会長の”三行日記”

2015.02.04

アギ-レ監督の解任 No.2685

節分だった昨日には、静岡朝日テレビで放送している「とびっきり静岡」という番組に、うちのお母さんこと、家内が映し出されていました。これは香川県では節分の日にこんにゃくを食べるという風習があるということで、なぜか香川県小豆島出身の家内の名前が見つけ出され、事前に取材に来てくれたからです。

私も彼女と結婚して30数年経ちますが、そんなことを聞いたのが初めてのような気がします。でもやはりあちら香川県ではそうした習慣があるみたいで、節分という1つの区切りのときに、こんにゃくが砂下ろしと呼ばれるように体中の老廃物を排出させる機能(特にこんにゃくは食物繊維を多く含むため、便秘によい)を持つと言われているからでしょうか。

そんなわけでテレビでもお馴染みの女性の横田キャスタ-が取材に来てくれたわけですが、実際に拝見すると顔も小さく、とても美しい方ですね。節分とこんにゃくという話題と併せ、彼女たちが地域の事業として取り組んでいる、ひだまり亭のことも採り上げてくれましたのでとても嬉しく思っています。

さてご存知のようにサッカ-日本代表のアギ-レ監督が解任されました。スペインでの八百長疑惑で告発が受理されたためとのことですが、アジアカップでの敗戦から日本代表の強化が求められていることから、解任は最悪のタイミングで行われることになったわけです。

何しろどこの国でも既にシ-ズンが始まっており、この時期に後任を見つけるのは至難の業だと言われているからです。ですからもしどこにも所属していない人が残っていても、あまり期待の持てるものではないのでしょうか。

1つにはここまで引き延ばしてきた日本サッカー協会の幹部にも責任があるというものです。当初の任命時、こうした事実を事前に察知するのは難しかったかもしれませんが、十分な事前での身辺調査が行なわれたかどうかも疑問です。

それから八百長疑惑が生じてからも、その対応が後手に回ったとも言えるわけです。今年は6月から早、次期W杯のアジア予選が始まるということです。それゆえにどうやって立て直していくのでしょうか。

またアギ-レ監督になってからは柴崎、武藤選手など若手の有能な選手の登用が光っていて、心境著しいところが見えています。それだけに後任監督が結果を急ぐあまり、果たしてこうした若手の成長にどこまで手腕を揮えるかも疑問に思えることです。

こうなったらあまり外国人監督に拘らず、日本人の有能な指導者でもよいのではないでしょうか。とにかく、前回のW杯やアジアカップで良い結果が出ていないだけに、早急な立て直しが求められるものです。