会長の”三行日記”

2014.02.17

大雪その1 No.2527

 やあ、とにかく先週末の大雪にはまいりましたね。あちこちで孤立状態が続いたりして大変だったというか、今でも大変なところがあるみたいですが、私もその影響をもろに受けた一人でした。

それもその前の週の日曜日に続き、2週連続のことでした。まず最初は9日の日曜日のことです。この日は弊社製品の制御盤をトラックに積み込み、東京の平和島まで届ける予定でした。

しかし前日にもたらした大雪の関係で、大動脈の東名高速がまず機能しなくなったのです。雪の影響は少しあるかもしれないがタイヤチェ-ンさえ持っていれば何とかなるだろうと高をくくり、会社を出たのが朝の5時過ぎです。

このくらいの時間に出て行けば、たとえチェ-ン規制があったとしても、現地9時搬入には何とか間に合うだろうと読んでいました。ところが東名の沼津料金所を潜った途端、車が全然動いていないのです。

全て上りの車が身動きできないでいるのです。しばらくして警察官が東名を下りに向かう車の交通整理でやってきました。料金所を入ってすぐのところで渋滞している関係で、下りの本線は空いているのですがICの入口まで行けないでいるのです。

このため警察官の指示で下りに向かう道を開けるため、私の車もバックなどして通路を調整したのです。そのときこの警察官から「当分、上りは動きませんよ」との言葉を投げ掛けられたことから、「ここでUタ-ンはできますか」と聞いてみました。

構わないということでしたので、早めに東名はあきらめることにしてそのまま246号線に向かいました。しばらくは順調だったのですが、裾野付近まで来るとやはり多くの車が本線に止まったまま全然動かないでいるのです。

あまり動かないことから周囲の車に連られるようにタイヤチェ-ンを巻くことにしました。でもトラックのチェ-ンは初めて巻くこともあって、悪戦苦闘でなかなか思うようにいきません。こうして時間は掛かりましたが、苦労しながらも何とかチェ-ンを着けることができたのです。

そしてこれだけ少なくない時間が掛かったわけですが、本線上は一向に車は動いてくれません。これではいつになるか判らないと判断し、チェ-ンも着けたことだし雪の道でも構わないと、別ル-トの箱根の山道に挑戦することにしました。

これが意外や意外、車は少ないし雪は綺麗に掻いてくれてあったお陰で、かえってチェ-ンが邪魔になるくらいだったのです。ところが順調だった箱根に引き換え、小田原から厚木に向かう小田原-厚木道路は雪で通行止めだったため、西湘バイパス経由で一旦、平塚に出て一般道を厚木まで向かうことになったのです。

こうして何とか厚木からは東名に乗ることができたのですが、厚木で本線に入った途端、びっくりしたのが後ろからほとんど車が来ないことです。きっと裾野-御殿場-大井松田間でまだ雪掻きが終了せず渋滞が解消していなかったのではないでしょうか。

そうしてみると回り道はしたものの、選択したル-トは案外、正解だったかもしれません。こうしてあちこち通行止めだった首都高速を縫いながらも、何とか9時20分ぐらいには現地に辿り着くことができたのです。

でも一人の運転でしたし、わだち状態の道路をずっと走っていっただけにずいぶんと疲れたものです。それがまさか翌週も同じ経験をするとは、このときは夢にも思わなかったものです。続きはまた明日紹介させていただきます。