会長の”三行日記”

2011.03.11

国内保護? No.1970

女子ゴルフが開幕し、またまた韓国勢が優勝をさらっていきました。相変わらず、横峯さくらさんとか有村智恵さんらの日本勢が勝てません。
 
この開幕戦も韓国の朴仁妃選手が、昨年の最終戦に引き続き2連勝を飾りました。前日まで首位の藤田幸希選手は最終日に76の大崩れで、それまでの貯金を活かすことができなかったのです。
 
何しろ去年、日本で行われたこの女子ト-ナメントは34戦中、15勝も韓国勢がさらっているのです。それだけに昨年同様、またこの韓国勢の強烈なパワ-に今年も圧倒されるのではないかと懸念されるものですが、協会は危機感を募らせ、少し対策を練っているようです。
 
これは外国人選手が出にくくなるようなシステムで、出場資格に制限を加え始めたものです。もちろん前年度50位までのシ-ド選手は、ほぼ全試合出場できるのですが、それに漏れた選手らを対象に翌年に向けた予選会というものがあります。
 
この予選会が1次から4次まであって、昨年までは米、欧、韓国など、海外ツア-である程度実績があれば、途中からの出場でも参加できたそうです。
 
しかし今年からは全て最初の1次会から出なければいけなくなり、これが長期間に亘ることから、外国人選手にとっては日程調整が難しくなったのです。
 
狙いは世界最強となった韓国勢に対するところが大きいものと思われますが、その裏事情にはスポンサ-離れを防止する意味もあるようです。
 
何しろ韓国勢ばかり勝っていては、テレビ中継にしても視聴率がなかなか上がりません。そして大会を支えるスポンサ-なしでは成り立たないのです。
 
また全試合の20%に当たる、7試合前後の試合に出場しなければ、翌年の出場権ももらえなくなったと言います。宮里藍ちゃんなど、人気選手を日本の試合に出場させる狙いからです。
 
こうした日本人選手保護対策のような措置をとるのも、苦肉の策かもしれませんが、ちょっと考えさせられてしまいます。それより、もっと誰が来ても、日本人選手が堂々と勝てるようにするのが先決だと思うのですが...とにかく一層の奮闘を願うばかりです。
 
昨日は突発の事情によりカキコミができませんでした。ご容赦下さい。