であったはずです。  今のままでは、いたずらにただ塾などの学校外学習を助長するような気がします。  これで良いのかニッポン。詰め込み式のガリ勉で、良い学校を出て大きな会社や諸官庁に  入った挙げ句、し出かす不祥事や、こんなはずでなかったリストラに、たった1回の貴重な  人生を見直したはずではなかったか、と改めて問い掛けたくなりました。  こんな中、番組で、「親切」という言葉は親を切り離してからできること、また「息子」は自分の  心の子供で、切っても切れない尊いものだと言っていたのが、とても印象的でした。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月21日(木) NO.42 ワ-ルドカップを前にして    身近に迫ったワ-ルドカップの前哨戦として、全日本サッカ-の真価を問われる、対ウクラ  イナ戦をテレビで観戦しました。その専門家では無いため、技術的詳細はよく解りませんが、  日本の選手層の厚さというか、選手の選び方の難しさを感じました。  帰化して日本人となり、ここで全日本初出場の三都主と、そのキックに定評のある中村は、  左のポジションに拘らず、なぜ併用できないのか、  そして中田・小野・稲本の遠征組が加わったとき、どう選び組み立てていくのか  また昨日の試合で後半目立った動きを感じた小笠原は、果たして使われるのか、と  本番までまだまだ予断の許せない展開があるものと、その興味が一層加わりました。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月20日(水) NO.41 卒業式から...    午前中、PTAの役員として、何十年ぶりかで卒業式に出席してきました。そこには中学生と  は思えない、頭を金髪に染め、ピアスをつけ、だらしなくシャツを外に出した、ほんの一部の  子供達を見掛けたものの、全体としては忘れていた懐かしい感動が蘇り、熱いものがこみ上  げてくるものでした。特に我が母校でもあることから、ひさしぶりに大きな声を出しながら、歌っ  たその校歌は感慨深く、とても気持ちの良いものでした。  また我が家でもここで卒業となる真ん中の娘が、在校生から記念に贈られる式歌の最中、  ハンカチで流れるその涙を拭う姿は、やはり卒業式ならではのもので、さわやかなものを感じ  新たな旅立ちとなる彼女に、そっとエ-ルを送りました。   -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月19日(火) NO.40 政治家のけじめ    鈴木宗男氏に続き、元幹事長の加藤紘一氏も自民党を離党しました。ちょっとおかしいなと  思うのは、離党さえすればけじめがついたいう、党周囲の風潮です。おかしなことをやって、  それを指摘され、釈明が充分できないからこそ問題になるわけで、党を離党したって何の責任  も取っていないことになり、国民には理解に苦しむところです。いわば自民党の中のことで、  公には通用しない、私的な論理です。もっと言い換えれば、悪いことをして日本人の国籍を  周囲から外されたようなもので、その償いや責任には何も触れていないことと同じです。    本人が我が身の潔白を訴えるのなら、党内で何を言われようがそこに留まるべきです。  それができず、十分な弁明ができないからこそ、そこにはいられず、こそこそと逃げ出さない  わけにはいかなくなったものでしょう。    それなら議員を辞めるなり、本当のけじめとなるものを国民に対し、しっかりと示すべきです。  こうしたことには、いつも国民不在で、政治家の勝手な論理がまかり通っているのが許されま  せん。もっともこの2人に限ってのことではないゆえ、ややこしく私達がその理解に苦しむとこ  ろなのでしょうが...   -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月18日(月) NO.39 若者の対比    テレビのNHKスペシャルを見てちょっと考えさせられました。イスラエルの18歳の青年が  ここで徴兵となる時期、その兵役拒否を扱ったものでしたが、改めてイスラエルとパレスチナ  の対立の複雑さを知らされました。相次ぐイスラエルにおいての自爆を含むテロ活動への  報復として、その軍におけるパレスチナへの攻撃はすさまじいものとなっています。  これに抗議し、その憎しみからテロ活動が繰り返され、双方の悪循環となっているわけですが  青年は自分達が兵役につくことを拒否することによって、現在の政策を人々に見直す機会と  して訴えているわけです。果たして軍が攻めることがよいのであろうかと。  この兵役拒否には刑務所入りや、将来の公務員等への就職にも制限の付く、大きな代償を  抱えての行動です。ただ兵隊になるのが嫌であるという逃避ではなく、そこに青年らしい、  さわやかな勇気あるものを感じました。  これが今の日本であったらどうでしょう、わざわざ緑の黒髪(女性はこう呼ぶが、男子では何と  呼ぶのでしょうか)を茶や金色に染め、耳にはピアスをつけた若者達にとって、まるっきり別世  界の話として聞く耳も持たないでしょう。世はデフレと言えども、何処吹く風で依然として、元禄  の再来のような現状です。また別の機会に触れたいと思いますが、食べ散らかしの美食飽食  にも目に余るものがあります。つくづく考えてしまいます。果たして今の日本、このままで良い  のであろうかと。