会長の”三行日記”

2014.05.26

大きな代償 No.2570

 富山で開かれた中同協役員研修会に参加してきました。詳しくはまた別の機会に報告しますが、同友会のビッグ3とも言える、赤石前会長、鋤柄会長、そして広浜幹事長のそれぞれ90分に亘る基調報告はさすがに重いものでした。やはりしっかり学んできたものは実践しなければなりません。

さて話はガラッと変わりますが、売れっ子でもある歌手の薬物使用が発覚しました。多くのフアンを持つ、CHAGE and ASKAのアスカの方です。一言で言って、ずいぶんともったいない話で、フアンを裏切った代償はとても大きなものではないでしょうか。

当初、アスカ容疑者はこの薬物使用を否認していたようですが、尿検査ではアッサリと「クロ」判定が検出されたようで、自宅からも大量の覚醒剤とMDMAが押収され、認めざるを得なくなったようです。

妻でもない女性のマンションに通いつめ、ここをクスリ部屋として使っていたようです。でもちょっと解らないのがこの女性の存在です。伝えるところによると、その美貌が評判の女性容疑者は音楽関係者をはじめ芸能界との交流は深かったようです。

ある化粧品会社のホームページに、まつげ美容液のモニターとして登場するくらい、色白で目が大きく、ほんわか系美人とのことですが、人材派遣大手「パソナグループ」代表者の寵愛を受け、VIPを接待していた実態も週刊誌が報道しているくらいです。

その日本を代表するような大手の経営者が二人を結びつけたようにも伝えられていますが、女性容疑者はこのパソナグル-プの企業を転々としていたようで、現在務めていたカウンセリング会社でも、ただ一人家賃13万円の東京・南青山のマンションを社宅として提供されていたみたいです。

いわば普通のOLとは異なる、代表者から特別扱いされた秘書同様の存在だったのです。それがアスカと結びつくわけですから、女性の方もしたたかで怖い存在のように見えるものです。

そして二人の逮捕のきっかけはどうもアスカの奥さんからの通報のようです。この1年、アスカ容疑者は家でも意味不明な言動をすることが増えてきていたようで、夜に帰ってこない日もたびたびあったそうです。

ですから妻が夫の体を心配していたわけで、奥さんの方にはまだ一かけらでも、夫に対する愛情は残っていたのではないでしょうか。薬物使用といえば、どうしても男女関係が切り離せないわけで、多くのフアンだけでなく、彼の体のことを心配する奥さんに対しても大きな裏切りと言えるわけです。

考えられないのが、そんなに簡単に大事なものを自分から捨てることができるのかということです。でも言い換えると一度染まってしまった薬物への依存は、そんなに簡単に拭い去ることができないということでしょうか。本当に怖いものです。そしてこれによる代償は大きく、とても取り返しのつくものではありません。

明日は一日、地元のお客様のエヤシャワ-装置の改造工事で出張するため、カキコミは休ませていただきます。