会長の”三行日記”

2016.06.02

リュックサック No.2844

 リュックサックと言っても好きな登山に使うものばかりではありません。近頃、街を歩いていても若者が多いのですが、リュックサックを背負って普通に歩いている人を多く見かけます。先日の佐賀に出掛けたときも、福岡の街などでは多くの使用する人を見掛けました。

このリュックサックの流行は一説には自転車ブ-ムに呼応したとも言われています。何と言っても両手が自由になるからです。このため若者だけでなく、学生から社会人まで幅広い世代で人気が高まっていると言われています。

老舗バッグ店の話では、昨年の秋ごろから若い女性たちがタウンファッションとして、大きめのリュックサックを背負うようになり、人気を後押ししていると指摘しています。

またこのリュックサックという言葉はドイツ語ということで、通勤、通学用にはA4サイズの書類が入るサイズが売れ筋だと言います。背中側にクッションを入れてノ-トパソコン専用の収納を備えていたり、背負ったまま横から荷物を取り出しやすくしたものなど、あちこちに工夫が凝らされているみたいです。

これなら両手が空くだけに便利で使いやすいものです。それから肩ひもを調整して手提げとして使えるタイプもあり、旅先で使い分けることもできるとのことです。また年配者には革製のものが人気を呼んでいるみたいです。

ですからリュックサックはもうファッションの一部になっているのですね。そういえば甲子園の野球に出場している各高校のメンバ-がベンチ裏に引き上げるとき、やはりリュックサック型のバッグが主流になっているのを思い出しました。

ちょっと前までは大きな手提げのスポ-ツバックでしたが、ほとんどのチ-ムがこれに変えているみたいです。トレンドということもあるでしょうが、一度に大きな荷物をたくさん運べる利点があるからでしょう。

とにかくリュックサックといったら山登りしか知らない私たちにとっては、時代の移り変わりを感ずるものです。今さらその流行に乗ろうとは思いませんが、同年代の方々の中にも違和感なく融け込んでいる人を見ると、何とも羨ましいものです。