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月16日(土) NO.38 ウィルス情報その1    日本語の「Re:重要」「Re:例の件」といった、思わせぶりな件名のメールが送られてきたら  ご注意を!それは今繁殖しているウイルスに感染したメールの可能性が大です。  感染したメールにはpatch.exeというファイルが添付されていて、ファイルを開けると自分の  メールソフトに登録してあるアドレスにファイルの複製を添付して、“勝手に送信”してしまい  ます。現時点では、破壊活動は確認されていないようですが用心するにこした事はありません  怪しいメールは即ごみ箱へ!    毎日のメルマガから、上記のウィルス情報がありました。くれぐれもご用心下さい。   -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月15日(金) NO.37 電力料金のしくみ    電力量の料金のしくみをご存知ですか。こう申し上げる私をはじめ、なかなか知らない方が  多いのではないかと思います。  今弊社では、この3月中に何とかまとめ、お客様に新たに提案したい省エネ技術提案があり  ます。この中で、電力量の使用料金の構成を確かめようと、東京電力に問い合わせてして、  恥ずかしながら、そのしくみがやっと解りました。  まず、基本料金はその契約のKVAの額により、異なります。ですから使いもしないのに、むや  みやたらに大きい契約は損なことになります。次にその使用料金は電力量の使用量に応じ、  3段階の料金に分かれることになります。明細に記入されている1段・2段・3段料金がそれに  値します。4月1日から少し値下げになるとのことですが、その使用基本単価は下記の通りで  す。     1段料金 0~120kWh  16.41円,  2段料金 120~300kWh  21.78円     3段料金 300kWh以上  23.85円  (例)例えば1ヶ月の使用電力量が1000kWhであるとするとその料金は     1段料金として120×16.41=1969円     2段料金として180×21.78=3920円     3段料金は残りの700×23.85=16695円となり     請求額は基本料金+1段料金+2段料金+3段料金+消費税その他となるわけです。    何はともあれ、毎月のことゆえ、少しでもその節約を考えたいものです。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月14日(木) NO.36 失敗を恐れない    昨日、公立高校の入試発表がありました。そこには毎年引き継がれている、悲喜こもごもの  ドラマがあります。本人の努力が実って、運良く合格した人は良いものの、中には不幸にして  自分の描いた通りの結果に終わらない方がいます。私の知人のご子息もそうでした。  こんな時、どうやって慰めたり、接したりしてよいか、ちょっと躊躇してしまいます。昔、テレビの  中学生日記に先生役で出演していた方が、講演でこんなことを言われていました。  「君たちはまだ年にして14か15だと思います。人生は今80年とも言われている中、今まで  生きてきたのはせいぜい1/5か1/6の期間に過ぎません。それを1日に換算するとほんの  4時間か5時間しか経っていません。1日の始まりが午前0時だとすると、4時か5時では夜も  明けません。1日の始まりは夜が明けてお日様が出てからです。従って夜明け前に何が起こ  ろうと、それは大したことではありません。1日(人生)はこれからです。些細の失敗にくよくよ  することなく、これからを胸を張って生きればいいのだ」と。  この言葉をいつも思い出し、そっと応援歌で贈りたいと思っています。   -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月13日(水) NO.35 実践する大切さ    商工会議所主催の経営戦略セミナ-に参加してまいりました。1つは「チャレンジ精神が新  しい日本を作る」と題し、今だからこそ中小企業にチャンスがあるとの内容でした。  それだけ聞くとお定まりのようにも聞こえますが、私にとってはなかなか参考になりました。  PLAN-DO-CHECK-ACTIONを短期間に繰り返し、実践する大切さを説いていました。  とかく計画倒れで終わることが多い中で、実行してみて初めてその計画が正しかったかどうか  が、結果から判断できるのであり、例えうまくいかなくてもその後の選択の道が絞り込めるこ  とを言っていました。やはり今一番必要なのは何を置いても実行しトライすることです。  また第2部は楽天の監査役からEコマ-スの仕組みとこれからの行方について説明がありま  した。ここではかねてからの私の懸案であった、ホ-ムペ-ジにアクセスを増やすのにはと  いう答が見つかりました。結論は商品と違い、私達が述べようとしている技術提案等は、不特  定多数の人はまず見てくれないと思わなければいけないことです。従って他の方法で情報発  信を行い、それをフォロ-するような意味合いでホ-ムペ-ジを位置づけておくということです  自分が見ているからと言って、ほとんどの人、特には私達がそのビジネスの対象として考えて  いる方々が見てくれるだろうといった認識は、見直さなければいけない必要を感じました。    -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月12日(火) NO.34 中部銀行の破綻    静岡第二の地銀の破綻が現実のものとなりました。