会長の”三行日記”

2012.04.25

揃って2000本 No.2201

お陰さまで仕事も順調に進んでおり、製作に追われていた社内もやっと一段落です。月曜日は雨が降りしきる中、盤を積んで浜北まで納品に行ってきました。やはり雨降りよりお天気の良いときの方がいいですね。後は28日から始まる4箇所の連休工事に備えるだけです。
 
さて、ヤクルト球団に深い縁のある二人の選手が、偶然にも2000本安打にあと少しと迫っています。一人は同球団で今もバリバリの現役で頑張っている宮本選手ですが、もう一人はかつてこの球団で活躍していて、今は日本ハムに移籍した稲葉選手です。
 
両選手とも昨日も1本ずつ打ちましたから、宮本選手があと8本、そして稲葉選手があと6本と、もう時間の問題とも言える状況です。奇しくもこの二人、1994年の同期入団とのことで、宮本さんがドラフト2位、稲葉さんが3位の指名という経緯があるのです。
 
入団後、野村、若松監督の下、日本一に3度輝き、ヤクルト黄金期とも言える時代を支え合った間柄でもあるわけです。そして別々の球団に分かれた今でも大の仲良しで、開幕から絶好調の稲葉選手に宮本選手が「お前がめちゃくちゃ打つから重圧になるやろ」と、電話で語り合っている仲でもあります。
 
この二人が口を揃えて言うのは、同じ日に晴れて2000本安打を達成できたらよいねということです。過去にもそのようなケ-スは全くなく、同じチ-ムに入団した同期が同じ年に達成したことすらないと言われています。
 
それだけに、できればそのようになれば言うことはありません。それにしても二人とも41歳、39歳という歳を全く感じさせないほどよく打ちます。宮本選手など、この打撃だけでなく、守備でもよく見せてくれます。
 
やはり私たちの見えない裏側で、弛まない精進の積み重ねがあるのでしょう。仲良しの二人が早く2000本安打を、できれば同日達成という偉業を成し遂げてくれることを願っています。余分なことですが、未だにその真意がよく解らないのですが、ヤクルト球団はなぜこの稲葉選手をトレ-ドに出したのでしょうか。