会長の”三行日記”

2012.05.16

金環日食 No.2209

本州で129年ぶりという金環日食が来週の月曜日、観ることができます。地球と太陽の間に月が重なり、リングのように輝くからそう言われています。
 
これに纏わる商売合戦も激しいものがあり、観測に使われる日食グラスと呼ばれる、専用のメガネもあちこちで売り出され、既に品薄とも言われているくらいです。
 
でも、どうやらこの専用メガネでないと、相手が太陽だけに目を傷めるとも言われ、普通のサングラスやゴ-グルなどでは駄目みたいです。
 
またこの他、写真撮影用の器具なども売れ筋になっていますが、「金環食の下でプロポ-ズを」と触れ込んだ金の指輪まで登場して、このブ-ムにあやかろうとしています。
 
と言うのも、あの人気グル-プのドリカム(ドリ-ムズ・カム・トゥル-)の名曲・時間旅行の歌詞の中に、「指輪をくれる? ひとつだけ 2012年の金環食まで待っているから-」という一節があることから、その影響もあるみたいです。
 
ですから、日食の日にプロポ-ズをしたいから指輪が欲しいといった、問い合わせも少なくないようです。ところでこの金環日食が観られる日本は、世界の中でも特等席だと言われています。
 
月が太陽全体を隠すのは「皆既日食」と言われていますが、それよりも太陽の真ん中だけ射抜くように隠す「金環日食」の方が、太陽がリングのように輝くだけに、ずっと綺麗で素敵ではないでしょうか。
 
日食が始まる時間は東京が午前7時31~32分、名古屋が7時29分~30分と言われていますから、我が地域は差し詰め7時30分頃でしょうか。子どもたちにとっては通学の時間帯にも当たり、可哀想なところですが、何か特別な配慮があるものでしょうか。
 
とにかく、今回のように日本国内の広い範囲で観測できるのは、実に約930年ぶりとも言われていることから、見逃すこともないものです。私も早速ネットで日食観察グラスを購入致しました。
 
日頃は宇宙や天体観測などに何も興味を示さない私ですが、やはり物好きな輩の一員なのでしょう。あとは当日の晴天を祈るばかりです。でもちょっぴり、そのお天気が気になるようなことも伝わっています。何とか日本中、多くの人たちが楽しみたいものです。
 
明日17日は5月連休の振り替えで、個人的に一日お休みを頂きますので、カキコミは休ませて下さい。