増資等の再建の道を歩んでいたものの  一旦飛び出した風評の為、預金者が解約などの預金流出が殺到した関係でキャッシュフロ-  の資金繰りが困難となった為とのことです。1回危ないと噂を立てられると怖いものです。  預金等はペイオフ前ですから全額保障され、日本承継銀行(ブリッジバンク)に引継ぎ処理さ  れる関係で、業務上は問題ないでしょうが、その後はいろいろと大変でしょうね。  債務超過などの企業は、これを機会に新たに継承される銀行から切られることになると思い  ます。こうした問題が金融機関の破綻によって派生することが本当に怖いと思います。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月11日(月) NO.33 ある日突然の発病    友人の見舞いに行って来ました。思ったより元気で安心しましたが、私と同じ年で50を過ぎ  てからの、ある日突然の発病です。会社の定期検診で発見されたとのことで、比較的早期の  発見ゆえ不幸中の幸いとも言えるでしょう。ドナの提供者に値する、その符合した方が2,3名  見つかったとのことですが、断られたそうです。提供者自身にもその危険が潜むため、家族  以外への提供となるとなかなか難しいものです。でも幸いにして別の形でその適合している  子供さんからの提供を受けることができるとのことです。まずは一安心です。  中学生時代、毎日家に寄ってくれ、私にさんざん待たされ一緒に3年間学校に通った間柄の  彼ゆえ、1日も早い全快を祈りたいものです。そして人事ではなく我が身も気をつけたいもの  だと強く感じさせられました。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月10日(日) NO.32 気ままに歩く楽しさ    昨日、お天気も良く温かかった関係で、ちょっと歩きたくなり長泉の鮎壺辺りから、駿河平の  上の長泉森林公園まで歩いてみました。距離にして10kmぐらいですか、なかなか気持ちの  良いひとときでした。普段、車で通り過ぎる、知った道でもこうして自分の足で歩いてみると、  意外な発見があるものです。道端の草花や鳥たちのさえずりに耳や目が止まり、見慣れた  景色でも美しく違って見えるから不思議です。また空の青さが一段と澄んだものに感じられ、  空気がおいしく思われるものです。こんなことから立場が違えばずいぶんと勝手なもので、  走り過ぎる車がたいそう邪魔くさく感じられるものです。  ある1面的に物事を捉えるのではなく、様々な角度からいろいろと眺めてみると、このように  見方はだいぶ変わってくるものです。決めつけはいけないなと考えながら、ひさしぶりに歩く  楽しさを思い出した休日のひとときでした。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月8日(金)  NO.31 大改革とは    やはり小泉メ-ルマガジンの境屋太一氏投稿より    大改革は未知と未経験を恐れず、新しい理想と素人の知恵を生かすことから始まるものだ。  明治維新の志士はそれを見事にやってのけたのである。その維新政府の中枢を担った人は  旧幕の政治家や官僚ではなく、また功績のあった薩長の上層部からの横滑りでもない、中央  ・地方の行政に携わったことのない階層の出身者であった。  また産業経済分野でも、汽船は土佐の岩崎弥太郎(三菱の創始者)らにやらせ、郵便は越後  の前島密の提言で全国一律料金切手貼りなどの近代事業を立ち上げた。いわば未知未経験  の素人に委ねたのである。そこに危惧や危険はあったが、だからこそ前時代のしがらみや  既成の概念にとらわれることなく、理想的な近代組織で新式手法が採用できたのである。  明治維新の志士の素晴らしさを改めて感ずると共に、私達会社にも共通して言える、改革の  ヒントがあるようにも思えました。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月7日(木)  NO.30 デフレより学ぶこと    小泉メ-ルマガジンより  「デフレ」とは物やサ-ビスの値段が継続的に下落する状況である。日本の物価は諸外国に  比べ、元々高いのだから下がるのは良いことではないかという意見があるが、これはあくまで  も自分の所得が変わらないという前提があればこその話で、デフレが続けば結局給料も下が  ることになる。一番問題なのは企業にとって価格が下がり、売上げ(収入)が低下したとき、  過去の借金が元のまま残ることである。つまり借り入れの実質的負担は大きくなるということ  が問題なのである。    政府の打ち出した今回のデフレ総合対策の可否は私達にはよく解りません。  でも上記のことから言えるのは、社員の給料を下げるようなことになってはいけない、そして  それには会社の売上げを少なくとも今までと同様に確保しなければいけないということが、  私達に求められていることではないかと知り、考えさせられました。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002年3月6日(水)  NO.29 会社創立記念日    今日は弊社の創業31年を記念する創立記念日です。  24節気の1つで、冬ごもり中の虫が外に出てくる頃の「啓蟄」をちなんで、その記念日と当て  ています。私達もそろそろ冬眠から目を覚まさなければいけません。このピンチの時代こそ  チャンスなりと、私達の戦略を強く打ち出す必要を感じています。