会長の”三行日記”

2014.03.13

その後のひだまり亭 No.2541

 家内とスタッフが頑張っている、その後のひだまり亭の様子を少しお伝えしたいと思います。一昨年の4月にオ-プンして以来、2年近くの歳月が流れました。お陰さまで今も元気にスタッフと共に、地元の常連さんや小さなお子さんを連れた若いお母さんたちが集い、賑わいを見せています。

つい先日もこの様子を静岡新聞が取材していただき、新聞にも写真付きで載せてくれました。以下がその扱っていただいた記事です。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140307-00000017-at_s-l22

記事では、代表である家内に大きくスポットライトが当たっていたようですが、こうして2年もの間、続けてこれたのはボランティアで務めてくれている方々のお陰です。12人ぐらいの方がロ-テ-ションで月~木の期間、順番に食事を作ったりその世話に当たってくれているのです。

この貴重な方々の存在を何よりも忘れてはいけません。そしてその他にも地域の老舗の茶業会社からは、定期的に無料でお茶も届けて頂いている他、会社への贈答品などがあるとその食材も提供してくれたりしているのです。

本当に有難いものです。また野菜など、地域の方々から結構届けていただくのも馬鹿になりません。それから新聞にも載っていた開店以来の常連客である方からは、知り合いが釣ってきたといってはその度に、大きな底物の魚(タイ、カサゴなど)など何度もいただき、ひだまり亭の食卓を賑わすことがあるのです。

まさにこうしたいろいろな方々の温かいお気持ちで支えられていると言っても過言ではありません。ひだまり亭に集うのは地元の集会所ですが、ここは老人憩いの家という意味合いを持つ場所です。

それゆえに老人に限らず、地域のいろいろな方々が日々、気軽に集うことができればその役目も果たされるというものです。しかしながら全く頭の痛いことがないわけでもなく、スタッフにも言うに言われぬ悩みがあるようです。

それは毎日の来店客が全く読めないからです。でも開店してお客様の来場に備える以上、ある程度の人数を見越して食材の準備はしなければなりません。それが雨が降ったりしてお天気が悪かったりすると、バッタリその足が途絶えてしまうことがあるのです。

これはこのような職業に就いている人には日常茶飯事的なことかもしれませんが、慣れないスタッフには折角、腕を振るって待ち構えているだけに結構、精神的に応えるみたいです。やはり金銭的な問題ではなく、肩透かしを食らったような気持ちになるからでしょう。

でも実際には少しもそんな様子を顔にも出さず、務めてくれています。それゆえ、ただただ感謝の気持ちしかありません。4月になると、このひだまり亭の取り組みをSBSのテレビでも紹介していただけるという話も聞きました。とにかく笑顔がいっぱい溢れている場所だけに、機会があれば是非覗いてやって欲しいと願っています。